当wikiは、高橋維新がこれまでに書いた/描いたものを格納する場です。

 2024年冬の「細かすぎて伝わらないモノマネ」です。見るのは、久しぶりです。

<過去回>
2020.12.12ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ
2019.12.14ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ
2018.11.24ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ
2016.12.22とんねるずのみなさんのおかげでした
2016.3.24とんねるずのみなさんのおかげでした

 個々のネタの私の感想を以下に記しておきます。
◎:爆笑
○:声を出して笑った
△:おもしろいとは思ったが声を出しては笑わなかった
▲:×に近い△
×:おもしろくない

◎17 くわがた心・かみじょうたけし「高野連の人」
○34 都留拓也「大谷翔平の新通訳」
○44 ハビブ「ベネチアのゴンドラ乗り」
◎51 ミクミクサイダー「授業中居眠りをしていて好きになっちゃう人」
○57 ボルトボルズ「忘れていた地方イベンターをギリギリ思い出した時の膝」
○66 可児正「神経衰弱のクソ回」
▲76 三戸キャップ「めちゃイケの通常回と感動回のナレーションの違い」
○77 俵山峻「朝『元気?』と聞かれた時のおばあちゃん」
◎107 ミクミクサイダー「卒業式で好きになっちゃう人」
△116 橋爪ヨウコ「ともさかりえの口元の演技」
△117 たけし・もじゃ・本間キッド「落ちたペンを拾おうとして村田兆治みたいになる人」
◎119 可児正「ババ抜きのクソ回」
◎132 にぼしいわし「自然に決まる前衛と後衛」
○134 ミクミクサイダー「ノートの端っこで好きになっちゃう人」
△135 ボルトボルズ「失礼承知を承諾してもらった地方イベンターの肩」
◎145 ミクミクサイダー「レジのお金を数えていて好きになっちゃう人」

 以上のもの以外は、全て×です。
 76は、私がめちゃイケフリークだったので贔屓目に見ている部分があると思い、△にはせずに▲に留めました。
 私が好きだったのはミクミクサイダーのネタですね。森本サイダーの表情と風貌が非常にキャラクターにマッチしていました。他方で河邑ミクの風貌も、ちょうどよかったです。

 何度でも同じことを言いますが、番組の放映頻度が高すぎです。「細かすぎて伝わらないモノマネ」の鉱脈はもうほとんど掘り尽くされているのです。今は痩せた鉱脈から掘り起こされた粗悪な鉱石を無理して珍重しているに過ぎない状態です。
 「鉱脈」というのは具体的に何かを説明します。モノマネの題材になるような作品や有名人の言動は、時間が経てば経つほど増えていきます。他方でおもしろいことを考えている人が思い付いたおもしろいネタも、時間が経てば経つほど増えていきます。題材には、モノマネに向いているものもあれば、そうでもないものもあります。他方思いつかれたネタの方にも、おもしろさやクオリティに差があります。そうである以上、できるだけたくさんある中から選別した方が番組全体のクオリティも上がります。そして、選別元の量を増やすには、時間を経過させるしかないのです。これが、時間が経てば経つほど鉱脈の力が回復するということの具体的な意味です。
 上記を見る限り、×でなかったネタは本OAで披露された全147ネタのうち、16ネタだけです。だいたい、10%ちょいです。大雑把な計算ではありますが、2023年からは本番組を年2回やっているようなので、×を0%に近付けるなら、やっぱり最低5年は待った方がいいということになります。今回のOAも、そこまでおもしろくないものを石橋貴明とアンタッチャブルのリアクションで無理やりおもしろく見せているだけでした。3人全員、おもしろくないものを見たときは「おもしろくない」とぶっちゃけるリアクションはできるはずです。特にとんねるずはそういう芸風で売れてきたコンビなので、OA中ずっと笑っているだけの石橋には「老い」のようなものを若干感じてしまいました(むしろゲストの永野芽郁は、たまに困惑のリアクションを抜かれていたので、そっちの方がスリリングで面白味があったぐらいです)。

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