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Heavenly Bodies: ミッション in 無重力
Heavenly Bodies: ミッション in 無重力 
2022年11月のフリープレイの1作です。
トロコンが簡単そうだったので軽い気持ちで手を出してみましたが、想定より苦戦しました。トロコンまでにかかった時間は12時間ほどで実際そこまで難しいわけではありませんでしたが、プレイ中はかなりイライラしていました。
本作は、タイトルにある通り、無重力の宇宙空間で宇宙飛行士の主人公を操り、現実世界の宇宙飛行士もやっていそうな宇宙ステーションの設営等々の作業をやるゲームです。宇宙空間とはいっても3Dではなく、各ステージは見下ろし型の2Dになっています。操作は単純で、プレイヤーができることは�］咾龍覆何�ばしと回転��掴み（＋放し）�Ｂ�の曲げ伸ばしの3種類しかありません。しかしながら舞台が無重力であるため操作性にはかなりクセがあり、慣れないうちは主人公を全然思うように動かせません。喩えるのであれば、「2Dアクションゲームの水中ステージを、方向キーによる腕の曲げ伸ばしで泳いで進んでいかなければならないゲーム」です（ただこれはあくまで比喩であり、実際の移動は壁や物を使わないと難しいです。とっかかりになる物が何もない場所で平泳ぎみたいに腕を曲げ伸ばししても、ほとんど進みません）。ただでさえ地上と操作感が異なり苦手な人が多いであろう水中ステージで、難しい操作を強要される感じのゲームなのです。特に先述の腕の曲げ伸ばし操作においては、右の方向キーが右腕に、左の方向キーが左腕に対応しているので、息の合った屈伸操作ができなければ、どこにも進んでいけずにその場でジタバタするだけに終わったり、あさっての方向に飛んでいったりしてしまいます。私は実際にプレイしたことがないので違うかもしれませんが、使うボタンは少なめながら難しい操作性、ちょっとした操作のズレが大事故につながり得る無慈悲さ、そしてプレイヤーに要求される高い集中力といった数々の特徴は、例の壺ゲー（"Getting Over It with Bennett Foddy"）に近いものがあると思います。
難易度はアシスト・クラシック・ニュートンと3段階あり、アシストとクラシックであれば腕を伸ばした方向に主人公がゆっくり進んでいく（アシストの方が速く進めます）という救済要素があるのですが、最高難易度のニュートンではその要素が一切存在せず、何かの間違いで宇宙空間に放り出されてしまえば最後、慣性の法則に身を任せるしかなくなります。戻ってくる手段は、もうないのです。ジタバタして腕や足を激しく動かすほどこういった射出事故（＋クリアに必要なものを外宇宙に吹っ飛ばしてしまう事故）は起こりやすくなるので、イライラせずに落ち着いてひとつずつ進めていくことが肝要になります。特に難易度ニュートンでは、移動の際は壁につかまって雲梯のように「一歩」ずつ慎重に動いていく立ち回りがほぼ必須です。そしてトロコンには、難易度ニュートンでの全ステージクリアが必要です。
ステージは全部で7つしかなく、低めの難易度で1周するだけであれば10時間もかからないと思います。前述の通りトロコンをしたとしても12時間しかかかりません。ローカルの2人協力プレイにも対応していますが、うまい人とやらないと相手の操作にもイライラしてしまうこと請け合いだと思います。それくらい、思うようにいかない（＋思うようにやるにはかなりゆっくりと進めないといけない）ゲームです。集中力も必要であり1ステージプレイするだけでかなり体力を削られるため、長時間プレイにも向いていません。そんなゲームですが、他に類作も見当たらないので、気になった人は是非手を出してみてはいかがでしょうか。
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トロコンが簡単そうだったので軽い気持ちで手を出してみましたが、想定より苦戦しました。トロコンまでにかかった時間は12時間ほどで実際そこまで難しいわけではありませんでしたが、プレイ中はかなりイライラしていました。
本作は、タイトルにある通り、無重力の宇宙空間で宇宙飛行士の主人公を操り、現実世界の宇宙飛行士もやっていそうな宇宙ステーションの設営等々の作業をやるゲームです。宇宙空間とはいっても3Dではなく、各ステージは見下ろし型の2Dになっています。操作は単純で、プレイヤーができることは�］咾龍覆何�ばしと回転��掴み（＋放し）�Ｂ�の曲げ伸ばしの3種類しかありません。しかしながら舞台が無重力であるため操作性にはかなりクセがあり、慣れないうちは主人公を全然思うように動かせません。喩えるのであれば、「2Dアクションゲームの水中ステージを、方向キーによる腕の曲げ伸ばしで泳いで進んでいかなければならないゲーム」です（ただこれはあくまで比喩であり、実際の移動は壁や物を使わないと難しいです。とっかかりになる物が何もない場所で平泳ぎみたいに腕を曲げ伸ばししても、ほとんど進みません）。ただでさえ地上と操作感が異なり苦手な人が多いであろう水中ステージで、難しい操作を強要される感じのゲームなのです。特に先述の腕の曲げ伸ばし操作においては、右の方向キーが右腕に、左の方向キーが左腕に対応しているので、息の合った屈伸操作ができなければ、どこにも進んでいけずにその場でジタバタするだけに終わったり、あさっての方向に飛んでいったりしてしまいます。私は実際にプレイしたことがないので違うかもしれませんが、使うボタンは少なめながら難しい操作性、ちょっとした操作のズレが大事故につながり得る無慈悲さ、そしてプレイヤーに要求される高い集中力といった数々の特徴は、例の壺ゲー（"Getting Over It with Bennett Foddy"）に近いものがあると思います。
難易度はアシスト・クラシック・ニュートンと3段階あり、アシストとクラシックであれば腕を伸ばした方向に主人公がゆっくり進んでいく（アシストの方が速く進めます）という救済要素があるのですが、最高難易度のニュートンではその要素が一切存在せず、何かの間違いで宇宙空間に放り出されてしまえば最後、慣性の法則に身を任せるしかなくなります。戻ってくる手段は、もうないのです。ジタバタして腕や足を激しく動かすほどこういった射出事故（＋クリアに必要なものを外宇宙に吹っ飛ばしてしまう事故）は起こりやすくなるので、イライラせずに落ち着いてひとつずつ進めていくことが肝要になります。特に難易度ニュートンでは、移動の際は壁につかまって雲梯のように「一歩」ずつ慎重に動いていく立ち回りがほぼ必須です。そしてトロコンには、難易度ニュートンでの全ステージクリアが必要です。
ステージは全部で7つしかなく、低めの難易度で1周するだけであれば10時間もかからないと思います。前述の通りトロコンをしたとしても12時間しかかかりません。ローカルの2人協力プレイにも対応していますが、うまい人とやらないと相手の操作にもイライラしてしまうこと請け合いだと思います。それくらい、思うようにいかない（＋思うようにやるにはかなりゆっくりと進めないといけない）ゲームです。集中力も必要であり1ステージプレイするだけでかなり体力を削られるため、長時間プレイにも向いていません。そんなゲームですが、他に類作も見当たらないので、気になった人は是非手を出してみてはいかがでしょうか。
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