2018年3月31日に放映されためちゃイケ最終回である。放映時間にして5時間10分の大長編だったが、中身は往年の名企画の復活版の集合体であった。一応、まとめておく。
・シャンプー刑事
ターゲットにいきなりシャンプーをかけて髪を洗ってやる企画。
・クイズ濱口優
濱口に色々と辛いリアクション芸をさせる企画。
・めちゃ日本女子プロレス
極楽とんぼと女子プロレスラーが結構本格的なプロレスをやっていたほか、最後にはチビタイガーマスクに扮する岡村がほぼ全裸で戦っていた。
・七人のしりとり侍
数取団の前身であるが、しりとりをして負けた人が肉体的な罰ゲームを食らうというゲーム企画である。
・突然熱湯コマーシャル
ターゲットをドッキリで熱湯に落とす企画。
・AD陣が中居くんに私物を要求するミニコント
最後には身につけていた私物をほとんど剥ぎ取られた中居がほぼ全裸になっていた。
・Mの三兄弟
岡村・加藤・濱口が色々と辛いリアクション芸に挑む企画。
・エンディング
メンバーが一人一人番組への思いの丈をぶつけるスピーチをしていた。ここはめちゃイケのいつもの悪い癖で感動路線での画作りがされていたが、正直番組の最後の最後ということで筆者にも少しクるものがあったので、文句は言わない。
最後には明石家さんまが登場していつもの調子で笑いをとりまくっていた。
この合間合間に、メンバー全員がめちゃイケの第1回のように船に乗り、そこに色々なゲストを迎えてコント(ドキュメンタリー仕立てのやつ)をやる企画が挟まっていた。
最終回だから、今ではやりにくい過激な企画をたくさん盛り込んでみたという感じの内容であった。見て分かったが、めちゃイケの笑いの中核は結局ターゲットに痛い・熱い・冷たい・辛いことをさせるリアクション芸と、誰か(特に岡村)が裸になる裸芸なのである。つまり、(この形容自体も陳腐なのであまり使いたくないのだが)古いのである。今回オンエアされた企画も、上記のようにリアクションと裸で笑いをとるのがほとんどだった。これらの企画を脇から盛り上げるめちゃイケ特有の要素として、岡村と山本の動きとリズムと音楽があるのだが、山本は番組の途中でいなくなり、岡村からもキレがどんどん失われていったので、結局リアクションと裸という古い部分だけが残ってしまった状態だったのである。そりゃあ、終わるのも仕方ないだろう。終わる理由が「みなさん」と寸分違わず一緒である。
めちゃイケにはもうひとつ「天然」という笑いもあったが、今回のオンエアではしりとり侍のジミーとウド以外にほとんど見られなかった。なんで天然にフィーチャーしなかったのかは分からんが。
ちなみに、ガキも松本の話芸を取り去ったら残るのはリアクションと裸と天然という部分はさほど変わりがない。結局おもしろいのはそこなのである。これはもう、しょうがないことである。
人工ボケなら、アドリブ大喜利が至高である。筆者は、「クイズ濱口優」も濱口のリアクションの部分より回答者による回答のクダリ(=大喜利)の部分が好きである。あそこでもうちょっと粘って欲しいのだが、めちゃイケメンバーにアドリブ大喜利が得意な人はほぼいないので(矢部はツッコミしかできないし、岡村も加藤も台本があってこそ輝く存在であり、山本は動きやリズムや喧嘩の状況でしかアドリブを入れられない)、不得手なことを要求してもしょうがない。ただ、いくら体を張っても最後のさんまに勝てないのは、どうかなとは思う。
・シャンプー刑事
ターゲットにいきなりシャンプーをかけて髪を洗ってやる企画。
・クイズ濱口優
濱口に色々と辛いリアクション芸をさせる企画。
・めちゃ日本女子プロレス
極楽とんぼと女子プロレスラーが結構本格的なプロレスをやっていたほか、最後にはチビタイガーマスクに扮する岡村がほぼ全裸で戦っていた。
・七人のしりとり侍
数取団の前身であるが、しりとりをして負けた人が肉体的な罰ゲームを食らうというゲーム企画である。
・突然熱湯コマーシャル
ターゲットをドッキリで熱湯に落とす企画。
・AD陣が中居くんに私物を要求するミニコント
最後には身につけていた私物をほとんど剥ぎ取られた中居がほぼ全裸になっていた。
・Mの三兄弟
岡村・加藤・濱口が色々と辛いリアクション芸に挑む企画。
・エンディング
メンバーが一人一人番組への思いの丈をぶつけるスピーチをしていた。ここはめちゃイケのいつもの悪い癖で感動路線での画作りがされていたが、正直番組の最後の最後ということで筆者にも少しクるものがあったので、文句は言わない。
最後には明石家さんまが登場していつもの調子で笑いをとりまくっていた。
この合間合間に、メンバー全員がめちゃイケの第1回のように船に乗り、そこに色々なゲストを迎えてコント(ドキュメンタリー仕立てのやつ)をやる企画が挟まっていた。
最終回だから、今ではやりにくい過激な企画をたくさん盛り込んでみたという感じの内容であった。見て分かったが、めちゃイケの笑いの中核は結局ターゲットに痛い・熱い・冷たい・辛いことをさせるリアクション芸と、誰か(特に岡村)が裸になる裸芸なのである。つまり、(この形容自体も陳腐なのであまり使いたくないのだが)古いのである。今回オンエアされた企画も、上記のようにリアクションと裸で笑いをとるのがほとんどだった。これらの企画を脇から盛り上げるめちゃイケ特有の要素として、岡村と山本の動きとリズムと音楽があるのだが、山本は番組の途中でいなくなり、岡村からもキレがどんどん失われていったので、結局リアクションと裸という古い部分だけが残ってしまった状態だったのである。そりゃあ、終わるのも仕方ないだろう。終わる理由が「みなさん」と寸分違わず一緒である。
めちゃイケにはもうひとつ「天然」という笑いもあったが、今回のオンエアではしりとり侍のジミーとウド以外にほとんど見られなかった。なんで天然にフィーチャーしなかったのかは分からんが。
ちなみに、ガキも松本の話芸を取り去ったら残るのはリアクションと裸と天然という部分はさほど変わりがない。結局おもしろいのはそこなのである。これはもう、しょうがないことである。
人工ボケなら、アドリブ大喜利が至高である。筆者は、「クイズ濱口優」も濱口のリアクションの部分より回答者による回答のクダリ(=大喜利)の部分が好きである。あそこでもうちょっと粘って欲しいのだが、めちゃイケメンバーにアドリブ大喜利が得意な人はほぼいないので(矢部はツッコミしかできないし、岡村も加藤も台本があってこそ輝く存在であり、山本は動きやリズムや喧嘩の状況でしかアドリブを入れられない)、不得手なことを要求してもしょうがない。ただ、いくら体を張っても最後のさんまに勝てないのは、どうかなとは思う。
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