2021年2月20日放映のENGEIグランドスラムです。
何も感想がなかったネタについては本当に何も書かないことにしました。
1.マヂカルラブリー
速達とか書留とかって大喜利の題材としてはおもしろそうなんですが、あんまり背後に深みがないので笑いが広がりようがない気がします。事実、表面的な情報しか出てこずに終わってしまった出オチ感の強いネタでした。
2.ロバート
何度も言っていますが、ロバートのネタって山本のヘタクソさがずっと気になるんです。今回も、山本による「冒頭の設定の説明」が説明台詞っぽすぎて、それが強烈に匂い立ちました。いつものネタであればネタ中のツッコミでもそれが目立つんですが、今回は不思議とほとんどツッコミを入れていませんでした。「帰れ」と言う台詞でしかポイントが入らないところなど、ツッコミどころはたくさんあったはずなので、敢えて入れなかったんだとは推察されます。山本のヘタさはあんまり目立たなくなってはいましたが、その代わりにツッコミが入らないのでモヤモヤしました。
ツッコミを入れないネタもシュールとしてありなのかもしれませんが、主役の秋山がコテコテにコミカルなので、あんまりシュールが似合わないトリオだと思います。
3.NON STYLE
1ボケ1ツッコミという1小節を積み重ねていくいつものスタイルでした。石田が演じる彼女が何度も出てくるなど、一応前後の絡みを意識した複雑な構成にしていなくもなかったですが、NON STYLEにしてはしょうもないボケが多かったです。ダメな時のNON STYLEですね。
4.EXIT
チャラをからめたダジャレはツカミだけで、本ネタは普通のコント漫才でした。ただ、出来はとても普通でした。りんたろー。が女性を演じるのがウマいとは思いました。
5.ハナコ
全体的に展開が予想の範囲を出ませんでしたねえ。秋山がラフテーが何かを聞いたところが一番おもしろかったんですが、これはお笑いをたくさん見過ぎた人のひねくれた見方なんでしょうか。
6.ハライチ
多分嘘がたくさん混じったネタなんですが、もう少しホントっぽさを出して欲しいです。ヤタ入道みたいなネタ中に登場する名詞は、「詳しくない人がそれっぽくなるように一生懸命響きを考えたんだろうな」感が出ちゃってます。「クソみたいな名言」もストレートすぎます。「そりゃあそうだろ」ってツッコミを入れただけで純粋に笑えるようなひねりがもうちょっとほしいですねえ。チゲ＆カルビがBメロで歌ってたようなやつですね。まあ、違いは紙一重なんですけどね。
あと岩井は澤部の動きにたまに笑っちゃってるんですけど、できればなくした方がいいですね。
7.かまいたち
いいですねえ。矢部も言ってましたけど、アドリブで遊んでる感じがしててすごくいいです。作り物感をなくすのが大事なんです。天然に見えた方がおもしろいに決まっているわけですから。もう山内が全くアドリブでボケまくっても、濱家も対応できるレベルになっていると思います。
8.チョコレートプラネット
「服屋みたいなそば屋があったら」というネタでした。服屋の試着みたいにみたいにそば屋のメニューをカーテンの奥で試食していくんです。ただ別に、特別おもしろい「見立て」があったわけでもなかったです（ここは純粋に好みの問題ですが）。この手の見立てネタは多分下ネタに勝てません。「風俗みたいなそば屋があったら」というネタの方がもっと色々とアイディアが出ると思います。最後はそば湯が出るんです。
9.ミルクボーイ
前に言いましたが、コーンフレークフォーマットの最高傑作がコーンフレークだと私は思っています。今回のネタもM-1の時よりは笑えませんでした。アスパラがベーコンに頼りっきりだという内海のツッコミにもそこまで共感できません。ピンのアスパラも揚げたり茹でたりで結構おいしくなると思うんですがねえ。まあそこは、個人の感じ方です。
10.ジャルジャル
やっぱりカギは福徳が芝居をもっとウマくすることだと思います。後藤はどんどんウマくなっています。
11.バイきんぐ
うーん、悪い意味で言うことが思い浮かびません。
12.霜降り明星
しょうもなかったですよ。
13.ロッチ
14.フットボールアワー
15.四千頭身
ネタの最後に自分たちで言及していましたが、都築がツッコミで後藤がボケをやっていました。全体的にダジャレのボケが多くてしょうもなかったです。
16.空気階段
どっちかというとかたまりがボケのネタでした。かたまりがああいうしゃべり方の根暗そうな犯罪者を演じると様になるっていうのが収穫ですね。
17.宮下草薙
18.蛙亭
ボケの中野が、フルテンションで変な人を演じ切れます。
ツッコミの岩倉は、ツッコミも弱めですし、中野を見ながらよく笑ってしまっているので、終始「変な人を目撃した素人」のような立ち回りをしています。全くプロっぽくはないのですが、この「大ボケに弱めのツッコミ」というバランス感がこのコンビの特徴でにもなっています。多分、岩倉はああいう「素に近い感じ」でしか演技ができないんじゃないでしょうか。だからそれを逆手にとってそれでもいいネタしかやっていない感じがします。
19.まんじゅう大帝国
20.ぺこぱ
うーん。このコンビも笑いの種類がずっと一緒ですねえ。
21.おいでやすこが
22.ナイツ
23.和牛
24.ニューヨーク
ナイナイのANNとお馴染みのハプニングバーのくだりを長尺で見られたのはうれしかったです。ただ全体的にフリが長くて笑いどころの数が少ないネタです。その割にはもらいが少ない（＝オチがフリの長さに見合うほどおもしろくはない）ので、あんまり良くないと思います。
25.ジャングルポケット
太田もおたけもヘタですね。特におたけはシリアスな芝居をさせると良さが全く消え去ってしまいます。難しい内容の台詞は呂律が怪しくなるし。
26.バカリズム
菅田将暉とSuperflyみたいに伏線を張ってくるのはさすがなんですが、バカリズムにしては大喜利のレベルが高くないと感じました。
27.東京03
角田が妙に芝居がかった小物を演じて飯塚がそれにツッコミを入れるタイプのコントが多いのですが、ちょっと違いました。なんというかですねえ、角田の小物っぷりににあんまりお笑い的なセンスが感じられないというのが正直なところです。どのネタを見ても笑いの種類が一緒のような気がするんですよね。
<各コーナー>
→みんなのダンスネタ
芸人たちの色々なリズムネタに原西・きんに君・島田珠代が便乗するコーナーでした。進んでいくに従い原西や珠代の自由演技も見られるようになり、きんに君の追い詰められた姿も見られたので、アメトーークのパクりたい-1グランプリみたいで非常に良かったです。
ネタっていうのはこうやってみんなで遊んだほうがおもしろくなるんですよ。これぞテレビのあるべき姿です。ネタを垂れ流しているだけではダメなのです。自分の考えたネタを人にやられるのが悔しい芸人もいるかもしれませんが、0から1を作るのと1を2や3にするのは違う能力です。1を作れる人が作った1を2や3にできるとは限りません。2や3になった方がおもしろいのですから、1を作った後はそれを2や3にできる人に任せた方が全体的な笑いの総量は増えるじゃないですか。世知辛いかもしれませんが、お客さんだけのことを考えたらそうするしかないはずです。
→キャラNETAグランドスラム
普段ずっと「変」なゆりやんがまともなアナウンサーを演じられていたのが一番おもしろかったです。
�｜羸邁�
別にいつもの中川家でしたよ。あの手の白バイ隊員を見たことがあったらもうちょっと楽しめるのかもしれません。
�▲船紂璽肇螢▲詁前罅淵茱�ータ）
ノンネイティブのカタコトをバカにする要素が入ったネタも、人種や民族への配慮でのもそのうちテレビではできなくなるんだろうなあと思うと、純粋に笑えなくなってしまいました。あと徳井を久しぶりに見たので、納税まわりのことをまずイジってもらわないと安心して見ていられませんでした。
��ジェラードン
いい意味で、特に言うことはないです。
�ぅ薀薀鵐� サーヤ×さらば青春の光 森田
サー屋の顔がちょうどよくてリアリティがありました。あと、最初のネタバラシが一番おもしろかったです。
�ゥ蕁璽瓮鵑�まごろう（ホリケン）
太田と一緒で全くハマらない時のホリケンでした。
→○○がスゴい新世代
最後に太田が出てきましたが、ツッコミなしだとあんなもんですよ。
何も感想がなかったネタについては本当に何も書かないことにしました。
1.マヂカルラブリー
速達とか書留とかって大喜利の題材としてはおもしろそうなんですが、あんまり背後に深みがないので笑いが広がりようがない気がします。事実、表面的な情報しか出てこずに終わってしまった出オチ感の強いネタでした。
2.ロバート
何度も言っていますが、ロバートのネタって山本のヘタクソさがずっと気になるんです。今回も、山本による「冒頭の設定の説明」が説明台詞っぽすぎて、それが強烈に匂い立ちました。いつものネタであればネタ中のツッコミでもそれが目立つんですが、今回は不思議とほとんどツッコミを入れていませんでした。「帰れ」と言う台詞でしかポイントが入らないところなど、ツッコミどころはたくさんあったはずなので、敢えて入れなかったんだとは推察されます。山本のヘタさはあんまり目立たなくなってはいましたが、その代わりにツッコミが入らないのでモヤモヤしました。
ツッコミを入れないネタもシュールとしてありなのかもしれませんが、主役の秋山がコテコテにコミカルなので、あんまりシュールが似合わないトリオだと思います。
3.NON STYLE
1ボケ1ツッコミという1小節を積み重ねていくいつものスタイルでした。石田が演じる彼女が何度も出てくるなど、一応前後の絡みを意識した複雑な構成にしていなくもなかったですが、NON STYLEにしてはしょうもないボケが多かったです。ダメな時のNON STYLEですね。
4.EXIT
チャラをからめたダジャレはツカミだけで、本ネタは普通のコント漫才でした。ただ、出来はとても普通でした。りんたろー。が女性を演じるのがウマいとは思いました。
5.ハナコ
全体的に展開が予想の範囲を出ませんでしたねえ。秋山がラフテーが何かを聞いたところが一番おもしろかったんですが、これはお笑いをたくさん見過ぎた人のひねくれた見方なんでしょうか。
6.ハライチ
多分嘘がたくさん混じったネタなんですが、もう少しホントっぽさを出して欲しいです。ヤタ入道みたいなネタ中に登場する名詞は、「詳しくない人がそれっぽくなるように一生懸命響きを考えたんだろうな」感が出ちゃってます。「クソみたいな名言」もストレートすぎます。「そりゃあそうだろ」ってツッコミを入れただけで純粋に笑えるようなひねりがもうちょっとほしいですねえ。チゲ＆カルビがBメロで歌ってたようなやつですね。まあ、違いは紙一重なんですけどね。
あと岩井は澤部の動きにたまに笑っちゃってるんですけど、できればなくした方がいいですね。
7.かまいたち
いいですねえ。矢部も言ってましたけど、アドリブで遊んでる感じがしててすごくいいです。作り物感をなくすのが大事なんです。天然に見えた方がおもしろいに決まっているわけですから。もう山内が全くアドリブでボケまくっても、濱家も対応できるレベルになっていると思います。
8.チョコレートプラネット
「服屋みたいなそば屋があったら」というネタでした。服屋の試着みたいにみたいにそば屋のメニューをカーテンの奥で試食していくんです。ただ別に、特別おもしろい「見立て」があったわけでもなかったです（ここは純粋に好みの問題ですが）。この手の見立てネタは多分下ネタに勝てません。「風俗みたいなそば屋があったら」というネタの方がもっと色々とアイディアが出ると思います。最後はそば湯が出るんです。
9.ミルクボーイ
前に言いましたが、コーンフレークフォーマットの最高傑作がコーンフレークだと私は思っています。今回のネタもM-1の時よりは笑えませんでした。アスパラがベーコンに頼りっきりだという内海のツッコミにもそこまで共感できません。ピンのアスパラも揚げたり茹でたりで結構おいしくなると思うんですがねえ。まあそこは、個人の感じ方です。
10.ジャルジャル
やっぱりカギは福徳が芝居をもっとウマくすることだと思います。後藤はどんどんウマくなっています。
11.バイきんぐ
うーん、悪い意味で言うことが思い浮かびません。
12.霜降り明星
しょうもなかったですよ。
13.ロッチ
14.フットボールアワー
15.四千頭身
ネタの最後に自分たちで言及していましたが、都築がツッコミで後藤がボケをやっていました。全体的にダジャレのボケが多くてしょうもなかったです。
16.空気階段
どっちかというとかたまりがボケのネタでした。かたまりがああいうしゃべり方の根暗そうな犯罪者を演じると様になるっていうのが収穫ですね。
17.宮下草薙
18.蛙亭
ボケの中野が、フルテンションで変な人を演じ切れます。
ツッコミの岩倉は、ツッコミも弱めですし、中野を見ながらよく笑ってしまっているので、終始「変な人を目撃した素人」のような立ち回りをしています。全くプロっぽくはないのですが、この「大ボケに弱めのツッコミ」というバランス感がこのコンビの特徴でにもなっています。多分、岩倉はああいう「素に近い感じ」でしか演技ができないんじゃないでしょうか。だからそれを逆手にとってそれでもいいネタしかやっていない感じがします。
19.まんじゅう大帝国
20.ぺこぱ
うーん。このコンビも笑いの種類がずっと一緒ですねえ。
21.おいでやすこが
22.ナイツ
23.和牛
24.ニューヨーク
ナイナイのANNとお馴染みのハプニングバーのくだりを長尺で見られたのはうれしかったです。ただ全体的にフリが長くて笑いどころの数が少ないネタです。その割にはもらいが少ない（＝オチがフリの長さに見合うほどおもしろくはない）ので、あんまり良くないと思います。
25.ジャングルポケット
太田もおたけもヘタですね。特におたけはシリアスな芝居をさせると良さが全く消え去ってしまいます。難しい内容の台詞は呂律が怪しくなるし。
26.バカリズム
菅田将暉とSuperflyみたいに伏線を張ってくるのはさすがなんですが、バカリズムにしては大喜利のレベルが高くないと感じました。
27.東京03
角田が妙に芝居がかった小物を演じて飯塚がそれにツッコミを入れるタイプのコントが多いのですが、ちょっと違いました。なんというかですねえ、角田の小物っぷりににあんまりお笑い的なセンスが感じられないというのが正直なところです。どのネタを見ても笑いの種類が一緒のような気がするんですよね。
<各コーナー>
→みんなのダンスネタ
芸人たちの色々なリズムネタに原西・きんに君・島田珠代が便乗するコーナーでした。進んでいくに従い原西や珠代の自由演技も見られるようになり、きんに君の追い詰められた姿も見られたので、アメトーークのパクりたい-1グランプリみたいで非常に良かったです。
ネタっていうのはこうやってみんなで遊んだほうがおもしろくなるんですよ。これぞテレビのあるべき姿です。ネタを垂れ流しているだけではダメなのです。自分の考えたネタを人にやられるのが悔しい芸人もいるかもしれませんが、0から1を作るのと1を2や3にするのは違う能力です。1を作れる人が作った1を2や3にできるとは限りません。2や3になった方がおもしろいのですから、1を作った後はそれを2や3にできる人に任せた方が全体的な笑いの総量は増えるじゃないですか。世知辛いかもしれませんが、お客さんだけのことを考えたらそうするしかないはずです。
→キャラNETAグランドスラム
普段ずっと「変」なゆりやんがまともなアナウンサーを演じられていたのが一番おもしろかったです。
�｜羸邁�
別にいつもの中川家でしたよ。あの手の白バイ隊員を見たことがあったらもうちょっと楽しめるのかもしれません。
�▲船紂璽肇螢▲詁前罅淵茱�ータ）
ノンネイティブのカタコトをバカにする要素が入ったネタも、人種や民族への配慮でのもそのうちテレビではできなくなるんだろうなあと思うと、純粋に笑えなくなってしまいました。あと徳井を久しぶりに見たので、納税まわりのことをまずイジってもらわないと安心して見ていられませんでした。
��ジェラードン
いい意味で、特に言うことはないです。
�ぅ薀薀鵐� サーヤ×さらば青春の光 森田
サー屋の顔がちょうどよくてリアリティがありました。あと、最初のネタバラシが一番おもしろかったです。
�ゥ蕁璽瓮鵑�まごろう（ホリケン）
太田と一緒で全くハマらない時のホリケンでした。
→○○がスゴい新世代
最後に太田が出てきましたが、ツッコミなしだとあんなもんですよ。
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