当wikiは、高橋維新がこれまでに書いた/描いたものを格納する場です。

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 筆者の性教育の原点であります。これを中1ぐらいのときに読んで母親に「クンニリングスとは何か」と聞いたのは覚えている。これとほぼ同時に文春の「淑女の雑誌から」というコーナーを発見して、少年は水を得た魚のごとくどんどんと気持ち悪くなっていきました。
 もう一つ言うなれば、筆者がおそらく初めて触れた育児エッセイだということ。育児エッセイは、それはそれで好きなのです。それこそ西原先生の『毎日かあさん』、福満先生の『僕小』と『うち妻』、吉田先生の『まんが親』、あとカラスヤ先生の『オレなんかが親になって大丈夫か?』。『ママはテンパリスト』はまだ読んだことがありません。繰り返しますが、『ママはテンパリスト』はまだ読んでません。人の親というのは、どうしても科学に徹しきれない部分もあるらしく、色々宗教的な対立もあって、読者とのやりとりを見てると興味深いのです。
 『まんが親』を読んだ父は、「吉田戦車も堕落したな。所詮人の子か!」と言っていました。堕落したのは確かだと思いますが、私は育児エッセイは育児エッセイで好きなので、それはそれでいいのです。ただ、やっぱり4コマに関しては私を原作につけませんか! 先生!
 ここにあげたような青年漫画の漫画家さんってあんまり周りにファンを見かけない気がするのはなぜだろう。みんないくつになっても少年漫画と少女漫画にはやたら詳しいのに。
 肝心の「私たちは繁殖している」ですが、内田先生は自画像を綺麗に描きすぎだと思います。

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