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過保護と甘やかしの違い

過保護に育てると、将来自立ができなくて問題だよ、という話を良く耳にします。
だからといって子どもを甘やかさない、というのも短絡的だと思うのです。ちょっと混同されているような・・・。

こう考えてみてください。
子どもが公園で走り回ってこけて膝を血だらけにしながら泣いて走ってきた。
「甘やかしたらダメだから・・・」と突き放す親はあんまりいないですよね。

痛いならよしよししてあげる、泣いているなら抱きしめてあげる、抱っこしてほしいなら抱っこしてあげる。
なんだか甘やかしているみたいです。これはこれで、親子の信頼感が増します。きっと親にたしなめられながらも、「また走り回ってこける」と思います(笑)。これは、なにかあってもまた親の元に泣いて帰ってこれるから。それを知ったから。だから、子どもは安心して「自分で」なにかをしてきます。
でも、過保護とは違うんです。

過保護とは、この場合でいうと
「怪我をするから公園で走り回らせない」ということ。

つまり。
痛い目にあったらよしよしするのが甘やかしだとしたら、過保護は痛い目にはあわせない、ということ。

体験させて、泣いたときには十分癒してあげるのが(世間でいう)甘やかしのイメージ。
体験するまえに危険な目をつんでしまうのが過保護のイメージ。

後者だと、「親の指示」が子どもにとって大事な意味を持ちすぎます。指示がなければ動けなくなります。また、なにかが起ったときは「指示をしなかった、または指示が間違っていた親」が悪い、と子どもは考えます。
これが問題視されているのですね。

だから、全然べつもの。
過保護に育つのを恐れて、子どもが甘えたいときに甘やかさない、という「努力」はいらないんじゃないかなあ、と思うのです。
2007年09月30日(日) 22:56:13 Modified by mamasanganbare




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