当wikiは、高橋維新がこれまでに書いた/描いたものを格納する場です。

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 2025年のTHE MANZAIです。

<過去回>
2024.12.8THE MANZAI2024
2023.12.10THE MANZAI 2023
2022.12.4THE MANZAI2022
2021.12.5THE MANZAI2021
2020.12.6THE MANZAI2020
2019.12.8THE MANZAI2019
2018.12.9THE MANZAI2018
2017.12.17THE MANZAI 2017
2016.12.18THE MANZAI 2016

1.タカアンドトシ
 毎年いい意味で書くことがないですが、今年も書くことがないです。
 2人の演技力は上々です。タカの演技は少々不安になるのですが、トシのツッコミが難にでも対応できるので、タカが少々浮ついたところで笑いに変えられます。去年とほぼ同じことを言っていますね。
 よく言えばクオリティが下がってはいないのですが、悪く言えば上がってもいません。事前に台本を練ってこのくらいの大喜利力なのであれば、もっとやすともみたいにアドリブでのフリートークっぽさを出せた方がいいのかもしれません。

2.NON STYLE
 井上のツッコミ演技は1級品です(人格とツッコミの演技力に関係はないので、人格のことは棚に上げて書いています)。
 石田はやっぱりいつまで経っても「ちょっと無理してひょうきんな人を演じている」感が抜けません。これでもう、頭打ちなんでしょう。
 ネタ中の大喜利には特に見るべきものはありませんでした。

3.博多華丸・大吉
 演技力はやっぱり一級品です。後半舞台を前後に大きく使っていましたが、それ自体は別に普通に思い付く程度のことなので、取り立てて褒めるようなことではないと思います。

 漫才は、コント並みに自由に動いて構わない演芸です。声を張りさえすればセンターマイクの近くに張り付いていなくても全てのお客さんに届きます。もっと発想を自由にしましょう。コントと張り合う必要もありません。両者にほとんど違いはありません。

4.ミルクボーイ
 コーンフレークフォーマットでした。ちょっと変化は容れていましたが、コーンフレークは超えられていませんでした。また来年までに頑張ってください。
 今年は内海のしゃべり方は少しオーバー気味だなと思ってしまいました。フォーマットの良さだけで誤魔化してますね。

5.ナイツ
 塙にもうちょっと演技力があったらなあというのも毎度の話ですね。「ボケの台詞を本当に真実だと思い込んでいる人」を演じ切れていません。どことなく照れが入っています。最後のパワハラの怒鳴り演技も酷かったです。
 ちなみに冒頭に「セクハラとパワハラでセ・パ両リーグ制覇」と言うくだりをやったのに、最後にパワハラだけをやって「セ・パ両リーグ制覇」と言っており、セクハラのクダリがありませんでした。今年の時事ネタを扱う漫才で「ねづっち+」というボケまで言っていたのに、ダウンタウン+に言及しなかったとは考えにくいので、ひょっとしてセクハラのクダリで松本人志の名前を出しちゃったんじゃないですかね。フジテレビの番組なので、それが原因でカットされたんじゃないかと邪推しています。塙がセクハラの方を落とした中途半端な台本作りをするとは思えません。

6.ガクテンソク
 奥田の怒鳴らないツッコミは個人的には好きですが、ボケの大喜利力が高くはなく、よじょうの演技力も成長していませんでした。塙と一緒で、ボケの台詞を本当に真実だと思い込んでいる人」を演じ切れていません。

7.おぎやはぎ
 小木が「アラビアータ」をマジでカんだところが一番おもしろかったです。
 漫才は、そういうものです。天然ボケには勝てないのです。

8.錦鯉
 たけしに全部言われました。
 まさのりさんの演技は酷かったです(渡辺のツッコミは一流だとは思います)。お化け屋敷の漫才を言葉と身振り手振りだけで説明するので、何が起きているのかもわかりにくかったです。ただ酷さがズレになって笑いを生んでいました。

9.サンドウィッチマン
 富澤が怒る時間が多めのネタでしたが、富澤の怒る芝居はイマイチでした。新しいことをやろうとする気概は買いますが、あの出来ならそのクダリはない方がいいです。

10.チュートリアル
 最後の最後に徳井が「分かってるよー!!」と絶叫したクダリはおもしろかったです。ただそれ以前の漫才は徳井が「家族が見える」という妄想を延々語るだけで、最後のクダリに向けてのフリにしかなってなかったです。妄想の内容としても、散々こすられている古いものでしかありません。

11.マヂカルラブリー
 股間が見えるか見えないかだけにおもしろさを頼っていいんでしょうかね。下ネタが悪いと言っているわけじゃないんです。大喜利として浅くないですかってことを言ってるんです。下ネタこそ、単純なものは誰でも思い付くので、深い大喜利が必要なんです。
 最初に張った伏線を回収するクダリはありましたが、それだけで誤魔化されるもんではありません。

12.テンダラー
 いつものパントマイム多めの漫才でした。動きのコミカルさは流石だと思いますが、少し飽きている自分もいます。そして私は、テンダラーの最高傑作は「ガラガラッ」のやつだと思っています。あれを超えられてはいませんでした。

13.ムネタ(プレマスターズ1位)
 ボケのムネタのしゃべりは非常に堂に入っていました。自信満々におかしなことを言うのがボケの中核だったのですが、自信満々なのはいいとして大しておもしろいことは言えていなかったと思います。また、相方の門脇はほとんどにぎやかしのような台詞しか言っておらず、ムネタがピンでしゃべるだけでも成立するネタだと思いました。
 たけしが言っていた「ムネタが売れてしまったら成立しなくなる」という評論もその通りです。

14.ツートライブ
 今年のTHE SECONDで披露していたネタとフォーマットは一緒でした。ボケの周平魂が潜入した奇天烈な場所の模様を語っていく形でネタは進んでいきます。
 このネタの問題点はTHE SECONDの原稿で書ききったのですが、改善されていませんでした。周平魂は「ツネさん」なる人物が自宅でやっている「大学」の模様を語っていましたが、このネタであればボケ(周平魂)がツネさんを、ツッコミ(たかのり)が学生を演じて、コント漫才のように披露した方が嘘っぽさが減っておもしろくなると思いました。1段階間接化することで、嘘っぽさが増してしまっているのです。
 あとたかのりの演技力も成長していません。どうしてもツッコミがフワフワしており、演じている感が拭いきれていません。

15.海原やすよ ともこ
 毎年同じ感想ですが、最高です。大阪のおばちゃん達がアドリブで立ち話をしている感じ(=2人ともその場で思い付いたボケとツッコミを言い合っている感じ)を出せているのが最高です。大喜利は正直そんなにできていないのですが、あそこまでアドリブ感が出せるのであれば、大喜利力の無さを誤魔化せるのです。アドリブであればそこまで深い大喜利はできないはずなので、見ている方のハードルが下がるのです。

16.ザ・ぼんち
 ザ・ぼんちの良さはあんまり出てませんでした。
 2人がちゃんとネタを進めようとすると、今のおさむちゃんは口跡がハッキリしていないので、あんまり笑えなくなります。
 おさむちゃんがネタの本筋から脱線してどんどんアドリブで騒いだ方がおもしろくなります。おさむちゃんが何を言っているのかがよく分からなくても笑えるのが、ザ・ぼんちの真骨頂のはずです。

17.かまいたち
 濱家が山内を殴ったところはおもしろかったです。
 あとは基本的にずっと同じ話をしていたので、変化がなく、入口でおもしろいと思えないと笑えませんでした。ネタを作る際の大喜利は基本的に1個しか出していないのですが、それをあれだけ広げられるのはかまいたちの手腕です。

18.中川家
 後半の温泉旅館のクダリは見たことがある奴でした。前半の動物の話で、中川家もそんなに大喜利ができないんだなということが分かりました。多分2人とも、形態模写のネタを探す方が得意なんでしょう。

19.ギャロップ
 2人の円熟味のある演技力は感じ取ることができました。
 林のボケにおいては、世の中で「良い」とされている物に対して、自分は良さが分からないという主張が並べ立てられていましたが、大喜利の回答として考えた時に特に目新しさはなかったです。

20.パンクブーブー
 演技力は、いいんだと思いますよ。M-1で優勝したネタより大喜利ができていたものをまだ見ることができていません。頑張ってください。

21.銀シャリ
 スカイダイビング中にウンコをする話が主でした。大喜利としては0.5周目くらいのレベルです。

22.爆笑問題
 太田は「お笑いの日」でさんまとやっていた漫才の方が良さが出ていました。
 フジテレビが敏感になっているのが原因だとは思いますが、大して攻められていませんでした。

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