2018年5月3日放映のアメトーークを見た。テーマは「緊急!!江頭2:50SP」だった。
エガちゃんの芸能人生を振り返りつつ、本人に食レポ・ワイドショーのコメンテーター・熱湯風呂・プロレスラーとの相撲対決などをさせてみるという企画である。いつものアメトーーク的なトーク企画と、エガちゃんを追い詰める企画が混在していてコンセプトはちょっとブレていたが、全体的にはおもしろかった。
エガちゃんは、自他共に認めるとおり根はマジメで、カメラが回っている間ずっと暴走キャラに徹し続ける胆力もない。そのため、キャラを守ることが難しいような状況にどんどん追い込んでいくと、素の「マジメ」の部分が飛び出してそれがズレになり、どんどんとおもしろくなる。エガちゃんをよく使っていた番組は、そのようなエガちゃんの取り扱い方を分かっていたはずである。今回エガちゃんがさせられていた食レポやワイドショーのコメンテーターもそのような「追い込み」の一環だろう。エガちゃんの魅力が存分に出ていた。まあ、本人は暴走キャラで売りたいだろうから、それに徹しきれない弱さを嘲笑うのは本人にとっては不本意なのかもしれないが、暴走キャラよりそっちの方がおもしろいからしょうがないことである。
ただこの種の「追い込み」は飛び出てくるエガちゃんの素に期待するよりないので、実際にやってみるまでおもしろい映像がカメラに収められるか分からない部分はある。そこは、色々やってみておもしろかったものだけ使うという割り切りが必要である。今回アメトーークが試みた諸々は、充分エガちゃんの魅力を引き出せていたと思う。
ただ、前述したとおり今回のアメトーークは、前半がエガちゃんにまつわる普通のトークコーナーになっており、後半の「追い込み」企画とのつながりが希薄だったことが惜しい。後半に向けてもっと分かりやすくフリを設定した方が良かっただろう。やり方は、いくつかある。
・「エガちゃんといえば暴走キャラ」「食レポやコメンテーターをやってもいつも通りのエガちゃんでいてくれるはず」というコテコテのフリ
・当初から「どうせ根はマジメだからちゃんと暴走はできないよ」ということをにおわせるタイプのフリ
今回のアメトーークではエガちゃんの昔の伝説は紹介されていたものの、よく聞く話ばかりで食レポやコメンテーターといった後半との直接のつながりはなかった。後半の撮れ高があまりなかった時のための保険にも思えてしまったほどである。視聴者にそう思わせることのないように、きちんと全体を通した画作りを意識して欲しい。
エガちゃんの芸能人生を振り返りつつ、本人に食レポ・ワイドショーのコメンテーター・熱湯風呂・プロレスラーとの相撲対決などをさせてみるという企画である。いつものアメトーーク的なトーク企画と、エガちゃんを追い詰める企画が混在していてコンセプトはちょっとブレていたが、全体的にはおもしろかった。
エガちゃんは、自他共に認めるとおり根はマジメで、カメラが回っている間ずっと暴走キャラに徹し続ける胆力もない。そのため、キャラを守ることが難しいような状況にどんどん追い込んでいくと、素の「マジメ」の部分が飛び出してそれがズレになり、どんどんとおもしろくなる。エガちゃんをよく使っていた番組は、そのようなエガちゃんの取り扱い方を分かっていたはずである。今回エガちゃんがさせられていた食レポやワイドショーのコメンテーターもそのような「追い込み」の一環だろう。エガちゃんの魅力が存分に出ていた。まあ、本人は暴走キャラで売りたいだろうから、それに徹しきれない弱さを嘲笑うのは本人にとっては不本意なのかもしれないが、暴走キャラよりそっちの方がおもしろいからしょうがないことである。
ただこの種の「追い込み」は飛び出てくるエガちゃんの素に期待するよりないので、実際にやってみるまでおもしろい映像がカメラに収められるか分からない部分はある。そこは、色々やってみておもしろかったものだけ使うという割り切りが必要である。今回アメトーークが試みた諸々は、充分エガちゃんの魅力を引き出せていたと思う。
ただ、前述したとおり今回のアメトーークは、前半がエガちゃんにまつわる普通のトークコーナーになっており、後半の「追い込み」企画とのつながりが希薄だったことが惜しい。後半に向けてもっと分かりやすくフリを設定した方が良かっただろう。やり方は、いくつかある。
・「エガちゃんといえば暴走キャラ」「食レポやコメンテーターをやってもいつも通りのエガちゃんでいてくれるはず」というコテコテのフリ
・当初から「どうせ根はマジメだからちゃんと暴走はできないよ」ということをにおわせるタイプのフリ
今回のアメトーークではエガちゃんの昔の伝説は紹介されていたものの、よく聞く話ばかりで食レポやコメンテーターといった後半との直接のつながりはなかった。後半の撮れ高があまりなかった時のための保険にも思えてしまったほどである。視聴者にそう思わせることのないように、きちんと全体を通した画作りを意識して欲しい。
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