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あのStrayに続き発売と同時にゲームカタログ入り(すなわち、サブスクの料金さえ支払っていればタダでできる)した作品なのですが、Strayと違って私の知っているゲーム紹介系YouTuberの方々が誰一人としてレビュー動画を上げていません。まあ2023年は1月から3月にかけて大作・話題作の発表が相次いだので、皆さん忙しいのでしょう。
ゲーム自体は、中規模のオープンワールドアクションです。「ニューカレドニアに着想を得たゲーム」というのは公式の謳い文句ですが、舞台となるオープンワールドは海に囲まれた南国の島々です(大きな島が南北に1つずつあり、その周辺に小さな島や岩礁が点在しています)。主人公のチアはこの島に暮らす少女であり、冒頭でさらわれた父親を捜す冒険に出ることになります。とはいえ、ストーリーは薄味でほとんどあってないようなものです。
チアは、色々な動植物に憑依する能力を持っています。鳥に憑依すれば一定時間飛べるようになりますし、魚に憑依すれば一定時間スイスイと泳げるようになります。この能力は、スーパーマリオ オデッセイのキャプチャーに似ていると思いました。またどんな崖もスタミナが続く限り素手で登攀していけるのはブレワイっぽいです。オープンワールド内には種々の収集要素も大量に散りばめられているので、色々な動物に憑依しながら南国ののんびりとした雰囲気の島を駆け回り、その牧歌的な空気感を楽しむ「雰囲気ゲー」と言っていいと思います。戦闘要素は若干ありますが、ほぼありません(そのうえその難易度も非常に低いです)。メインコンテンツが「雰囲気」である以上、「やることが徹頭徹尾同じ」というオープンワールドゲームの良くない点は全面的に受け止めなければなりません。舞台が南国の島国であるということも相俟って、FARCRY 3にも通じるものがあると思いました。
そんなゲームなので、この雰囲気が好きになれる人にはハマるでしょうし、好きになれない人には「凡オープンワールド」という印象しか残らないでしょう。ボリュームも、少ないです。ストーリーだけ追えば10時間もかからずに終わるでしょうし、トロコンのために全収集物を集めても20時間前後しかかりません。
ちなみにチアはゲーム内の色々な場所で食事をすることができますが、毎回食べ残しが多いのが気になります。人によってはかなり強い嫌悪感を抱く演出だと思います。
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ゲーム自体は、中規模のオープンワールドアクションです。「ニューカレドニアに着想を得たゲーム」というのは公式の謳い文句ですが、舞台となるオープンワールドは海に囲まれた南国の島々です(大きな島が南北に1つずつあり、その周辺に小さな島や岩礁が点在しています)。主人公のチアはこの島に暮らす少女であり、冒頭でさらわれた父親を捜す冒険に出ることになります。とはいえ、ストーリーは薄味でほとんどあってないようなものです。
チアは、色々な動植物に憑依する能力を持っています。鳥に憑依すれば一定時間飛べるようになりますし、魚に憑依すれば一定時間スイスイと泳げるようになります。この能力は、スーパーマリオ オデッセイのキャプチャーに似ていると思いました。またどんな崖もスタミナが続く限り素手で登攀していけるのはブレワイっぽいです。オープンワールド内には種々の収集要素も大量に散りばめられているので、色々な動物に憑依しながら南国ののんびりとした雰囲気の島を駆け回り、その牧歌的な空気感を楽しむ「雰囲気ゲー」と言っていいと思います。戦闘要素は若干ありますが、ほぼありません(そのうえその難易度も非常に低いです)。メインコンテンツが「雰囲気」である以上、「やることが徹頭徹尾同じ」というオープンワールドゲームの良くない点は全面的に受け止めなければなりません。舞台が南国の島国であるということも相俟って、FARCRY 3にも通じるものがあると思いました。
そんなゲームなので、この雰囲気が好きになれる人にはハマるでしょうし、好きになれない人には「凡オープンワールド」という印象しか残らないでしょう。ボリュームも、少ないです。ストーリーだけ追えば10時間もかからずに終わるでしょうし、トロコンのために全収集物を集めても20時間前後しかかりません。
ちなみにチアはゲーム内の色々な場所で食事をすることができますが、毎回食べ残しが多いのが気になります。人によってはかなり強い嫌悪感を抱く演出だと思います。
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