英雄たちのその後 2020
※1巡目の赤字は抽選による交渉権確定、青字は単独指名による交渉権確定
＜マモノ甲子園ゆかりの選手 ドラフトダイジェスト＞
コロナ禍による実戦経験の少なさも響いたか、昨年・一昨年とは打って変わり、今年は大学生に人気が集中。
そんな中、中日が大学進学から一転プロ志望を表明していた高橋 (中京大中京)を一本釣り。交流試合でのピッチングも記憶に新しいところだ。
一昨年のNEO、昨年の石川に引き続き地元出身の甲子園スターの獲得に成功と、数年後が楽しみになってきた。
4球団競合の末、楽天が交渉権を獲得したのが早川(木更津総合→早稲田大)。2016センバツでUZGSを達成している。
当時は地味扱いされ、大学進学後も故障に苦しんだ時期はあったが、こうして競合指名を受けるまでに成長を遂げてきた。
DeNAは入江 (作新学院→明治大)を単独指名。2016夏の優勝メンバーで、当時は主に野手として出場しつつマウンドも経験している。
大学から再び投手に専念して飛躍。同級生の西武・今井とは異なるリーグとなったが、交流戦、あるいは日本シリーズで投げ合う日は来るか。
外れ1位で競合となり、ロッテがくじで勝ち取ったのが鈴木 (常総学院→法政大)。2016夏にベスト8入りした経験をはじめ、甲子園に3回出場した。
この秋のリーグ戦で防御率0点台を叩き出したが、ロッテがくじを外した早川とは投げ合いの末敗れた因縁の相手。プロで評価を逆転させるか。
ソフトバンクは外れ1位で井上 (花咲徳栄)を指名。1年時から甲子園を経験し、交流試合を含め3度大舞台を経験した。
ソフトバンクは井上以外の支配下指名を全て高校生で固めており、同級生と切磋琢磨することとなった。
2巡目の先陣を切ってオリックスが指名したのが元 (中京)。2年時に夏の甲子園ベスト4に大きく貢献した遊牧民族としてマモノスレでは知られる。
内外野に加え、リリーフを務めた上に満塁お誕生日まで放った八面六臂の活躍から1年。プロでは野手一本で勝負、遊牧民族が定住してどうなるか。
1巡目で4球団競合の佐藤輝を引き当てる強運を見せた阪神が続いて指名したのが伊藤 (横浜→国際武道大→JR東日本)。
2013夏に甲子園のマウンドに上がり、きちんと見える活躍をしてみせた。甲子園との相性は悪くないだけに、プロでも見える活躍に期待したい。
そして同じく2巡目のロッテが中森 (明石商)を獲得と、今年も甲子園を沸かせたスターを強かに手中に収めようとしている。
2・3年時には完成度の高い投球を見せ、野球ファンはもちろんマモノスレでもいい意味での注目を浴び続けた。プロでさらなる飛躍なるか。
3巡目に入り、中日が土田 (近江)を指名。「龍空」(りゅうく)の名前イジリでも注目を集めたが、1年時から強豪のレギュラーを張った逸材。
それでありながら、週刊ベースボールの選手寸評には2年時の東海大相模戦でのやらかしががっつりピックアップされてしまう。プロの舞台で汚名返上といきたい。
ヤクルトはここで内山 (星稜)を指名。2年時にはショートとして準優勝に貢献。3年時には中学の頃務めたキャッチャーに再転向したという経歴を持つ。
1つ上の先輩・奥川と再びチームメイトになったが、公式戦の舞台で先輩の球を受ける日はいつになるか。
そして3巡目ラストのオリックスが来田 (明石商)を指名し、実況スレが再び来田━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!のレスで溢れかえった。
チームメイトだった中森とは奇しくも同じリーグに。会見ではリップサービスも含め火花を散らしたが、2人の対決を心待ちにする住民も多いはずだ。
巨人は4巡目で伊藤 (都小山台→中央大→三菱パワー)を指名。21世紀枠で経験した甲子園では伊藤の呪いに屈したが、プロでリベンジなるか。
同じく4巡目で広島が小林 (智弁和歌山)を指名。2年時には星稜との激戦に先発し試合を作ると、3年時の交流試合では大勢が決した後の登場で完璧な投球。
最初から小林なら……とスレを残念がらせた。直前には同じく智弁和歌山の細川 (wiki未掲載)も日本ハムから指名され、立て続けに朗報が舞い込む形となった。
2016センバツで智弁学園を優勝に導いた村上 (智弁学園→東洋大)を阪神が5巡目に指名。秋はケガで開幕戦以降登板が無かった分この順位となったか。
件のセンバツでは防御率0.38というとてつもないピッチングを披露し最後は優勝決定サヨナラタイムリーまで打って村神とも称された。
同じく5巡目指名をDeNAから受けたのが池谷 (静岡→ヤマハ)。こちらは2017センバツの経験者で、IKEAの愛称で親しまれた。
当時の大阪桐蔭戦では初回に6失点と炎上するも、味方がすぐに追いついてくれた後は7回まで無失点というジェットコースターのような投球を披露した。
育成ドラフトに入り、オリックスが交流試合の開幕投手を務めた川瀬 (大分商)を指名。兄はソフトバンク所属の内野手と同じリーグで敵同士となった。
DeNAは石川 (横浜→法政大)を指名。2年時に現楽天・藤平の控えとして履正社戦に先発抜擢された経験を持つ。
阪神の育成1位指名を受けた岩田 (九産大九州→九産大)は2年センバツで甲子園を経験。当時はトルネードからサイドスローというフォームで注目された。
大量12人の育成選手を指名した巨人。そのうちの1人が8巡目の阿部 (札幌大谷)。2年センバツで197センチだった長身が、さらに伸びて2メートルに到達している。
【wiki未掲載の甲子園経験者】 (指名順)
日本ハム1巡目・伊藤 (駒大苫小牧→駒大中退→苫小牧駒大)
広島2巡目・森浦 (天理→天理大)
巨人2巡目・山崎 (明石商→東海大)
巨人3巡目・中山 (中京大中京)
西武3巡目・山村 (東海大相模)
DeNA3巡目・松本 (横浜)
ヤクルト4巡目・元山 (佐久長聖→東北福祉大)
日本ハム4巡目・細川 (智弁和歌山)
DeNA4巡目・小深田 (履正社)
ロッテ4巡目・河村 (白樺学園→亜大中退→星槎道都大)
楽天5巡目・入江 (仙台育英)
ロッテ5巡目・西川 (東海大相模)
ソフトバンク5巡目・田上 (履正社)
ヤクルト6巡目・嘉手苅 (日本航空石川)
日本ハム6巡目・今川 (東海大四→東海大北海道→JFE東日本)
阪神6巡目・中野 (日大山形→東北福祉大→三菱自動車岡崎)
巨人7巡目・萩原 (日南学園→創価大)
西武7巡目・仲三河 (大阪桐蔭)
ヤクルト育成1巡目・下 (健大高崎)
西武育成1巡目・赤上 (角館→東北公益文科大)
巨人育成1巡目・岡本 (米子東)
西武育成2巡目・長谷川 (敦賀気比)
ソフトバンク育成3巡目・桑原 (神村学園)
巨人育成3巡目・笠島 (敦賀気比)
巨人育成4巡目・木下 (横浜)
ロッテ育成4巡目・佐藤 (関東一→専修大)
オリックス育成5巡目・佐野 (霞ヶ浦→仙台大)
ソフトバンク育成6巡目・居谷 (明豊)
オリックス育成6巡目・古長 (九州国際大付→九州共立大→福島レッドホープス)
巨人育成11巡目・保科 (遊学館→創価大)
| 巡 | ⇔ | ｵﾘｯｸｽ | ﾔｸﾙﾄ | 日本ﾊﾑ | 広島 | 楽天 | DeNA | 西武 | 阪神 | ﾛｯﾃ | 中日 | ｿﾌﾄﾊﾞﾝｸ | 巨人 |
| �� | 抽 | 佐藤輝 | 早川隆 | 伊藤大 | 栗林良 | 早川隆 | 入江大生 | 早川隆 | 佐藤輝 | 早川隆 | 高橋宏 | 佐藤輝 | 佐藤輝 |
| 外 | 抽 | 山下舜 | 鈴木昭 | 渡部健 | 鈴木昭 | 井上朋 | 平内龍 | ||||||
| 外 | 抽 | 木澤尚 | |||||||||||
| �� | → | 元謙太 | 山野太 | 五十幡 | 森浦大 | 高田孝 | 牧秀悟 | 佐々木 | 伊藤将 | 中森俊 | 森博人 | 笹川吉 | 山崎伊 |
| �� | ← | 来田涼 | 内山壮 | 古川裕 | 大道温 | 藤井聖 | 松本隆 | 山村崇 | 佐藤蓮 | 小川龍 | 土田龍 | 牧原巧 | 中山礼 |
| �� | → | 中川颯 | 元山飛 | 細川凌 | 小林樹 | 内間拓 | 小深田 | 若林楽 | 榮枝裕 | 河村説 | 福島章 | 川原田 | 伊藤優 |
| �� | ← | 中川拓 | 並木秀 | 根本悠 | 行木俊 | 入江大樹 | 池谷蒼 | 大曲錬 | 村上頌 | 西川僚 | 加藤翼 | 田上奏 | 秋広優 |
| �� | → | 阿部翔 | 嘉手苅 | 今川優 | 矢野雅 | 内星龍 | 高田琢 | ﾌﾞﾗﾝﾄﾞﾝ | 中野拓 | 三好大 | 山本一 | ||
| �� | ← | 仲三河 | 高寺望 | 萩原哲 | |||||||||
| �� | → | 石井大 | |||||||||||
| 育1 | → | 川瀬堅 | 下慎之 | 松本遼 | 二俣翔 | 石田駿 | 石川達 | 赤上優 | 岩田将 | 谷川唯 | 近藤廉 | 佐藤宏 | 岡本大 |
| 育2 | ← | 辻垣高 | 赤羽由 | 齊藤伸 | 加藤大 | 長谷川 | 小沼健 | 上田洸 | 中道佑 | 喜多隆 | |||
| 育3 | → | 宇田川 | 松井聖 | 宮本拳 | 山本大 | 松木平 | 桑原秀 | 笠島尚 | |||||
| 育4 | ← | 釣寿生 | 丸山翔 | 豆田泰 | 佐藤奨 | 早真之 | 木下幹 | ||||||
| 育5 | → | 佐野如 | 水上由 | 緒方理 | 前田研 | ||||||||
| 育6 | ← | 古長拓 | 居谷匠 | 坂本勇 | |||||||||
| 育7 | → | 大城真 | 戸田懐 | ||||||||||
| 育8 | ← | 中村亮 | 阿部剣 | ||||||||||
| 育9 | → | 奈良木 | |||||||||||
| 育10 | ← | 山崎友 | |||||||||||
| 育11 | → | 保科広 | |||||||||||
| 育12 | ← | 加藤廉 | |||||||||||
＜マモノ甲子園ゆかりの選手 ドラフトダイジェスト＞
コロナ禍による実戦経験の少なさも響いたか、昨年・一昨年とは打って変わり、今年は大学生に人気が集中。
そんな中、中日が大学進学から一転プロ志望を表明していた高橋 (中京大中京)を一本釣り。交流試合でのピッチングも記憶に新しいところだ。
一昨年のNEO、昨年の石川に引き続き地元出身の甲子園スターの獲得に成功と、数年後が楽しみになってきた。
4球団競合の末、楽天が交渉権を獲得したのが早川(木更津総合→早稲田大)。2016センバツでUZGSを達成している。
当時は地味扱いされ、大学進学後も故障に苦しんだ時期はあったが、こうして競合指名を受けるまでに成長を遂げてきた。
DeNAは入江 (作新学院→明治大)を単独指名。2016夏の優勝メンバーで、当時は主に野手として出場しつつマウンドも経験している。
大学から再び投手に専念して飛躍。同級生の西武・今井とは異なるリーグとなったが、交流戦、あるいは日本シリーズで投げ合う日は来るか。
外れ1位で競合となり、ロッテがくじで勝ち取ったのが鈴木 (常総学院→法政大)。2016夏にベスト8入りした経験をはじめ、甲子園に3回出場した。
この秋のリーグ戦で防御率0点台を叩き出したが、ロッテがくじを外した早川とは投げ合いの末敗れた因縁の相手。プロで評価を逆転させるか。
ソフトバンクは外れ1位で井上 (花咲徳栄)を指名。1年時から甲子園を経験し、交流試合を含め3度大舞台を経験した。
ソフトバンクは井上以外の支配下指名を全て高校生で固めており、同級生と切磋琢磨することとなった。
2巡目の先陣を切ってオリックスが指名したのが元 (中京)。2年時に夏の甲子園ベスト4に大きく貢献した遊牧民族としてマモノスレでは知られる。
内外野に加え、リリーフを務めた上に満塁お誕生日まで放った八面六臂の活躍から1年。プロでは野手一本で勝負、遊牧民族が定住してどうなるか。
1巡目で4球団競合の佐藤輝を引き当てる強運を見せた阪神が続いて指名したのが伊藤 (横浜→国際武道大→JR東日本)。
2013夏に甲子園のマウンドに上がり、きちんと見える活躍をしてみせた。甲子園との相性は悪くないだけに、プロでも見える活躍に期待したい。
そして同じく2巡目のロッテが中森 (明石商)を獲得と、今年も甲子園を沸かせたスターを強かに手中に収めようとしている。
2・3年時には完成度の高い投球を見せ、野球ファンはもちろんマモノスレでもいい意味での注目を浴び続けた。プロでさらなる飛躍なるか。
3巡目に入り、中日が土田 (近江)を指名。「龍空」(りゅうく)の名前イジリでも注目を集めたが、1年時から強豪のレギュラーを張った逸材。
それでありながら、週刊ベースボールの選手寸評には2年時の東海大相模戦でのやらかしががっつりピックアップされてしまう。プロの舞台で汚名返上といきたい。
ヤクルトはここで内山 (星稜)を指名。2年時にはショートとして準優勝に貢献。3年時には中学の頃務めたキャッチャーに再転向したという経歴を持つ。
1つ上の先輩・奥川と再びチームメイトになったが、公式戦の舞台で先輩の球を受ける日はいつになるか。
そして3巡目ラストのオリックスが来田 (明石商)を指名し、実況スレが再び来田━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!のレスで溢れかえった。
チームメイトだった中森とは奇しくも同じリーグに。会見ではリップサービスも含め火花を散らしたが、2人の対決を心待ちにする住民も多いはずだ。
巨人は4巡目で伊藤 (都小山台→中央大→三菱パワー)を指名。21世紀枠で経験した甲子園では伊藤の呪いに屈したが、プロでリベンジなるか。
同じく4巡目で広島が小林 (智弁和歌山)を指名。2年時には星稜との激戦に先発し試合を作ると、3年時の交流試合では大勢が決した後の登場で完璧な投球。
最初から小林なら……とスレを残念がらせた。直前には同じく智弁和歌山の細川 (wiki未掲載)も日本ハムから指名され、立て続けに朗報が舞い込む形となった。
2016センバツで智弁学園を優勝に導いた村上 (智弁学園→東洋大)を阪神が5巡目に指名。秋はケガで開幕戦以降登板が無かった分この順位となったか。
件のセンバツでは防御率0.38というとてつもないピッチングを披露し最後は優勝決定サヨナラタイムリーまで打って村神とも称された。
同じく5巡目指名をDeNAから受けたのが池谷 (静岡→ヤマハ)。こちらは2017センバツの経験者で、IKEAの愛称で親しまれた。
当時の大阪桐蔭戦では初回に6失点と炎上するも、味方がすぐに追いついてくれた後は7回まで無失点というジェットコースターのような投球を披露した。
育成ドラフトに入り、オリックスが交流試合の開幕投手を務めた川瀬 (大分商)を指名。兄はソフトバンク所属の内野手と同じリーグで敵同士となった。
DeNAは石川 (横浜→法政大)を指名。2年時に現楽天・藤平の控えとして履正社戦に先発抜擢された経験を持つ。
阪神の育成1位指名を受けた岩田 (九産大九州→九産大)は2年センバツで甲子園を経験。当時はトルネードからサイドスローというフォームで注目された。
大量12人の育成選手を指名した巨人。そのうちの1人が8巡目の阿部 (札幌大谷)。2年センバツで197センチだった長身が、さらに伸びて2メートルに到達している。
【wiki未掲載の甲子園経験者】 (指名順)
日本ハム1巡目・伊藤 (駒大苫小牧→駒大中退→苫小牧駒大)
広島2巡目・森浦 (天理→天理大)
巨人2巡目・山崎 (明石商→東海大)
巨人3巡目・中山 (中京大中京)
西武3巡目・山村 (東海大相模)
DeNA3巡目・松本 (横浜)
ヤクルト4巡目・元山 (佐久長聖→東北福祉大)
日本ハム4巡目・細川 (智弁和歌山)
DeNA4巡目・小深田 (履正社)
ロッテ4巡目・河村 (白樺学園→亜大中退→星槎道都大)
楽天5巡目・入江 (仙台育英)
ロッテ5巡目・西川 (東海大相模)
ソフトバンク5巡目・田上 (履正社)
ヤクルト6巡目・嘉手苅 (日本航空石川)
日本ハム6巡目・今川 (東海大四→東海大北海道→JFE東日本)
阪神6巡目・中野 (日大山形→東北福祉大→三菱自動車岡崎)
巨人7巡目・萩原 (日南学園→創価大)
西武7巡目・仲三河 (大阪桐蔭)
ヤクルト育成1巡目・下 (健大高崎)
西武育成1巡目・赤上 (角館→東北公益文科大)
巨人育成1巡目・岡本 (米子東)
西武育成2巡目・長谷川 (敦賀気比)
ソフトバンク育成3巡目・桑原 (神村学園)
巨人育成3巡目・笠島 (敦賀気比)
巨人育成4巡目・木下 (横浜)
ロッテ育成4巡目・佐藤 (関東一→専修大)
オリックス育成5巡目・佐野 (霞ヶ浦→仙台大)
ソフトバンク育成6巡目・居谷 (明豊)
オリックス育成6巡目・古長 (九州国際大付→九州共立大→福島レッドホープス)
巨人育成11巡目・保科 (遊学館→創価大)
2020年11月13日(金) 19:15:39 Modified by ktp625