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こどもと、取り引き?

子どもに言うことを聞かせるために、ついつい使っちゃうのが
「こうしてくれたら、あとで、あれをあげる」
ってやつ。

家の中なら、まだ使うこともないんだけど、外出先なら、周りの迷惑も考えると、どうしても「親の言うこと」を聞かせる必要がでてきますよね。

だから、今、言うことを聞いたら、あとで、これをしてあげる、だから、言うことを聞きなさい。

仕方ありませんよね。

でも、これは立派な取り引き。特に子どもは融通がききませんので、「してしまった約束」は、まもってやらなければなりません。



子どもは、実に大人を良く見ています。
大人同士がすること、大人が子どもにすること、、、、それらは、全部、子どもにインプットされます。

「あとでこれをしてあげるから」と言って、それを破れば「約束は破っても良い」と身をもって教えることになります。

いま、言うことを聞くとあとでこれこれをしてもらえる。
子どもが、「そのように理解すれば」本来の善悪の概念が吹っ飛んでしまいます。「してはいけないこと」が、消えてしまうんですね。
お小遣いを100万にしてくれたらひったくりをやめてあげてもいいよ。ね?

そして、この取り引きをすると、子どもは、次に自分の言うことを聞いてもらうためには、どうするべきか、をちゃんと学んでしまいます(笑)。

次は、子どもの側から取り引きを持ちかけてくることもあるでしょう、、、。



と言って、ここで答えは示せませんが(苦笑)。わからないので(爆)。
「ダメなものはダメ」で押し切るか
違うものに気をそらせるか
理屈で攻めるか

なんにしても、大人のすることは、全部、「教育」になってしまう可能性がある、ということですよね、、、。


かけひきにチョコレートを使うのはやめたほうがいいと思います。
どうやら中毒佐用があるようで、一度与えてしまうと、今度は与えるまで騒ぎますよ。

オトナでも甘いもの中毒の人がいますからね(笑)



子どもとの約束は、守る。

それを繰り返すのが一番だと思います。

「今、我慢しなさい。あとであげるから」
というのなら、必ず、あとであげる。
そういうことを繰り返していくうちに、我慢ということがわかります。

その約束を破ると我慢の意味も伝わりません。

「今、我慢しなさい。あとであげるから」と言っているのに、泣き喚くから
「ひとつだけよ」と今、あげてしまうと
「泣けばひとつは手に入る」と伝えることになります。

取り引きはしない。

しかし、約束は守る。

そして、、、

約束は守らせる、守るものであることを伝えていく。

今の大人にこそ、難しいことなんだけど(汗)、なにを子どもに伝えたいのか、と考えたら、大事なことなんだと思います。

その場しのぎではなくて。



「親が共感してあげる」という話がありました。
まだ帰りたくない、公園で遊んでいたい。
アイスクリームを食べたい、いますぐに。

そうやってベソをかきだすこども。。。

そういう時には、「ダメっ」とか「帰ってから」とかではなくて。

「そうだね、あと、もうちょっと遊んでいたいよね。ママもあと少し遊んでいたいのになあ。本当に残念だなあ」
「もうちょっとあそぼ?」
「遊びたいねえ。本当にねえ。でも、もう帰らないといけないなんて、辛いなあ」
「じゃあ、遊んでいこうよ?」
「ほんとに、そう思うよねえ。遊びたいんだけどなあ」

という具合に、子どものなになにしたい、という気持ちを心底からうけとめ、自分も本心から残念がる。
ここで子どもと同じ視点に立てるので、なにも「取り引き」する必要はなくなってくる。

こういうのはマニュアル化できないので、次にくる展開までは書けません。
ある家庭では「じゃあ、明日、もう一回こようか」という提案がその場を収めるかもしれませんし。
またある親子関係では「遊びたいんだけど、下の子が待ってるしなあ。下の子をほっといて遊んじゃおうか」という提案で、子どものほうが「ダメだよ、ママ、帰ろうよ」と言ってくるかもしれないし。

取り引きは利害が一致しないから、取り引きになるんです。
もし、親子の利害が一致していたら???

そういうことなんですね。
2007年03月27日(火) 16:57:35 Modified by mamasanganbare




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