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『Sea of Stars』を世に送り出したSabotage Studioが同作よりも前にリリースしていたメトロイドヴァニア作品です。2024年5月21日にゲームカタログから消えるということに同月に気が付き、急いで終えました。
メトロイドヴァニアとはいっても、前半は一本道のアクション感が強いです。中盤以降、探索要素が強くなっていきます。
難度は、高いです。ボス戦こそボスの動きのパターンが少ないのでわりと短時間で立ち回りを仕上げられるようになりますが、移動時のプラットフォームアクションは、あのCelesteの序盤〜中盤ぐらいの高レベルになっています。とはいえ理不尽な難しさではなく、ちゃんと練習さえ積めば突破できる良バランスにまとめられています。操作性もとても滑らかで快適であり、ストレスは溜まりにくいです。
ストーリーや世界観はちゃんとしたものがありそうなのですが、前半〜中盤にかけて非常にコミカルな展開になり、「真面目に見なくてもいいのかな」と判断して精読をやめてしまったら、終盤にまた急にシリアスな展開になりました。ここまで極端な緩急をつけられると、作品の理解を妨げます。とはいえ中盤くらいまでのコミカルな展開もそれなりにクオリティが高くなってはいるので、個人的にはそのまんま最後まで押し通して欲しかったと思います。
また、中盤以降探索要素が強くなってからは、「次に何をすべきか」のヒントが乏しいので、色々な場所をウロウロしながら答えを探すことになります。しかし、これが本作の難易度の高さと非常に食い合わせが悪いです。何往復もしなければならないのに、その往復自体が難しくなってしまっているからです。ファストトラベルポイントもありますが、拠点へ帰れるだけの一方通行のポイントが大部分を占め、拠点から行くこともできる双方向のポイントは少ないです。
とはいえ、難易度の高い2Dプラットフォームアクションを求めている人にはお勧めできます。Sabotage Studioの職人気質は存分に感じることができるので、是非一度やってみてください。
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メトロイドヴァニアとはいっても、前半は一本道のアクション感が強いです。中盤以降、探索要素が強くなっていきます。
難度は、高いです。ボス戦こそボスの動きのパターンが少ないのでわりと短時間で立ち回りを仕上げられるようになりますが、移動時のプラットフォームアクションは、あのCelesteの序盤〜中盤ぐらいの高レベルになっています。とはいえ理不尽な難しさではなく、ちゃんと練習さえ積めば突破できる良バランスにまとめられています。操作性もとても滑らかで快適であり、ストレスは溜まりにくいです。
ストーリーや世界観はちゃんとしたものがありそうなのですが、前半〜中盤にかけて非常にコミカルな展開になり、「真面目に見なくてもいいのかな」と判断して精読をやめてしまったら、終盤にまた急にシリアスな展開になりました。ここまで極端な緩急をつけられると、作品の理解を妨げます。とはいえ中盤くらいまでのコミカルな展開もそれなりにクオリティが高くなってはいるので、個人的にはそのまんま最後まで押し通して欲しかったと思います。
また、中盤以降探索要素が強くなってからは、「次に何をすべきか」のヒントが乏しいので、色々な場所をウロウロしながら答えを探すことになります。しかし、これが本作の難易度の高さと非常に食い合わせが悪いです。何往復もしなければならないのに、その往復自体が難しくなってしまっているからです。ファストトラベルポイントもありますが、拠点へ帰れるだけの一方通行のポイントが大部分を占め、拠点から行くこともできる双方向のポイントは少ないです。
とはいえ、難易度の高い2Dプラットフォームアクションを求めている人にはお勧めできます。Sabotage Studioの職人気質は存分に感じることができるので、是非一度やってみてください。
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