→作評トップ
それなりに話題だったインディーズのアドベンチャーゲームです。
プレイヤーはペトリアという架空の独裁国家からの亡命を企てるティーンを操り、国境の96号線にたどり着いて、無事国境を超えることが目的です。ゲーム自体はライフイズストレンジシリーズやDetroit: Become Humanみたいな「主人公をアクションゲーム的な操作で動かせるポイント&クリック形式のアドベンチャー」であり、いくつかある固定のステージがランダムで選ばれるステージクリア形式です。だいたい3〜5ステージほどクリアすると96号線にたどり着き、最後の国境越えステージをクリアすれば無事亡命成功、という流れです。主人公は1人ではなく、合計6人の若者の亡命を目指すことになります。アドベンチャーパートは主観視点であり、主人公の若者が声を発することはないため、敢えて没個性にしてプレイヤーの分身であるという点を強調しているのだと思います(その代わりかどうかはわかりませんが、主人公たちがステージ中で関わるキャラクターたちは濃いキャラ付けがされています)。プレイヤーはステージ中で盗みや破壊工作といった「悪いこと」も可能であり、プレイヤーがとった選択によって若者とペトリアの運命が変わってくるマルチエンディング方式のようです。
ちなみに登場するステージはアメリカ内陸部の何もない田舎道のような情景の舞台ばかりであり、ペトリアというディストピア国家の閉塞感みたいなものはなかなか感じ取ることが難しかったです。もっと都市部のステージがあっても良かったと思います。あれだと「何にもねえなあこの国」っていう感想ばっかりが先に来てしまいます。
総合的にライフ イズ ストレンジやDetroit: Become Humanといった名作アドベンチャーと比べると、プレイ後に私個人の中に残ったものがほとんどなかった作品ではありますが、トロコンだけは簡単(うまくいけば5時間ほどで可能)なので安く手に入るならやってもいいと思います。
→作評トップ
プレイヤーはペトリアという架空の独裁国家からの亡命を企てるティーンを操り、国境の96号線にたどり着いて、無事国境を超えることが目的です。ゲーム自体はライフイズストレンジシリーズやDetroit: Become Humanみたいな「主人公をアクションゲーム的な操作で動かせるポイント&クリック形式のアドベンチャー」であり、いくつかある固定のステージがランダムで選ばれるステージクリア形式です。だいたい3〜5ステージほどクリアすると96号線にたどり着き、最後の国境越えステージをクリアすれば無事亡命成功、という流れです。主人公は1人ではなく、合計6人の若者の亡命を目指すことになります。アドベンチャーパートは主観視点であり、主人公の若者が声を発することはないため、敢えて没個性にしてプレイヤーの分身であるという点を強調しているのだと思います(その代わりかどうかはわかりませんが、主人公たちがステージ中で関わるキャラクターたちは濃いキャラ付けがされています)。プレイヤーはステージ中で盗みや破壊工作といった「悪いこと」も可能であり、プレイヤーがとった選択によって若者とペトリアの運命が変わってくるマルチエンディング方式のようです。
ちなみに登場するステージはアメリカ内陸部の何もない田舎道のような情景の舞台ばかりであり、ペトリアというディストピア国家の閉塞感みたいなものはなかなか感じ取ることが難しかったです。もっと都市部のステージがあっても良かったと思います。あれだと「何にもねえなあこの国」っていう感想ばっかりが先に来てしまいます。
総合的にライフ イズ ストレンジやDetroit: Become Humanといった名作アドベンチャーと比べると、プレイ後に私個人の中に残ったものがほとんどなかった作品ではありますが、トロコンだけは簡単(うまくいけば5時間ほどで可能)なので安く手に入るならやってもいいと思います。
→作評トップ
最新コメント