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一言でいうと微妙。
第2次Zで感じた興奮はどこへやらという印象。黒の騎士団とCBみたいなテロリスト集団を動かしてこそこそ這いずり回る興奮は、ない。
なぜだろう。
新規参戦作品はアクエリオンEVOLとガンダムUCのみである。前者はZシリーズにも参戦していたアクエリオンの続編である。前作の人気を受けて特にビジョンもないままに作られた続編だけあって、作品自体があまりおもしろくない。ガンダムUCも、よくあるガンダムのひとつにすぎない。第2次Zの目新しい新規参戦作品群と比較したときの華が全くない。
タッグバトルシステムは、一つの完成形なのだろう。
出撃させるユニットを多くしたいという思惑から生まれた第2次αの小隊制は、小隊を組むのが面倒くさいという批判を受け、徐々にその批判を吸収する形で調整されていった。単純に言えば、一小隊の構成ユニット数を少なくしていった。ニルファとサルファの小隊制は最大4機で小隊を組めた。第1次Zのトライバトルシステムでは1機減って3機になった。第2次OGのツインバトルシステムでは更に1機減って2機になった。ツインバトルシステムは、あらかじめ小隊を組んで出撃させるものではなく、MAP上で一定の条件を満たすと組めるようになるものであり、小隊システムというよりは与ダメージを底上げするための戦法という印象が強かった。それが今回のツインユニットシステムでは出撃の当初から2機で小隊を組めるようになり、成熟を迎えた。
しかし、第2次Zでは完全に小隊制のない昔のスパロボだったため、その反動からか、爽快感は薄れていたように思う。
小隊制のもう一つの難点は、無双がしにくく、爽快感を得にくいというところにある。味方だけでなく敵も小隊を組んでいるので、その中の1機を撃墜してもマップ上に敵は残るのである。結果としてなかなかマップがきれいにならない。第2次Zで猛威を振るった強ユニットも、その第2次Zほどには無茶苦茶さがなくなってしまっていたのである。
天獄編での巻き返しに期待したいが、どうだろうなあ。第2次Zは破界編からして十分血沸き肉躍ったけどなあ。あまり「まだ二部作の前編だけなんだからそれだけじゃ判断できないよ」という擁護はできない気がするけどなあ。一つの完成した商品として発売してるんだから。
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第2次Zで感じた興奮はどこへやらという印象。黒の騎士団とCBみたいなテロリスト集団を動かしてこそこそ這いずり回る興奮は、ない。
なぜだろう。
新規参戦作品はアクエリオンEVOLとガンダムUCのみである。前者はZシリーズにも参戦していたアクエリオンの続編である。前作の人気を受けて特にビジョンもないままに作られた続編だけあって、作品自体があまりおもしろくない。ガンダムUCも、よくあるガンダムのひとつにすぎない。第2次Zの目新しい新規参戦作品群と比較したときの華が全くない。
タッグバトルシステムは、一つの完成形なのだろう。
出撃させるユニットを多くしたいという思惑から生まれた第2次αの小隊制は、小隊を組むのが面倒くさいという批判を受け、徐々にその批判を吸収する形で調整されていった。単純に言えば、一小隊の構成ユニット数を少なくしていった。ニルファとサルファの小隊制は最大4機で小隊を組めた。第1次Zのトライバトルシステムでは1機減って3機になった。第2次OGのツインバトルシステムでは更に1機減って2機になった。ツインバトルシステムは、あらかじめ小隊を組んで出撃させるものではなく、MAP上で一定の条件を満たすと組めるようになるものであり、小隊システムというよりは与ダメージを底上げするための戦法という印象が強かった。それが今回のツインユニットシステムでは出撃の当初から2機で小隊を組めるようになり、成熟を迎えた。
しかし、第2次Zでは完全に小隊制のない昔のスパロボだったため、その反動からか、爽快感は薄れていたように思う。
小隊制のもう一つの難点は、無双がしにくく、爽快感を得にくいというところにある。味方だけでなく敵も小隊を組んでいるので、その中の1機を撃墜してもマップ上に敵は残るのである。結果としてなかなかマップがきれいにならない。第2次Zで猛威を振るった強ユニットも、その第2次Zほどには無茶苦茶さがなくなってしまっていたのである。
天獄編での巻き返しに期待したいが、どうだろうなあ。第2次Zは破界編からして十分血沸き肉躍ったけどなあ。あまり「まだ二部作の前編だけなんだからそれだけじゃ判断できないよ」という擁護はできない気がするけどなあ。一つの完成した商品として発売してるんだから。
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