当wikiは、高橋維新がこれまでに書いた/描いたものを格納する場です。

 2019年8月17日放映のENGEIグランドスラムです!!
 矢部カンペ見過ぎじゃない? もっと前見た方がいいよ。

 単なるネタの垂れ流し番組に堕すことのないよう色々な工夫をしようとしているのは伝わりましたが、肝心の工夫の内容は前回とほぼ一緒で、生放送だったことも相俟って大した足しにはなっていませんでした。

1.キングコング
 やっぱり、基本的にウマいんですこの2人。梶原のマイクが落ちるっていうトラブルを笑いに変えられていたところを見ても。
 昨今の吉本騒動をイジるものを除けばオーソドックスなボケばっかりだったんですが、ウマさでカバーできてました。大喜利力の高いボケをもっと見せつけられればより良くなると思いますが、何度も言っているとおりボケに関しては完全に個々人の好みなのでこれ以上は言いません。

2.ロッチ
 LINEスタンプのボケのくだりは、スタンプそのものを視覚的情報として見せてくれないとよく分かりません。千原兄弟のネタみたいにディスプレイを活用しても良かったんじゃないかと思います。スタンプの内容を口で言われてもただただ説明的になってしまうので、ボケの内容を解説しているみたいな野暮ったさが残ります。その手のボケを入れるにしても、口頭での説明しかできないなら1個に止めておいて欲しかったです。
 中岡が落ちかけた肩の鳥を手で押さえたところが一番おもしろかったです。そういうところばかり探してしまうのは、ネタという手法が優れたものではないからですね。

3.NON STYLE
 石田のひょうきんキャラを受け付けない体になってしまったのはいつものことです。今回は普段のネタより全体的にボケがしょうもなかった(=大喜利力が低かった)気がします。何度も言いますが、好みです。

4.ロバート
 中継先の映像が変顔のタイミングで固まってしまうというネタでしたが、ボケがその1本だけだったのでもっと変化があったらよかったかもしれません。
 山本の芝居は、普段よりは良かったです。
 中継をフる側で止めるタイミングを決めてみたいですね。そうやって、秋山と馬場にムチャブリをしてみたいです。

5.変人
 ホリの小峠がムチャクチャ似てたところが一番おもしろかったです。
 誰のモノマネをどう絡ませるかは、もっと練ることができる気がするんですけどねえ。作家やディレクターはどれぐらい口出ししてるんでしょうか。

6.チョコレートプラネット
 ポンコツマジシャンのネタでしたが、ボケの種類が少なかったと思います。前半は「ハトが見えちゃってる」の一点張りで、後半は「箱の中を最初に見せてくれない」の一点張りでした。後半は色々やってはいましたが、全てのベースに「箱の中を最初に見せてくれない」というのがあるので見ている方としては食傷気味になっていました。
 ただマジシャン役の長田の動きはそれなりにちゃんとしていたので、設定の雰囲気作りはできていたと思います。

7.和牛
 2人ともウマいね。それ以上何も言えません。褒めてるんですよ。

8.大事MANブラザーズ立川俊之 × EXIT【ENGEI歌謡祭】
 ガチガチの替え歌って、アドリブが入り込む余地がなくて事前に作ったもので勝負するしかないので、歌詞のクオリティによっぽど自信がないとできないと思いますけどねえ。

 前回の記事でも書きましたが、笑いどころであるべき「歌詞の替わってる部分」がテロップで歌より前に表示されてしまうのはオチの先バラシという禁じ手以上の何物でもありません。直ってないのはいかがなものでしょうか。

9.岩崎良美 × TT兄弟【ENGEI歌謡祭】
 タッチのタ行の部分が全部「ティ」に代わっているというだけのネタです。ボケの種類がそれ一本なので、あっという間に飽きが来ます。
 替わってる歌詞が歌より先にテロップで表示されてしまっているという問題点も一緒です。あと、歌詞が「ティ」に替わっているにもかかわらず岩崎本人は終盤までちゃんと歌っていたので、面食らいました。岩崎本人が間違ってしまっているようにも見えて、笑っていいものかどうか混乱したということです。

10.遠藤章造 × 武田真治【ENGEI歌謡祭】
 遠藤がクセを強めに入れてKANの「愛は勝つ」を歌うというネタです。
 前回のI LOVE YOUの2匹目のドジョウを狙ったものですが、I LOVE YOUよりはハネませんでした。残念でした。次も頑張ってください。

11.ハライチ
 政治家に対する支持をアイドルで例えるというネタです。一つ一つの例えを積み重ねていくだけで相互の連関みたいなものはなかったので、深みがありませんでした。これであれば、アドリブでできなければなりません。

12.かまいたち
 どう見ても怖そうな人(山内)が絵描き(濱家)に似顔絵を描いてくれと頼むって言うネタです。
 設定はベッタベタなので、展開もベッタベタになる(=絵描きが怖い人の怖さをマイルドにした似顔絵を出してくる)かと思いきや、絵描きが出してきた似顔絵がブタの絵でした。この時点でかなりトリッキーな方向に傾いたのですが、私は好きです。絵描きがスタンガンを出してきたクダリなんか、声を出して笑ってしまいました。

 ただ、好みです。

 最後の大オチは山内が「じゃあブタの絵を描いてみろ」と言うフリから入りました。濱家が出したのはウシの絵でしたが、ここのボケ方は色々あり得ると思います。私はもう1回ブタの絵でもいいと思いましたし、もっとぶっ飛んだのもありだと思います。ただ、好みです。

13.フットボールアワー
 岩尾は漫才だとウマいんですけどねえ。
 このトボけたキャラが他の場面でも出せるといいんですけどねえ。

14.バイきんぐ
 ボケが「西村がポイント2倍の雨判定にやたらこだわる」という1種類だけでした。
 あと2人とも芝居がそんなにうまくないので、ボケが1種類だけだという弱味をカバーしきれていません。

15.ジャルジャル
 若ハゲサンキューという若手芸人がネタ見せに来たという設定のネタです。ただ若ハゲサンキューは若白髪でもあり、それを全く受け入れられていないというのがボケになっています。ボケはそれ1本だったので、白髪に対する若ハゲサンキューの言い訳が一番大事なのですが、そんなにおもしろい言い訳は出てきていませんでした。松本や追い詰められた時のナダルならここでおもしろいものが出せますが、福徳はキャラにも入り切れていません。
 後藤のツッコミは、普段よりはウマかったです。

16.ナイツ
 ずっと英語で漫才をしていましたが、英語の細かい間違いが気になってしまいました。ただ、私個人の問題なので別に無視してくれていいです。そこを取り去ればいつものナイツでした。

17.霜降り明星
 いつもの霜降り明星でしたね。
 特にそれ以上の感想はありません。

18.四千頭身
 ネタを初めて見ましたが、あのテンポと雰囲気は個人的には好きです。後藤の抑え目のツッコミも好きです。
 都築のビジュアルがテレビ的にギリギリな気がしました。

19.ハナコ
 令和と書かれた額縁をいじくるというボケ1本でした。もうちょっと変化が欲しいです。

20.EXIT
 前回のENGEIグランドスラムで見たネタより深みがなかったですね。ボケの大喜利力が下がっていた感じです。

21.宮下草薙
 感想は、前回のENGEIグランドスラムで見た時と感想は寸分違わず一緒です。
 草薙が、宮下の目立たなさをもっとイジっていくといいと思います。

22.ゆりやんレトリィバァ
 例のきわどい水着を着てポールダンスをするというネタで、一言もしゃべっていませんでした。完全な下ネタではありますが、ゆりやんの顔と体のビジュアルは存分に活かされており、しゃべりも入らないので世界でも通用するやつだったと思います。

23.ジャングルポケット
 斉藤のツッコミワードが全部スベリ気味でセンスが感じられないのが問題だと思います。あと設定が結構複雑で、それを視聴者に理解させるために説明的なセリフが多くなっちゃってたのが気になりました。

24.バカリズム
 良かったと思います。「自慢アレルギー」以外にアレルギーが出そうで出ないとか他のアレルギーとかいった変化を入れてきたのはバカリズムならではです。

25.友近&ハリセンボン近藤春菜
 明らかに嘘と分かる自慢で喧嘩をする2人のコントです。ごっつのコントで松本がよく演じていたようなキャラですね。この自慢合戦を是非アドリブでやって欲しいです。

26.麒麟
 麒麟にしては1個ずつのボケがしょうもなかった気がします。何度も言いますが、好みです。

27.ミキ
 途中でナニワ金融道みたいな関西弁の借金取りと債務者の会話になりましたが、内容は普通で特におもしろみがありませんでした。兄弟がそういう会話をしているというボケだけだったのです。これじゃあ良くないと思います。

28.かが屋
 崩壊しつつある年金制度を題材にしているため、少し社会派風になってしまっています。気になる人は気になると思います。社会派風だと気になってしまうのは、別に松本が嫌っているからとかそういうことではなく、社会諷刺・政治諷刺というのは古くからある笑いの形態で、「誰にでも思いつく陳腐さ」を拭いきれないからです。

29.まんじゅう大帝国
 一番の大ボケがツッコまれないまま進んでいく構成は、個人的には好きです。おぎやはぎ的だと思います。

30.ザ・マミィ
 霊能者に降霊をしてもらうって設定がちょっとありきたりな気がしました。芝居ももっと磨けると思います。

31.金属バット
 いかつい見た目とは裏腹に九九という設定もひとつひとつのボケもベッタベタでした。「ちん」がダブっているっていうクダリは笑ってしまいました。
 最後の大オチが「ニクはうまい」「ハッパはまずい」と中身のボケ以上にベッタベタだったので、少々面食らいましたが、最後の大オチは別にこだわるようなもんではないと思います。どうせ、一番ウケるところではないので。

32.千原兄弟
 明らかな嘘で張り合う2人というネタの構造は友近&ハリセンボン春菜のネタに近かったです。嘘を言う前に少し考えるような間があったのですが、アドリブでやっていたのかアドリブ感を出すために敢えてあの間を入れたのかは分かりません。ただ、本当にアドリブでやってみてほしいです。あの2人ならできると思います。

33.アインシュタイン
 稲田のビジュアルを直接的に言及したクダリこそありませんでしたが、1個1個のボケは極めてしょうもなく、稲田のブサイクによるブーストがないとおもしろくなかったです。このクオリティで続けていると稲田のブサイクに飽きられた瞬間に終焉が来てしまいます。

34.モンスターエンジン【復活して欲しいキャラ芸人1位】
 神様のネタなので、オチが全部一緒なんですよね。投票前のネタ見せだけで別に良かったです。

35.東京03
 角田はおかしな人を演じ切れています。

36.爆笑問題
 爆笑問題だからこそ、吉本の問題をもっと鋭くイジってほしいです。

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