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子どもが素直だって??

「すなおなよい子」

それは、誰から見て?

誰から見たら「良い子」なの?
誰から見たら「すなお」に見えるの?

子ども(幼児)が自分らしさ(幼児らしさ)を「すなお」にオモテに出したら、「問題児・聞き分けのない悪い子」になっちゃいませんか?

親の制止も聞かずにやりたいことをやっちゃうしね(笑)。

日本人は、確かに政府や官僚からみたら、どんな政治でも反抗しない「すなおで良い国民」だとは思いますが(苦笑)。


最近、事件の低年齢化にともなって、しばしば「子どもらしさがなくなってきた」を云々する識者やコメンテーターも目にしたりします。

子どもらしい子どもって、決してすなおなよい子じゃないですよね?そうじゃありません?わがままでしょ?子どもって。

子どもらしい子どもでいてもらおうと思うなら、「子どもらしい素直さ」、を認めてあげないといけないのが、難しいところなんですよね。いたずらする「能力」を創造力と褒め、喧嘩や反抗を「自己」の確立と喜び、飽きっぽさを好奇心が旺盛だと認める。ね、けっこう、ムツカシイでしょう。

逆に「素直な良い子」を求めるなら、その前に「大人にとっての」すなおなよい子、を自分が求めているんだ、ということは知っておいたほうがいいかもしれません。ある程度の「子どもらしさ」は犠牲にしてでも、です。
子どもを子どもとして見るのではなく、小さな大人である、と見ることに近いものがあります。



素直である。良い子である。
そういって自慢する時の、、、我が子の目の輝きには注意をしておきましょうよ。輝いているなら、きっと好奇心は旺盛な子どもですから。。。


上には「事件の低年齢化」とありますけど、大人でも同じような事件はいっくらでも起こしてるんですよね、同じような理屈でね。

素直、とは親の言うことを聞く、逆らわない、親が怒れば子どもは謝る、ということですよね、一般的なイメージは。

いいんですけど。

私は、昔、ふと「親が死んだら、自分が喪主か」と想像したことがあります。それも学生時代に。

ちょっと「死んで欲しかった」んですよね、親に(苦笑)。そのとき、思ったのが「子どもを育てる」とは「親がいなくても生きていける力をつける」ことではないのか、ということだったんです。

親に逆らわない、言うことを聞く。そういう「いい子」にすることが親のつとめ。
それはいいんです。
それで、、、親がいなくなったら子どもは本当に困らないか?
いつ、自分が交通事故や病気になるかもしれませんよね。
その「準備」はできたか。

また。
素直でいい子に育った子どもが、ある日「この環境はいやだ」と思えば、「自分ではなく環境の方をリセットしよう」と思うかもしれません。

親の言うことを聞けないとき、親がいなくなればいいのではないか。
すべてが目の前から消えてなくなればいいのではないか。
環境が原因なのではないか。それを取り除くしか生きてはいけないのではないか。

親の言うことを良く聞く素直な子どもであっても「親の言うことを聞かなくても生きていける」と知っていれば、また違うと思うんです。そうでなければ、一生、親の言うことを聞くか、聞きたくないときは親を排除するか、しか選択肢がなくなってしまう可能性がでてきます。

そのためには、、、大人も素直になったらいいんじゃないでしょうか。子どもが正論を吐いたら、一度は素直に認めてあげる。子どもが意見を言えば素直に耳を傾ける。そのうえで親の意見はこうだと素直に言う。親の意見もまた相対的であって絶対でないことは確かなのですから。
2006年07月09日(日) 11:12:04 Modified by mamasanganbare




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