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Subnautica: Below Zero

 前作Subnauticaの続編です。前々から気になっていたシリーズではあったので、フリープレイに追加されたタイミングでやってみました。前作はやっていません。前作と本作のストーリーに直接的につながりはないようなので、本作から始めても大丈夫です。舞台となっている星(惑星4546B)こそ前作と同じみたいですが、時系列と探索できる海域が異なります(タイトルに"Below Zero"と入っている通り、寒めの海域が本作の舞台になっています)。

 どんなゲームかというと、海の中を探索して色々な資源を集め、様々な道具や施設を作って自分の拠点を充実させつつ、探索できる範囲を広げると共にその効率を上げながら、更なる厳しい環境への探索に乗り出していくというゲームです。メジャーな他作品で例えると、Falloutシリーズの拠点づくりやMinecraft系統のサンドボックスゲームが近いでしょうか(といっても、私はMinecraftを自分でプレイしたことはありません)。本作における一応の最終目標として、主人公が4546Bで姉の死の真相を探るというストーリーがありますが、ストーリーそっちのけで異星でのぼっちライフをひたすら充実させていく活動に勤しむことも可能です。ストーリークリアだけであれば10時間〜20時間程度でも可能ですが、のめり込むと際限なくプレイできるタイプのゲームであります。

 舞台となるオープンワールドの海はかなり複雑な地形になっており、マップもなく、どこに何があるのか、何を作れば探索が効率化できるのかといったヒントめいたものもほとんどありません。ビーコンというアイテムがあり、自分でオープンワールドの自由な位置に設置して目印にすることはできますが、地形が複雑なのでビーコンまで直線的に行けない事態も珍しくなく、置き方をきちんと考えないとかえって混乱する可能性すらあります。このようなゲームなので、攻略情報をシャットアウトすると文字通り手探りでのプレイングを強いられます。HP・酸素・空腹度・喉の渇き・体温と管理しなければならないパラメータも多く(最初の難易度設定次第では、一部を排除して簡単にすることもできます)、序盤はもどかしく思うことも多いでしょう。ただ苦しい序盤を乗り越えて産業革命を起こしてしまえば、様々な素材の大量乱獲が容易に可能になります。この時に得られる快感は苦しい序盤を自力で乗り越えたからこそのものなので、そういう意味ではクセのあるゲームです。また序盤の絶望感と地に足が付けない不安感はプレイヤーに途方もない心もとなさを与えてきます。夜間帯や光の届かない深海・洞窟等の怖さ、また異形の深海魚のような巨大オリジナル生物の薄気味悪さもこれらと一緒になってプレイヤーに襲い掛かってくるので、本作を「ホラー」と評する人の気持ちもよく分かります。

 上記のように尖っている部分が多く、クセの強いゲームなのは確かです。キャラクターやオリジナル生物のデザイン等に見られる全体的なバタ臭さもはっきり好みが分かれるところでしょう。とはいえハマる人にはとことんハマる作品なのも確かなので、興味を持てた人は手を出してみてはいかがでしょうか。
 
 なお発売当初はバグやエラー落ちも多かったようですが、私がプレイした2026年4月時点ではほとんど生じませんでした。もうそんなに心配する必要はないと思います。とはいえ、難度が高いのでこまめなセーブは推奨されます(セーブ自体は基本的にどんな状況でも可能です)。

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