昭和２０年前後、電髪（電気式パーマネントウェイブ）時代のヘアースタイル集です。
ただし、当時すでに電気を使わないコールド式パーマネント技法も普及していました。
当時のパーマヘアーは、まずパーマネントをかけ、その後ピンカールやコテ、フィンガーウェーブ等のセット技法を駆使して作り上げられる、たいへん手間のかかるものでしたが、いずれもたいへんにエレガントでロマンチックな仕上がりです。
それもそのはず、パーマネントウェイブは当時の女性にとって最高のステイタスシンボルだったのですから。
女らしさを際立たせる、その技巧的なウェーブやカールのすばらしさには、ただただ脱帽です。

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電髪装置とソリューションの広告

（参考資料：美容画報）

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（参考資料：美容画報）



（参考資料：月刊パーマネント）

やはり昭和２０年代ですが、こちらはお着物のパーマネントヘアになります。モダンな和洋折衷スタイルに仕上がっています。



（参考資料：おしゃれ／月刊パーマネント）

こちらは昭和３０年代初頭の髪型です。
このころになりますと、電髪はほぼなくなりまして、コールドパーマネントをかけたお髪にピンカールでウェーブやカールをつけてセッティングするのが一般的になります。





（参考資料：モダンビューティ）