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帰ってきた 魔界村
帰ってきた 魔界村 
誘惑に抗いきれずにやってしまいました。やったのはPS4版です。
往年の名作2Dアクションです。原作や魔界村シリーズの過去作は、弟はやったことがあるようですが、私はゲームセンターCXでのプレイ動画を見たぐらいで、自分でプレイしたことは一切ありませんでした。本作は、作風や操作性は原作に忠実にリメイクされているようです。
そうです。リマスターではなく、リメイクです。ステージや敵の元ネタになっているのは主に魔界村と大魔界村のようですが、結構大胆に再構成がされています。
実際にやってみて、魔界村の難しさの原因が色々と分かったので、まとめておきます。
�〜犧鄒�のクセがかなり強い。
a.まず徒歩の速度が遅い。ジャンプを繰り返して進んでいった方が実は速い。
b.ジャンプもかなり不自由である。空中での左右移動はほぼできないので、例えば右にジャンプをしたい場合はジャンプする前から右に動いておく必要がある。ジャンプしてから右方向に入力してもほとんど動かないし、逆方向への方向転換など夢のまた夢。ジャンプボタンを押してから実際に跳ぶまでのタイムラグも普通のゲームと比べるとワンテンポ分くらい長いので、慣れるまでは落下死が頻発する。
c.武器を使うといちいち立ち止まってしまう。ところがジャンプ中は動きながら武器を使えるので、何かを追ったり何かから逃げたりする局面で敵や障害物を除去する場合は、ジャンプ中に武器を使うということを意識する必要がある。
�∋擁�八方から雑魚が無限に湧いてくる。
��ザコの攻撃を食らうと若干吹っ飛ばされる仕様
この仕様のせいで、足場の不安定な地帯で�△量妓騨�き雑魚に出くわすとよく落下死が生じる。
�ぅ妊侫�ルトでは2回食らったら死という耐久力の低さ。
�ド雋錣龍�弱が激しい。
武器はいくつか種類があるが、使えるものは短剣（まっすぐ画面端まで飛んでいくうえに連射可能）とボウガン（連射はできないが、斜め上と斜め下への同時攻撃が可能。黄金の鎧になれば一度に発射するボウガンが4発になり、弾幕を張れる）、次点でジェネリック短剣の槍ぐらいで、あとの武器にもそれぞれの特徴はあるものの、その特徴を生かせる場面に乏しい。そのくせ武器は無限湧きのザコ（の中にたまにいるアイテム持ちのザコ）からランダムドロップするので、意図せぬ武器を入手してしまう「事故」がしばしば起きる。
�Ε愁Ε襯轡蝓璽困里茲Δ塀藐�殺しの罠が多い（落ちる床、特定地点を通過すると初めて出る敵、武器を当てると敵の出るスイッチギミック、宝箱かと思ったら敵が出現するギミック等々）。
�Д船Д奪�ポイント間のストロークが長い。
�┘譽奪疋▲蝓璽沺爾�強い。
とはいえ、本作では難易度がだいぶマイルドにされています。「孤高の騎士」という上から2番目の難易度（作り手がノーマルと認識している難易度だとどこかで見ました）であれば、�▲競海論簑侘未�だいぶ抑え目になりますし、�ぜ膺邑�アーサーの耐久力もだいぶ上がります（4〜5回は食らえるはずです。鎧から即パンイチではなく、鎧が部位ごとにだんだん壊れていきます。結構新鮮です）。また�Г砲弔い討癲�一番上の「伝説の騎士」という難易度だと中間ポイントとボス前の2ヶ所にしかチェックポイントがない（原作の仕様と同じ……はずです。また中間ポイントはないステージもあります）のですが、「孤高の騎士」であれば各チェックポイント間に「復活の旗」というチェックポイントがたくさん設置されます。
更に、魔法が強化されています。大魔界村で追加された魔法は、黄金の鎧を着ているときに使えるようになるものでしたが、今作の魔法は装備さえすればどんな状態でも使えます（1回使うと魔法ごとに異なるクールダウン時間を挟むので、連発はできません）。どの難易度でも使え、ステージ中で集められる「オービィ」という妖精を使って色々な魔法をだんだん解放していく仕組みになっていますが、武器を複数同時に持てたり、鎧を復活させたり、一定確率で生き返らせてくれたり、レッドアリーマーも含め画面上の敵を一撃で倒せたりといった便利なものがたくさん揃っています。これらをフル活用すれば、私みたいなヘタクソでも「伝説の騎士」でトロコンができました。
※実は「伝説の騎士」でも、同じステージで10回死ぬと一時的に難易度を下げてリトライすることができるようになります。これを実行すると�きГ蓮崚狙發竜鎧痢廚了斗佑里泙泙如↓△離競海粭�の量だけが減ります。全部のステージをこの状態でクリアしたのはここだけの話です。
とにもかくにも、私がここまで本作をやりこめたのは、高難易度とはいっても何度もトライすればちょっとずつ前進できるようになっているバランス調整の妙ゆえです。「伝説の騎士」なので次のチェックポイントまでは一息に進む必要があるのですが、どこに罠があってどこから敵が出てくるのかというのを死にながら覚えていけば本当に徐々に徐々に前進できるようになっている（失敗はしてもアーサーの死ぬ場所がだんだん次のチェックポイントに近付いていく）のです。そういう意味では死にゲーと同じようなゲーム性を確実に備えた作品なのです。操作性のクセも、（クセの方向性が違うとはいえ）ソウルシリーズに似通っている部分に思えてきます。
ゆえに、死にゲー好きは是非一度やってみてください。周回を重ねるとだんだん難易度が上がっていく仕様も今考えるとソウルシリーズそのものです。各ステージの最後に控えるボス戦も、ボスの攻撃を掻い潜りながらチクチクと削っていく戦い方が主になるので、やはりソウルシリーズっぽいです。
実はステージは全部で7つ（最低難易度の「見習い騎士」を除けば、2周目以降には出現する敵やギミックが変わり難易度の上がった「深魔」というバージョンが各ステージでプレイできるようになるので、それも数に入れると14）しかないのですが、オービィ・魔玉・宝箱の収集といったやり込み要素もありますし、伝統的な仕様として2周目以降をプレイしないと完全クリアができないようになっているので、ボリュームはそれなりにあります。3990円とフルプライスではないので、この機会に是非どうぞ。
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往年の名作2Dアクションです。原作や魔界村シリーズの過去作は、弟はやったことがあるようですが、私はゲームセンターCXでのプレイ動画を見たぐらいで、自分でプレイしたことは一切ありませんでした。本作は、作風や操作性は原作に忠実にリメイクされているようです。
そうです。リマスターではなく、リメイクです。ステージや敵の元ネタになっているのは主に魔界村と大魔界村のようですが、結構大胆に再構成がされています。
実際にやってみて、魔界村の難しさの原因が色々と分かったので、まとめておきます。
�〜犧鄒�のクセがかなり強い。
a.まず徒歩の速度が遅い。ジャンプを繰り返して進んでいった方が実は速い。
b.ジャンプもかなり不自由である。空中での左右移動はほぼできないので、例えば右にジャンプをしたい場合はジャンプする前から右に動いておく必要がある。ジャンプしてから右方向に入力してもほとんど動かないし、逆方向への方向転換など夢のまた夢。ジャンプボタンを押してから実際に跳ぶまでのタイムラグも普通のゲームと比べるとワンテンポ分くらい長いので、慣れるまでは落下死が頻発する。
c.武器を使うといちいち立ち止まってしまう。ところがジャンプ中は動きながら武器を使えるので、何かを追ったり何かから逃げたりする局面で敵や障害物を除去する場合は、ジャンプ中に武器を使うということを意識する必要がある。
�∋擁�八方から雑魚が無限に湧いてくる。
��ザコの攻撃を食らうと若干吹っ飛ばされる仕様
この仕様のせいで、足場の不安定な地帯で�△量妓騨�き雑魚に出くわすとよく落下死が生じる。
�ぅ妊侫�ルトでは2回食らったら死という耐久力の低さ。
�ド雋錣龍�弱が激しい。
武器はいくつか種類があるが、使えるものは短剣（まっすぐ画面端まで飛んでいくうえに連射可能）とボウガン（連射はできないが、斜め上と斜め下への同時攻撃が可能。黄金の鎧になれば一度に発射するボウガンが4発になり、弾幕を張れる）、次点でジェネリック短剣の槍ぐらいで、あとの武器にもそれぞれの特徴はあるものの、その特徴を生かせる場面に乏しい。そのくせ武器は無限湧きのザコ（の中にたまにいるアイテム持ちのザコ）からランダムドロップするので、意図せぬ武器を入手してしまう「事故」がしばしば起きる。
�Ε愁Ε襯轡蝓璽困里茲Δ塀藐�殺しの罠が多い（落ちる床、特定地点を通過すると初めて出る敵、武器を当てると敵の出るスイッチギミック、宝箱かと思ったら敵が出現するギミック等々）。
�Д船Д奪�ポイント間のストロークが長い。
�┘譽奪疋▲蝓璽沺爾�強い。
とはいえ、本作では難易度がだいぶマイルドにされています。「孤高の騎士」という上から2番目の難易度（作り手がノーマルと認識している難易度だとどこかで見ました）であれば、�▲競海論簑侘未�だいぶ抑え目になりますし、�ぜ膺邑�アーサーの耐久力もだいぶ上がります（4〜5回は食らえるはずです。鎧から即パンイチではなく、鎧が部位ごとにだんだん壊れていきます。結構新鮮です）。また�Г砲弔い討癲�一番上の「伝説の騎士」という難易度だと中間ポイントとボス前の2ヶ所にしかチェックポイントがない（原作の仕様と同じ……はずです。また中間ポイントはないステージもあります）のですが、「孤高の騎士」であれば各チェックポイント間に「復活の旗」というチェックポイントがたくさん設置されます。
更に、魔法が強化されています。大魔界村で追加された魔法は、黄金の鎧を着ているときに使えるようになるものでしたが、今作の魔法は装備さえすればどんな状態でも使えます（1回使うと魔法ごとに異なるクールダウン時間を挟むので、連発はできません）。どの難易度でも使え、ステージ中で集められる「オービィ」という妖精を使って色々な魔法をだんだん解放していく仕組みになっていますが、武器を複数同時に持てたり、鎧を復活させたり、一定確率で生き返らせてくれたり、レッドアリーマーも含め画面上の敵を一撃で倒せたりといった便利なものがたくさん揃っています。これらをフル活用すれば、私みたいなヘタクソでも「伝説の騎士」でトロコンができました。
※実は「伝説の騎士」でも、同じステージで10回死ぬと一時的に難易度を下げてリトライすることができるようになります。これを実行すると�きГ蓮崚狙發竜鎧痢廚了斗佑里泙泙如↓△離競海粭�の量だけが減ります。全部のステージをこの状態でクリアしたのはここだけの話です。
とにもかくにも、私がここまで本作をやりこめたのは、高難易度とはいっても何度もトライすればちょっとずつ前進できるようになっているバランス調整の妙ゆえです。「伝説の騎士」なので次のチェックポイントまでは一息に進む必要があるのですが、どこに罠があってどこから敵が出てくるのかというのを死にながら覚えていけば本当に徐々に徐々に前進できるようになっている（失敗はしてもアーサーの死ぬ場所がだんだん次のチェックポイントに近付いていく）のです。そういう意味では死にゲーと同じようなゲーム性を確実に備えた作品なのです。操作性のクセも、（クセの方向性が違うとはいえ）ソウルシリーズに似通っている部分に思えてきます。
ゆえに、死にゲー好きは是非一度やってみてください。周回を重ねるとだんだん難易度が上がっていく仕様も今考えるとソウルシリーズそのものです。各ステージの最後に控えるボス戦も、ボスの攻撃を掻い潜りながらチクチクと削っていく戦い方が主になるので、やはりソウルシリーズっぽいです。
実はステージは全部で7つ（最低難易度の「見習い騎士」を除けば、2周目以降には出現する敵やギミックが変わり難易度の上がった「深魔」というバージョンが各ステージでプレイできるようになるので、それも数に入れると14）しかないのですが、オービィ・魔玉・宝箱の収集といったやり込み要素もありますし、伝統的な仕様として2周目以降をプレイしないと完全クリアができないようになっているので、ボリュームはそれなりにあります。3990円とフルプライスではないので、この機会に是非どうぞ。
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