高橋維新のページ

　2017年4月13日放映のアメトーークを見た。今回のテーマは「芸人ドラフト会議」である。

　過去に何回もやっている人気企画であるが、ひな壇に座る面子が「自分が冠番組を持つとしたら共演者として来てもらいたいタレント」をドラフト形式で順々に引き抜いていくという企画である。

　その「自分の番組」を面白くすることを志向して共演者を真面目に選んでいくと手堅い面子になってしまうので、おもしろくない。ボケをバランスよく入れなきゃいけないのが難しいところである。
　今回この選ぶ役になっていたのは若林・徳井・ヒロミ・カズレーザーであったが、若林とヒロミは、全体的にまじめに面子を選び過ぎで、あまりおもしろくなかった。他方で徳井は、2位にスピードワゴン小沢を選んだ後に、（自分の番組なのに）小沢のことばかり考えてそれ以降の面子を選んでいるというボケを入れ込んでいた。カズレーザーも、たいして重宝しなさそうな小粒の芸人をたくさん入れるというボケを入れていた。

　どうせアメトーークなのだから、こういうボケに特化していくべきだろう。