高橋維新のページ

　これもブーストゲーかつセールで安くなっていた（275円）のでやってしまいました。
　タイトルの"one night stand"というのは、「一夜限りの（肉体）関係」のことを示す英語のスラングです。

　このタイトルの通り、主人公が目覚めると、隣で裸の女性が寝ているという導入からこのゲームは始まります。主人公も素っ裸であり、昨夜の記憶はほとんどありません。そして、目覚めた場所はどうも女性の家のようです。主人公は家にあるものを調べながら昨夜何があったかを探っていくことになります。他方で、あんまり詮索するような動きをすると女性に嫌われてしまい、家を追い出されます。

　そういうゲームです。マルチエンディングのビジュアルノベルです。真相に対する探求心と、女性と今後もつながっていきたいというスケベ心の間でうまくバランスをとりながらグッドEDを目指すゲームです。

　ただ、真相は明らかにしたところで大したものはないです。またスケベ心の方もこれが映えるようなコミカルな演出や展開が待っているわけでもありません。全体的にフワフワしていて中途半端です。全てをやり終えても大した感想は抱きません。なんというか、無の境地に達することができます。

　ボリュームは薄く、トロコンまでやっても1時間ちょいです。クロスバイ対応なので275円と2時間ちょいでプラチナが2つ手に入ると思えば、それでいいじゃないの。

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