→作評トップ
The Surge 2
トロコン情報
「装着せよ、新たな自分」
「ホームレッカー」（DLCトロフィー）
The Surge 2 
ソウルライクの中でも評判はいい方だったのでやってみました。1作目はやったことがありません。
一言で言うと「世界観がSFになったソウルライク」です。ベーシックな難易度の高さ、ストーリーや舞台設定の説明の薄さ（1作目をやっているともっと理解が深まるのかもしれません）、マップが複雑でショートカットを開放しながら少しずつ進んでいくゲームプレイなんぞはソウルライクそのものです。ザコであっても攻撃力が高いので、複数で固まっているザコについては1体ずつ釣り出して各個撃破するのが基本戦法になります。死ぬとテックスクラップというお金と経験値を兼ねるアイテム（本家の「ソウル」に相当するもの）をその場に落とす仕様も本家準拠です。ただ本作では落としたテックスクラップを回収するまでに2分半の時間制限がある（ザコを倒すたびに一定時間延びます）という独自要素があります。
他に本作の独自要素として、�．丱奪謄蝓爾鉢∧�向回避と�Ｉ�位破壊について言及しておきます。
�．丱奪謄蝓爾蓮∪睫世�難しいですが、敵に攻撃を当てていくとだんだん溜まっていくものなので、必殺技ゲージのようなものです。実際に1ゲージ消費すると部位の切断（後述）が可能です。他方でこのゲージを消費することで、無償の回復アイテム（本家のエスト瓶に相当するもの）を補充することもできます。この仕様のためにバッテリーを攻撃に用いるか回復アイテムの補充に用いるかというHollow Knight的な駆け引きが生まれています。
�∧�向回避というのは、要はパリィなのですが、操作方法が独特です。敵の攻撃が来た方向にタイミングよく右スティックを倒す必要があるのです。敵の攻撃はほとんど全てに上下左右の4方向のいずれかが割り振られており、方向回避が可能になっています。「方向回避アナライザー」というインプラント（主人公を強化する装備品。本家の指輪のようなもの）を装備するとどの方向の攻撃なのかは可視化できますが、これを装備していなくても方向回避はできます。また方向回避アナライザーを装備していてもばっちりとしたタイミングまでは分からないので、自分で何回も食らいながら最適なタイミングをつかんでいく必要があります。
�Ｉ�位破壊はほぼ読んで字の如くですが、本作の敵には「部位」という概念があります。人型の敵であれば、頭部・胴体・右腕・左腕・右足・左足の6部位（人型じゃない敵に関しては少々異なります）に分かれており、ロックオン時にどの部位にダメージを与えるかを選ぶことができます。全ての敵にはメインのHPのほかに部位ごとのHPがあり、部位のHPを削り切れば、バッテリーを1ゲージ消費して、切断ができるようになります。切断をすると、人型の敵に関してはメインHPが残っていても撃破することができます（他方人型じゃない敵に関しては切断をしてもメインHPを削り切らないと撃破できないことが多いです）。また切断した部位に敵が何かを装備していれば、その部位に応じた装備品の図面（その装備品のクラフトに必要）や、強化素材が手に入ります。何も装備していない部位に関してはダメージが通りやすいですが、切断しても何も得られません。この仕様のために少々戦いが長引いてでもアイテム入手を優先するのか、さっさと倒すために何も装備してない部位を狙うのかという駆け引きが生まれます。これはボス戦も同様です。なおザコに関しては、一部位のHPを削り切るとメインHPも残り僅かになる場合がほとんどなので、複数の部位を切断することはほぼ不可能です。
まあそんな感じですが、私が本作に点数をつけるとしたら10点満点で8.2点ぐらいでしょうか。
グラフィックは粗めであり、探索の舞台も近未来的な廃墟ばかりであまり変わり映えがしません。武器の種類は結構ありますが、槍が強い（リーチが長く隙も小さい）のであんまり他を使う気になりません。ボスは距離を詰めて方向回避を連発するのが最適解になっているものがほとんどであり、こちらもあんまり変わり映えがしません。弱いわけではないので何度も死ぬことにはなりますが、何度も再戦しながらボスの全ての攻撃に対する方向回避のタイミングを習得してしまえば、すんなりと倒せてしまいます（方向回避に成功するとバッテリーも大きく溜まるので回復アイテムもたくさん補充できます）。そういう意味ではSEKIROと同じようなリズムゲー的側面があります。探索の舞台も複雑ではありますが全体的にそこまで広くはなく、ボリュームもトロコンまでやっても25時間〜35時間程度です（The Kraken ExpansionというDLCは2〜3時間程度）。「神ソウルライク」の域には達しておらず、ギリギリ「良ソウルライク」ではありますが、その良ソウルライクの中でも底の方の作品だと思いますので、他の良ソウルライクをやり尽くしたらやってみる、くらいのスタンスでいいと思います。
一言で言うと「世界観がSFになったソウルライク」です。ベーシックな難易度の高さ、ストーリーや舞台設定の説明の薄さ（1作目をやっているともっと理解が深まるのかもしれません）、マップが複雑でショートカットを開放しながら少しずつ進んでいくゲームプレイなんぞはソウルライクそのものです。ザコであっても攻撃力が高いので、複数で固まっているザコについては1体ずつ釣り出して各個撃破するのが基本戦法になります。死ぬとテックスクラップというお金と経験値を兼ねるアイテム（本家の「ソウル」に相当するもの）をその場に落とす仕様も本家準拠です。ただ本作では落としたテックスクラップを回収するまでに2分半の時間制限がある（ザコを倒すたびに一定時間延びます）という独自要素があります。
他に本作の独自要素として、�．丱奪謄蝓爾鉢∧�向回避と�Ｉ�位破壊について言及しておきます。
�．丱奪謄蝓爾蓮∪睫世�難しいですが、敵に攻撃を当てていくとだんだん溜まっていくものなので、必殺技ゲージのようなものです。実際に1ゲージ消費すると部位の切断（後述）が可能です。他方でこのゲージを消費することで、無償の回復アイテム（本家のエスト瓶に相当するもの）を補充することもできます。この仕様のためにバッテリーを攻撃に用いるか回復アイテムの補充に用いるかというHollow Knight的な駆け引きが生まれています。
�∧�向回避というのは、要はパリィなのですが、操作方法が独特です。敵の攻撃が来た方向にタイミングよく右スティックを倒す必要があるのです。敵の攻撃はほとんど全てに上下左右の4方向のいずれかが割り振られており、方向回避が可能になっています。「方向回避アナライザー」というインプラント（主人公を強化する装備品。本家の指輪のようなもの）を装備するとどの方向の攻撃なのかは可視化できますが、これを装備していなくても方向回避はできます。また方向回避アナライザーを装備していてもばっちりとしたタイミングまでは分からないので、自分で何回も食らいながら最適なタイミングをつかんでいく必要があります。
�Ｉ�位破壊はほぼ読んで字の如くですが、本作の敵には「部位」という概念があります。人型の敵であれば、頭部・胴体・右腕・左腕・右足・左足の6部位（人型じゃない敵に関しては少々異なります）に分かれており、ロックオン時にどの部位にダメージを与えるかを選ぶことができます。全ての敵にはメインのHPのほかに部位ごとのHPがあり、部位のHPを削り切れば、バッテリーを1ゲージ消費して、切断ができるようになります。切断をすると、人型の敵に関してはメインHPが残っていても撃破することができます（他方人型じゃない敵に関しては切断をしてもメインHPを削り切らないと撃破できないことが多いです）。また切断した部位に敵が何かを装備していれば、その部位に応じた装備品の図面（その装備品のクラフトに必要）や、強化素材が手に入ります。何も装備していない部位に関してはダメージが通りやすいですが、切断しても何も得られません。この仕様のために少々戦いが長引いてでもアイテム入手を優先するのか、さっさと倒すために何も装備してない部位を狙うのかという駆け引きが生まれます。これはボス戦も同様です。なおザコに関しては、一部位のHPを削り切るとメインHPも残り僅かになる場合がほとんどなので、複数の部位を切断することはほぼ不可能です。
まあそんな感じですが、私が本作に点数をつけるとしたら10点満点で8.2点ぐらいでしょうか。
グラフィックは粗めであり、探索の舞台も近未来的な廃墟ばかりであまり変わり映えがしません。武器の種類は結構ありますが、槍が強い（リーチが長く隙も小さい）のであんまり他を使う気になりません。ボスは距離を詰めて方向回避を連発するのが最適解になっているものがほとんどであり、こちらもあんまり変わり映えがしません。弱いわけではないので何度も死ぬことにはなりますが、何度も再戦しながらボスの全ての攻撃に対する方向回避のタイミングを習得してしまえば、すんなりと倒せてしまいます（方向回避に成功するとバッテリーも大きく溜まるので回復アイテムもたくさん補充できます）。そういう意味ではSEKIROと同じようなリズムゲー的側面があります。探索の舞台も複雑ではありますが全体的にそこまで広くはなく、ボリュームもトロコンまでやっても25時間〜35時間程度です（The Kraken ExpansionというDLCは2〜3時間程度）。「神ソウルライク」の域には達しておらず、ギリギリ「良ソウルライク」ではありますが、その良ソウルライクの中でも底の方の作品だと思いますので、他の良ソウルライクをやり尽くしたらやってみる、くらいのスタンスでいいと思います。
トロコン情報
「装着せよ、新たな自分」
「驚異のアイアンマウス」というサイドクエストの報酬として得られるアイアンマウスの防具と武器のセットをフル装備すると獲得できます。
「驚異のアイアンマウス」の流れは以下のとおりです。
�．ぁ璽薀�2戦目後に訪れるクラウド9バーでカイル・バクスターという人物に話しかけ、受注（実際はエズラ・シールド少将撃破後から受注できるとの情報あり）
�▲好僉璽�の大聖堂の小部屋にいるカイルに合計2回話しかけると、カイルがいなくなる。
（�△亡悗靴討麓蕕襪戮�細かい手順があるので各自調べてください）
��ニクソン港の紙の保管庫にカイルが移動しているので話しかけると、クエストクリアとなり報酬がもらえる。
ところが�△猟掌紊膨樟椒縫�ソン港の紙の保管庫に向かっても、カイルがいない（あるいはカイルがそもそもスパークの大聖堂の小部屋に居座って移動しない）という報告が複数見受けられます。私も発見できませんでした。色々調べたところ、�△慮紊縫好僉璽�の大聖堂の導師セレステというボスを倒すと、（カイルの姿は相変わらず見受けられないものの）アイアンマウスの装備品が詰まった宝箱が紙の保管庫に出現するという情報を見つけられました。実際に私もその手順を踏んだところ宝箱が出現しました。
おそらく本トロフィーを獲得できるようにパッチでバグを無理やり直したものと思われます。カイルが紙の保管庫に出てこないというバグに遭遇した方は、まずは導師セレステを倒してみてください。
「驚異のアイアンマウス」の流れは以下のとおりです。
�．ぁ璽薀�2戦目後に訪れるクラウド9バーでカイル・バクスターという人物に話しかけ、受注（実際はエズラ・シールド少将撃破後から受注できるとの情報あり）
�▲好僉璽�の大聖堂の小部屋にいるカイルに合計2回話しかけると、カイルがいなくなる。
（�△亡悗靴討麓蕕襪戮�細かい手順があるので各自調べてください）
��ニクソン港の紙の保管庫にカイルが移動しているので話しかけると、クエストクリアとなり報酬がもらえる。
ところが�△猟掌紊膨樟椒縫�ソン港の紙の保管庫に向かっても、カイルがいない（あるいはカイルがそもそもスパークの大聖堂の小部屋に居座って移動しない）という報告が複数見受けられます。私も発見できませんでした。色々調べたところ、�△慮紊縫好僉璽�の大聖堂の導師セレステというボスを倒すと、（カイルの姿は相変わらず見受けられないものの）アイアンマウスの装備品が詰まった宝箱が紙の保管庫に出現するという情報を見つけられました。実際に私もその手順を踏んだところ宝箱が出現しました。
おそらく本トロフィーを獲得できるようにパッチでバグを無理やり直したものと思われます。カイルが紙の保管庫に出てこないというバグに遭遇した方は、まずは導師セレステを倒してみてください。
「ホームレッカー」（DLCトロフィー）
ノームのサイドクエストクリアで獲得できるトロフィーです。このサイドクエストは長く、経るべき手順が多いのですが、ブラックボックスをノームに渡してから先に進めるには、その時にもらった音声ログをポーズ画面から自分で聞く必要があります。そこだけ留意してください。
→作評トップ
→作評トップ
最新コメント