2018年1月25日放映のアメトーークを見た。テーマは「島耕作芸人」である。
過去に同じ企画をやっているようであるが、『島耕作』という漫画作品のシリーズに焦点を当てた回である。
表現作品にフィーチャーすると、その作品を称賛してばかりのホメ回に堕しておもしろくなくなる危険性は常にある。ただ今回は、意識して島耕作のツッコミ所を取り上げて嗤っていこうという番組作りがされていたように思う。
でも、そんなにおもしろくなかった。おそらく、女を抱いているだけでどんどん出世していくという『島耕作』のおかしさの本質に迫れていないからである。『島耕作』が本当にそういう作品かどうかは、筆者には分からない。ただ、そういう作品でなかったらそもそもバカにするところがなくなってしまうので、企画としてやってはいけないということになる。だから、そういう作品だと思いたい。思いたいのだが、今回の企画ではそこが紹介しきれていなかった感が強い。オンエアされていたのは「エロ漫画だといくらでもあるよな」というようなシーンばかりで、見させられても大した笑いは起きないものだった。まあ、地上波で漫画のエロ描写を取り扱うことには限界があったのかもしれないが、『島耕作』がそういう荒唐無稽な漫画なら、絶対にゴルゴ13のエロシーンにあるようなおもしろさがあるはずなのである。
過去に同じ企画をやっているようであるが、『島耕作』という漫画作品のシリーズに焦点を当てた回である。
表現作品にフィーチャーすると、その作品を称賛してばかりのホメ回に堕しておもしろくなくなる危険性は常にある。ただ今回は、意識して島耕作のツッコミ所を取り上げて嗤っていこうという番組作りがされていたように思う。
でも、そんなにおもしろくなかった。おそらく、女を抱いているだけでどんどん出世していくという『島耕作』のおかしさの本質に迫れていないからである。『島耕作』が本当にそういう作品かどうかは、筆者には分からない。ただ、そういう作品でなかったらそもそもバカにするところがなくなってしまうので、企画としてやってはいけないということになる。だから、そういう作品だと思いたい。思いたいのだが、今回の企画ではそこが紹介しきれていなかった感が強い。オンエアされていたのは「エロ漫画だといくらでもあるよな」というようなシーンばかりで、見させられても大した笑いは起きないものだった。まあ、地上波で漫画のエロ描写を取り扱うことには限界があったのかもしれないが、『島耕作』がそういう荒唐無稽な漫画なら、絶対にゴルゴ13のエロシーンにあるようなおもしろさがあるはずなのである。
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