2021年5月13日放映のアメトーークを見ました。今回は「キャバクラボーイ芸人」という企画でした。
今回は素直におもしろかったです。理由はハッキリしているんですが、スベリ笑いが多かったからです。久保田はいつもの調子でしたし、もぐらや矢作の披露した「フリだけおもしろそうなエピソードトーク」もそうですし、鬼越の一芸もどっちらけでしたし、見取り図のつまみ食いも全く決まっていませんでした。
スベリ笑いが好きなのは私の好みの問題と言えばそうなのですが、私がスベリ笑いを好きになったのは、正統派のお笑いに対しては(たくさん見過ぎたせいで)自分の中のハードルが上がりに上がっていることが大きな原因の一つになっています。お笑いを生業としている人は、それが分かっているはずです。誰しも自分の中の経験として「あれはものすごくおもしろかった」とか「ものすごくウケた」とかっていうものを一つは持っているはずです。「それよりも劣るけどウケのとれること」をやることに対して、忸怩たる思いを覚えないんでしょうか。それはお笑いではあっても「この世の最高のお笑い」では確実にないんですよ。
まあ、それを恥ずかしげもなくやるのがプロであり、それができるのがプロの能力だというのは否定はしません。「最高のお笑い」は簡単に何度も出るものではないですからね。最高のお笑いではないものを最高のお笑いのように演じ切るのはプロに求められる能力です。その場にいるお客さんは、(最高のお笑いが提供できない場合でも)とりあえず笑わせないといけないわけですから。
今回は素直におもしろかったです。理由はハッキリしているんですが、スベリ笑いが多かったからです。久保田はいつもの調子でしたし、もぐらや矢作の披露した「フリだけおもしろそうなエピソードトーク」もそうですし、鬼越の一芸もどっちらけでしたし、見取り図のつまみ食いも全く決まっていませんでした。
スベリ笑いが好きなのは私の好みの問題と言えばそうなのですが、私がスベリ笑いを好きになったのは、正統派のお笑いに対しては(たくさん見過ぎたせいで)自分の中のハードルが上がりに上がっていることが大きな原因の一つになっています。お笑いを生業としている人は、それが分かっているはずです。誰しも自分の中の経験として「あれはものすごくおもしろかった」とか「ものすごくウケた」とかっていうものを一つは持っているはずです。「それよりも劣るけどウケのとれること」をやることに対して、忸怩たる思いを覚えないんでしょうか。それはお笑いではあっても「この世の最高のお笑い」では確実にないんですよ。
まあ、それを恥ずかしげもなくやるのがプロであり、それができるのがプロの能力だというのは否定はしません。「最高のお笑い」は簡単に何度も出るものではないですからね。最高のお笑いではないものを最高のお笑いのように演じ切るのはプロに求められる能力です。その場にいるお客さんは、(最高のお笑いが提供できない場合でも)とりあえず笑わせないといけないわけですから。
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