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星のカービィ ディスカバリー

 カービィの最新作です。ガバスとの交換で手に入れましたが、2022年5月6日にガバスを発送したところ、最終的に届いたのが同年6月26日でした。まあ、こんなもんです。

 カービィは毎回色々な形式でリリースされてきていますが、本作はステージクリア型のアクションゲームです。各ステージは、基本的には一本道ながら横スクロールと奥スクロールが混ぜこぜになったような構成であり、スーパーマリオ 3Dワールドのそれに近いです。
 本作の目玉要素は、プロモーションでも盛んに宣伝されていた「ほおばりヘンケイ」でしょう。全く何も知らないという方は画像検索してもらった方が早くイメージをつかめると思いますが、カービィが大きな物を頬張ることで、その物の能力を手に入れるという要素です。要は車を頬張って走ったり、電球を頬張って暗がりを照らしたりするのです。イメージとしてはスーパーマリオ オデッセイのキャプチャーに近いです。コピー能力の変種と言ってもいいですが、ほとんどの頬張り能力は使える範囲が限られており、その範囲やステージを超えての持ち越しはできません。車を頬張ったとしても車のコースが用意されている区間の走行しかできない、といったようなイメージです。そのためコピー能力というよりは単なるステージギミック、あるいは(ドンキーコングのトロッコのような)ステージのバリエーションと捉えた方がいいかもしれません。ほおばりヘンケイ一つ一つの中身は他のアクションゲームでも見たことがあるような内容ではありますが、アクションの中身にバリエーションを持たせるのは、プレイヤーを飽きさせないために重要だと思います(とはいえ、あんまり変化を入れすぎると「コレジャナイ」と感じる人も出てくるので、バランスは難しいです)。
 他方で伝統的なコピー能力もあります。毎作増減があるのがコピー能力なのですが、今作はほおばりヘンケイがあることもあってか数は控えめです。ただ本作にはコピー能力を強化するという新規追加要素があり、飽きが来づらくなっています。

 そんな感じです。まあどうしてもマンネリ感はついて回りますが、手堅くできています。素の難易度は低めながらやり込もうとすると結構な難易度になるいつものカービィです。恒例のボスラッシュモードもあります。このモード限定の隠しボスも用意されています。

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