当wikiは、高橋維新がこれまでに書いた/描いたものを格納する場です。

 2022年3月25日放映のアメトーークを見ました。今回はゴールデンスペシャルで、「鉄道ファンクラブ」と「絵心ない芸人」の2本立てでした。去年も同じ時期にゴールデンスペシャルをやっていたようです。

<過去の鉄道ファンクラブ及び類似企画>
2020.10.6アメトーーク
2019.5.24アメトーーク
2018.3.4アメトーーク
2017.1.29アメトーーク
2017.1.26アメトーーク

<過去の絵心ない芸人>
2021.3.16アメトーーク
2020.3.20アメトーーク
2019.3.21アメトーーク
2018.1.21アメトーーク
2017.1.22アメトーーク


 鉄道ファンクラブの方は、自分たちだけで盛り上がる鉄道ファン達への飯塚の冷たいツッコミが冴えわたっていたと思います。この方向で鉄道ファンを貶す笑いを増やしていった方がファニーにはなります。
 絵心ない芸人は、唯一の新メンバーだった野田があまり違いを作れていませんでした。ただやっぱり堀ちゃんは別格だと私は思っています。まだ飽きが来ませんでした。

 絵心ない芸人の食い下がり方にも新しいものが見られました。絵のタイトルを変える・だとか、「写真見てええんなら描ける」「鉛筆使ってええんなら描ける」などとうそぶいておきながら「じゃあ今から描いてみいや」と反論されると「今日はエエ」と逃げる、だとかです。この辺も良かったです。

 この食い下がりから生まれる即興的なプロレスコントとして一つ考えたのですが、恒例の「描いているところを見てみよう」のコーナーのようにスタジオで実際に絵心ない芸人と絵心のあるゲストにお絵描き対決をさせて、その中で、B&Bの漫才みたいに、絵心のある面々には複雑で難しいものを描かせる一方で、絵心ない芸人の方にだけ明らかに簡単な物を描かせる、っていうのはどうだろうと思いました。例えば、「食べ物」をテーマにして、絵心ない芸人の方にはおにぎりや目玉焼きといった単純な造形のものを描かせ、絵心がある面々の方には「春キャベツとちりめんじゃこのペペロンチーノ」みたいな複雑なものを描かせるのです。料理の絵は大変ですよ。特にちりめんじゃこやら桜エビやら細かいものが多くなるとそれだけ引かなければならない線の絶対量が増えるので、作業量が増すのです。大量の白い麺を黒いペンで描くのも相当大変ですよ。
 正直「春キャベツとちりめんじゃこのペペロンチーノ」というファミレスにありそうな長ったらしいメニュー名のおもしろさだけで一点突破しようとしている感も否めませんが、それだけではありません。絵心ある面々が描くお題を、絵心ない芸人側がどんどん細かく指定していけば、そのクダリでも笑いが生まれると思うのです。「じゃあ川島は寿司桶いっぱいのちらし寿司描いて」「錦糸卵入れてね」「あと細く切ったシイタケ」「イクラ」「レンコン」「カニ身」「さくらでんぶ」「レンコンはちゃんと穴の中を赤くしてよ」みたいな野次を絵心ない芸人側が次々と飛ばしていくイメージです。
 コントのフリとして絵心ない芸人側が「ハンディ欲しいわあ」とか言った方がいいでしょうね。あと最初のうちは「同じお題を描くのだ」と見る側に勘違いさせた方がいいと思います。テーマを「寿司」とかにして、絵心ない芸人側がカッパ巻きみたいな簡単なものを描いた後に、絵心ある側が同じものを描こうとしたタイミングで、上記のような野次を入れるのです。「ハンディ欲しいわあ」「カッパ巻きだと簡単すぎるやろ」「川島はちらし寿司でいこうか」みたいな感じです。

管理人/副管理人のみ編集できます