2023年4月6日放映のアメトーークを見ました。今回は「ありがとう 侍JAPAN芸人」という企画でした。
「侍ジャパン応援芸人」が再度集まって(若干メンバーの変動はあり)この企画をやっていました。
まあ、2023年のWBCで優勝した侍ジャパンの活躍を振り返っていい気分になる(いわゆる「ポジる」)ためのエンターテインメントだったので、笑いはほとんどなかったと言っていいと思います。
笑いは、やっぱり何かをバカにしないと生まれません。前も言ったことがありますが、野球を題材にして笑いをとるのであれば、テレビはなんG(なんJ)に勝てません。もちろん、なんGの原文そのものはおもしろくない書き込みや荒らしみたいな無関係な内容のものも多いです。また、ネット上の匿名掲示板なのでほぼ無法地帯と言って良く、笑えるレベルに止まっていない讒謗にも溢れています。とはいえ、いい感じに編集された上澄みだけを摂取すれば、テレビが扱う野球ネタよりも遥かに高い満足度を得ることができます。
今回のWBCで言えば、(ここに書ける範囲のものに限りますが)例えば以下のようなネタがあるでしょう。
・佐々木朗希の帽子投げ
・ダルビッシュ、決勝で大谷vsトラウトを実現するためにホームランを打たれた説
・エンゼルス収監
・侍ジャパンに唯一土をつけた最強球団中日
・喜んでいるときにケガしたディアス
このあたりのネタは、今回のアメトーークでは佐々木朗希のネタ以外は取り扱われていませんでした。それでは、笑いはとりようがありません。とはいえ、これらのネタをアメトーークで取り扱えという意味ではありません。取り扱ったところで、ネット上で既に溢れている言説の焼き直しになってしまうので、やらない方がいいです。仮にパクリでなしに独自に思いついたネタだったとしても、ネット上のネタと被っているだけでカッコ悪いので、避けた方がいいでしょう。この「被り」を避けるためだけにも、ネットの情報には常にアンテナを張っておくべきです(佐々木朗希の帽子ネタをしゃべってしまった松陰寺とアレを編集で残したスタッフ(あるいは、あのネタをしゃべるように松陰寺に指示したスタッフ)は、その意味で自省した方がいいと思います)。
かといってネットで流行っているネタとは別におもしろネタを思いつくのは至難の業でしょうから、やっぱり「野球を題材に笑いをとる」という方向で勝負はしない方がいいのです。そういう意味では今回のアメトーークのやり口は正解ではありますが、たまには真っ向勝負をして欲しいとも思っています。
「侍ジャパン応援芸人」が再度集まって(若干メンバーの変動はあり)この企画をやっていました。
まあ、2023年のWBCで優勝した侍ジャパンの活躍を振り返っていい気分になる(いわゆる「ポジる」)ためのエンターテインメントだったので、笑いはほとんどなかったと言っていいと思います。
笑いは、やっぱり何かをバカにしないと生まれません。前も言ったことがありますが、野球を題材にして笑いをとるのであれば、テレビはなんG(なんJ)に勝てません。もちろん、なんGの原文そのものはおもしろくない書き込みや荒らしみたいな無関係な内容のものも多いです。また、ネット上の匿名掲示板なのでほぼ無法地帯と言って良く、笑えるレベルに止まっていない讒謗にも溢れています。とはいえ、いい感じに編集された上澄みだけを摂取すれば、テレビが扱う野球ネタよりも遥かに高い満足度を得ることができます。
今回のWBCで言えば、(ここに書ける範囲のものに限りますが)例えば以下のようなネタがあるでしょう。
・佐々木朗希の帽子投げ
・ダルビッシュ、決勝で大谷vsトラウトを実現するためにホームランを打たれた説
・エンゼルス収監
・侍ジャパンに唯一土をつけた最強球団中日
・喜んでいるときにケガしたディアス
このあたりのネタは、今回のアメトーークでは佐々木朗希のネタ以外は取り扱われていませんでした。それでは、笑いはとりようがありません。とはいえ、これらのネタをアメトーークで取り扱えという意味ではありません。取り扱ったところで、ネット上で既に溢れている言説の焼き直しになってしまうので、やらない方がいいです。仮にパクリでなしに独自に思いついたネタだったとしても、ネット上のネタと被っているだけでカッコ悪いので、避けた方がいいでしょう。この「被り」を避けるためだけにも、ネットの情報には常にアンテナを張っておくべきです(佐々木朗希の帽子ネタをしゃべってしまった松陰寺とアレを編集で残したスタッフ(あるいは、あのネタをしゃべるように松陰寺に指示したスタッフ)は、その意味で自省した方がいいと思います)。
かといってネットで流行っているネタとは別におもしろネタを思いつくのは至難の業でしょうから、やっぱり「野球を題材に笑いをとる」という方向で勝負はしない方がいいのです。そういう意味では今回のアメトーークのやり口は正解ではありますが、たまには真っ向勝負をして欲しいとも思っています。
最新コメント