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TWELVE MINUTES

 ずっと気になっていたゲームです。Switchの日本版はリリースされているのですが、PSの日本版はPS Storeにゲームのページは作られているのにいつまで経っても発売日未定のままでした(2025年12月28日時点でも然り)。私はトロファーなので、Switch版ではなくてPS版をやりたかったのです。いつまで経っても日本版が発売されないので、北米版がセールになったのを機に買ってダウンロードしてしまいました。英語でやる覚悟でしたが、北米版にも普通に日本語が入っていたのでそこは大丈夫でした。
 主人公はとある男性です。彼が帰宅すると、家に警官を名乗る男がやってきて、妻を殺してしまいます。しかしなんとこの主人公は、帰宅してから妻が殺されるまでの12分間を延々ループしていることが判明します。プレイヤーは主人公を操って色々と情報を集めながら、凶行の阻止やループの脱出を目指していくことになります。破滅的な結末を回避するために試行錯誤を繰り返すというゲーム性は『ゴースト トリック』に近いでしょうか。
 ループを繰り返すことになるため同じシーンを見せられることも多いのですが、あんまり快適にスキップができないのは気になりました。また、主人公のアパートの中を上から見下ろした視点なのですが、移動がスティックではなく移動したい地点にカーソルを合わせて×ボタンを押すという操作になっており、変更もできません。慣れるまではやりづらいので、変更はできた方が良かったです。
 一番肝腎のシナリオですが、警官の正体や動機、それにまつわる妻の過去などは、ゲームを終えれば分かるようになっています。ただ最も重要な点だと思われる「なぜループに陥っているのか」という部分にはほとんど説明がないので、極めて断片的かつ痕跡的な情報から根拠の稀薄な推測をするよりありません。そこは、逃げずに説明をしてくれた方が私は好きです。とある方の「全部主人公の精神世界ではないか」という考察にも触れましたが、それだとほとんど夢落ちのような話になってしまうので、夢がないと思います。

 ただまあ、ループの仕組みや理由は分からなくても十分衝撃的なネタバラシがあるので、やって良かったとは思えました。

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