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思いやり育児法

思いやり。
このことばは単なる優しさではなく、相手の気持ちを想像しうるところから始まる優しさだと思います。

赤ちゃんに思いやりをもって接しようと思えば、赤ちゃんが自分の「大切な人」だと想像しなおせばいいのではないでしょうか?

大切な人、たとえば恋人(ええ、今のだんなさんとの結婚前のおつきあい時代ですね。笑)と目を見詰め合ってキスを、、、と思っていたら、相手の目はテレビを観ていた。。。ショックですよね(爆)。

ミルクを赤ちゃんにあげているとき、ママの目はどこをむいているとお子様は安らぎますか?
こうやって考えていくと、最悪の話、育児書が一冊もなくても、赤ちゃんに優しい接し方ができるのではないでしょうか。

恋人と同じ部屋にいたのに、彼は一言もなく出て行った。今度いつ会えるかわからない。気がつけば一人ぼっちでとてつもない孤独を感じた。もう死んじゃいたい。
、、、という思いを赤ちゃんに味あわせたくはないですよね。
(実際に、赤ちゃんが目覚めたときに部屋にいなくて、泣き出しても、遠くからママの声がするのと、まったく返事をしないのとでは、泣き方が違います。それは赤ちゃんから見て希望があるか絶望しか感じられないか、だと思うんですが、、、。)

泣いていたら、わからなくても「なぜ泣いているか」を想像する。
揺すってなんとか寝てくれたらそれでいい。彼が相手ならそんなことは思いませんよね。

まだ、力もないのに、「早く早く」と歩行器に入れられる。
好きな人には無理をしてほしくないですよね。

とまあ、こんな感じです。
ちょっとだけ、子育てを見直してみませんか?
赤ちゃんは人間で、大切な人なんですから。


この逆は「うちの子はこうであってほしい」という育児法になるかもしれません。
早く歩いて欲しい、早くしゃべってほしい、早く英語を学ばせたい。

この育児法には、マニュアルなりが必要です。どうすれば早く歩かせられるのか、とかの。
でも、思いやり育児法はマニュアルが必要ないんですね、いるのはちょっとした想像力。


さて、話は変わりますが。
親は大きな視点が必要なときもあります。
単に、子どもがしてほしいだろうなあ、ということを先回りして解決してあげる、では逞しい子にならないかもしれませんし。
あるところでは「厳しさ」がイコール「思いやり」だったりもします。
そんな線引きをここですべて網羅するのは無理なのでしませんが。

思いやり育児法にも「根っこ」は必要なんです。
子どもの願望を小さくかなえる、だけではなく、「大きくかなえる」。
そこにはやり「愛情」という根っこがいると思うんですね。。。


思いやり育児法は、そのまま大人同士の人間関係にも使えそうですよ?
いや、何気なく使っているのかもしれません。

たとえば、親友が失恋した。
慰めの言葉は、、、
それよりもそばにいてあげて泣きたいだけ泣かせてあげる。
泣いて気が済んだら、肩を抱いてあげる。
そうしたら、相手も涙でぐしゃぐしゃの顔をしながら、ニコッと。
こんなドラマもありそうですよね。

要は、言葉よりも共感が大事だと。相手の気持ちを思いやる共感なんだと。
「泣くな、男なんて掃いて捨てるほどいる」とか
「あなたは悪くない」とか
よりも、
「あなたの泣きたい気持ちは良く分かる」
「気の済むまで泣いていいのよ、そばにいるから」。

育児においても

「他人のおもちゃは取っちゃダメ」
「晩御飯だから、帰るの」

イヤだイヤだを泣き叫ぶ子ども。

理屈は言えるんです。
自分のものだって人にとられたらイヤでしょう?
ご飯が食べられなくなってもいいの?  と。

そこに一足飛びに行くよりも
「あのおもちゃが使いたかったのね、残念だね」
「もっと遊びたいよね、ママももっと遊びたかったなあ」と。

まず、共感から入る。

もちろん、共感するには思いやる心が必要なんです。
これは、大人でも子どもでも実は一緒。
特別な子どもの操縦法は、、というよりも
ごねる気持ちの本心に気づいてあげる。わかってあげる。

そうすると、あとはスムーズに流れることも、あります(毎回じゃないけど。苦笑)
2007年05月21日(月) 17:04:01 Modified by mamasanganbare




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