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13夏試合まとめ

8月22日★大会14日目 決勝

第一試合 前橋育英(群馬) 4−3 延岡学園(宮崎)
 初出場初優勝か、九州全県優勝か。もうすっかり頭にあまちゃんのテーマがこびりついて離れない住民の元に
 開幕前あまちゃんの洗礼。三枚看板延岡の一番手はエースナンバーの横瀬。「なんやて工藤!」と
 いつものように服部が湧いていたが、昨日も負傷した延岡セカンドの梶原。最初は守備についていたが
 工藤を二塁ゴロでさばいたのを最後に涙の交代。1アウト満塁のピンチを迎えるも捕手ゴロゲッツーに討ち取る。

 3回表にも延岡はピンチを2アウト1,3塁のピンチを迎えるが横瀬の緩急のあるピッチングにタイミングをはずされる
 前橋育英打線。3回裏延岡はすないぽで出塁したランナーを進めようとメイデンを試みるが、二封されるダメイデン。
 もう一発続けてメイデンを試みるも、サードの荒井が超反応。普通ならナイメイのはずがまたも二封のダメイデンに。
 
 ムスカ監督から笑いが消えた4回裏延岡の攻撃、さっきはよくもダメイデンにしてくれたなと言わんばかりの
 サード強襲ヒットをきっかけに2アウト満塁の大チャンス。「ZGSマニア全裸待機」「落ちろ、ラピュタの雷」
 という割れる応援の書き込みが出る中、ここで勝ったのは延岡。やらかしを含んで一挙二点先制。
 そしてよんたまんるいから次こそZGSと思われたその時、高橋光成、もう一発タイムリーを浴びてしまう。
 高橋光成が初の自責点2をこの回記録。魔曲あまちゃんの威力にスレ住民が恐怖する。
 
 しかし5回表、流れは延岡じゃないと言わんばかりのソロHRを8番田村が放つと一気にスレが加速。
 HRの後にいきなりセーフティバントという作戦に同様したのか横瀬、ボールが手につかずやらかし。
 そして続く悪夢のセカンドやらかし。「梶原あああああ」と1回に交代した梶原の無念を嘆いた。
 ここで三枚看板の二枚目、井手に交代。しかしながら流れに乗った前橋育英を止めることが出来ず、
 ついにスク水とタイムリーで同点に追いつかれる。まだチャンスの続く前橋育英に延岡は最終のP、
 ピンチを切り抜ける主人公型P奈須を投入。だがいきなりのよんたま。2アウト満塁のピンチ。
 「奈須ダメなのか!」というスレ住民の心配をよそにP対決、見事に高橋光成をゴロに討ち取り切り抜ける。

 6回表、出塁した工藤が公文式走塁術によりサードでアウト。「あかんて工藤!」と本来の意味でようやく使われる。
 7回表、3番土谷がフェンス上をコロコロする3ベースヒット。コロコロwwwとスレが盛り上がる。
 ノーアウト3塁で4番荒井が三塁線フェアぎりぎりの当たりを放ち、逆転に成功。よんたまやARAKAKIを挟んだが
 これ以上点はやれない延岡、奈須がきっちりと抑えこむ。

 9回表2アウト1,3塁のピンチをも主人公型の奈須、高橋光成との対決を制し得点を許さず。
 そして9回裏、いきなりのすないぽ。そしてセンター前ヒットでノーアウト1,2塁。
 ここでムスカが動く、代打。この場面での一年生代打。何者かと住民に期待されたが浅いレフトフライで
 最低限すらならず。そして次のバッターもファウルフライを打ち上げた所を前橋育英捕手がファインプレーでキャッチ。
 2アウト1,2塁。一発出れば逆転の場面でここまで延岡を支えてきたバッターは奈須。
 主人公型といわれた高橋対奈須の対決。バッターボックスで吠える奈須。フルカウントからの一球。
 
 奈須のバットは 空を切った。

 親子で掴んだ甲子園、初出場初優勝というなんとも劇的なドラマが甲子園で起こった。
 ここ最近続いたワンサイドゲームでなく、締まった決勝試合に多くのVIPPERが涙した。
 また延岡の重本監督が号泣する姿にも多くの住民が涙した。…が、熱闘甲子園で復活した重本監督に笑った。

 「終わった後でベスト8をみても、こんなベスト8は信じられないな」というVIPPERの1レスが語るように
 大波乱の2013年第95回全国高校野球選手権大会は幕を閉じた。


8月21日★大会13日目 準決勝

第一試合 日大山形(山形) 1−4x 前橋育英(群馬)
 名のある高校を数多く潰してきたダークホース日大山形と常総エース飯田の悲しみを背負った
 前橋育英の対決。初回日大山形の攻撃はいきなり1アウト満塁のチャンスを迎える。
 高橋光成の連投の疲れを心配するスレ民であったがこのピンチをゲッツーで切り抜ける。

 その裏、せやかて工藤がヒット、「コーナじゃない高橋」と言われる悲しい2番の高橋が
 自分の存在をアピールするバントと見せかけたバスターで連続ヒット。ナイメイを挟んで
 キャプテン荒井が「4番サードあらい」「七光」と言われる声もあったが、最低限の犠牲フライ。
 1点を先制する。その後日大山形はヒットを打つも得点には結びつかず、一方前橋育英は
 コーナじゃない高橋、代わったライトの元へ即2ベースヒットを放ったりと奮戦。3回終了0-3。

 1人で投げる高橋光成に対して、日大山形は継投策。双方、危なげない展開ながらも点を許さず。
 しかし6回、日大山形にやらかしから作った、ノーアウト三塁の大チャンス。見事に最低限の仕事
 犠牲フライで1点を返した日大山形。しかし反撃もここまで。8回に追加点を1点取られ、
 最終回、トレンドを思わせるノーアウトのランナーを出したものの、得点もならず。
 どこまで更新されるかと期待されていた「山形勢初の○○」はベスト4で落ち着いた。

 大物キラーだった日大山形、「常総だったら勝っていた」などの声がスレからも出たが
 大物三連発の後に初出場校に倒されるという無常に涙するものがいた一方、
 初出場初優勝もあり得るという期待に胸を膨らませたものもいた。
 何せエース高橋光成、41イニング自責点0、防御率0.00の状態で決勝に駒を進めたのだから。


第ニ試合 花巻東(岩手) 0−2 延岡学園(宮崎)
 あまちゃん合戦。これでどちらが勝っても決勝でもあまちゃん。これはNHKの罠。
 小さな巨人千葉に対してのムスカ監督の作戦は「最悪敬遠する」とさすがのインテリ系らしい
 コメント。「実際千葉きゅんにしてもこういう方が怖いよな」とスレ住民がガクブルする中試合開始。
 しかし蓋を開けてみればカットマン千葉、初回はファール無し。スレがざわ・・・ざわ・・・となる。

 どちらも貧打なのか得点圏にランナーが進むものの、大チャンスとまではいかず、6回表まで3塁まで
 ランナーが進むことのない3939試合。千葉もファールを一本も打たず、凡打ばかり。
 ヒールを辞めたのか千葉、なんかあったのかとスレ住民の心配が加速する中、
 6回裏延岡学園、2アウト2塁からタイムリーで一点先制すると、3ベースヒットで追加点。二点を先制する。
 8回の裏にもボークもあり1アウト3塁で得点のチャンスを作るがスク水失敗ルンバで得点ならず。

 花巻東はついに3塁にランナーを進めることなく、この準決勝で敗退。
 試合中にはわからず、後にわかったことだが千葉のカット打法が「バント」とみなされる恐れがあるという
 通達があった模様。それにより千葉は自分の本来の持ち味を出せず、この試合一球もファールを打たなかった。
 「準決勝でいきなり言ってやるなよ」「地方と甲子園のすり寄せちゃんとしとけよ」とスレ住民からは
 大会運営非難も多く上がった。一方、「サイン盗めなかったら負けるのか」という声ももちろんあった。
 またVIPPERばかりでなく、サイン事件から多くの非難したいだけの輩が多かったことを付け加えておく。
 「ボークも知らないやつがちらっときて批判するな!」と不満な元々の住民は多かった。

 だがそれよりも人気が出てしまった延岡学園、クールな重本監督。勝利が確定した途端、ガッツポーズ&雄叫び。
 「ぐう熱い」「かわいいwww」と監督大人気。海老反り雄叫びはAAとなった。きっと来年も使われる。

 ベスト4に2校も残って期待大であった東北初優勝だったが、来年に持ち越しとなった。
 

8月19日★大会12日目 準々決勝

第一試合 花巻東(岩手) 5−4 鳴門(徳島)
 カットマン千葉に注目が集まる中、初回からファールのねばねば打法で
 ここまで完投イケメンエース板東を苦しめる千葉、よんたまでいきなりの出塁。
 出塁はあるもののルンバが発生したりとチャンスを生かし切れない両校。

 しかし6回花巻東は、千葉のねばねばフォアボールで出塁、3番岸里の
 バックスクリーンに飛び込む2ランHRで2点を先制。だがその裏、鳴門の攻撃
 2つのよんたまから4番伊勢の値千金のタイムリー、ツンデレ稲岡も続く
 ルンバを挟んでさらには7番鳴門のジャイアンこと松本のタイムリーで逆転。2-3。

 8回表、千葉がよんたまで出塁、結果メイデンで2塁に進んだその時、事件が起こる。
 ババンバンバンバンの動きに鳴門の捕手日下がコース伝達の容疑で審判に止めてもらうように要請。
 なんだなんだとスレは一気に加速したが、その時5番多々野が打った一塁への打球がベースに直撃。
 超絶不運なイレギュラーにファーストの伊勢はもちろん対応できず、同点を許してしまう。
 そこから追い打ちのタイムリーを2発受け、板東この回3失点。5-3。

 9回裏鳴門が伊勢は満塁策で敬遠され、2アウト満塁から1点を返すものの、今年のトレンド。
 花巻東のZGSで最後の公立高校、鳴門の夏はここで終わった。
 この試合でカットマン千葉、板東に41球を投げさせ出塁率100%を達成。小さな巨人の名を甲子園に刻んだ。


第ニ試合 日大山形(山形) 4−3 明徳義塾(高知)
 日大三高、作新学院を打ち破った破竹の快進撃を続ける日大山形の第三戦目の相手は明徳義塾。
 ヒールなイメージが未だに抜けない明徳義塾とクジ運の無さに同情もあってかスレは山形寄り。
 日大山形の攻撃が三者凡退。1回裏からいきなり明徳に1点を先制され、山形の快進撃もここまでか…
 という雰囲気に。しかし日大山形、2回の明徳の攻撃を三者凡退に抑えると
 
 3回表の攻撃でヒット→ナイメイ→タイムリー3ベースのコンボで1点を返し追いつく。その裏も三者凡退に抑えこむ。
 だがそうは問屋がなんとやら、さすがの明徳4回裏に1点勝ち越し。日大山形に逆転を許さない。
 
 6回表、日大山形が同点に追いついたと思ったら6回裏、明徳がもう1点追加で格の違いを見せる。
 7回裏さらに明徳が満塁のチャンスを作るもこれ以上離されるわけにはいかない山形はZGSで切り抜ける。

 8回表、日大山形3回表に見せたヒット→ナイメイ→タイムリー3ベースのコンボをもう一度再現。
 2アウト3塁のチャンスでバッターは4番奥村。山形の大チャンスに明徳が選んだのは敬遠である。
 だが続く5番吉岡が意地のタイムリー、追い付かせてもらえなかった試合、初めての逆転に成功する。
 
 取られたら取り返して来た明徳義塾、この8回裏、1アウト満塁のチャンスを築くも3バントスク水失敗も手伝い
 二度目のZGS。9回裏も日大山形きっちりと三者凡退に討ち取り、山形県勢初のベスト4進出を決めた。


第三試合 常総学院(茨城) 2−3x 前橋育英(群馬) <延長10回>
 明徳が消えた現時点で最有力の常総学院。前橋育英は自責点0の高橋が疲労で投げられないのか
 先発は喜多川。1回表のピンチは切り抜けたものの2回表に悪送球も手伝い2点を献上。2-0。
 
 その後常総学院エースの飯田からチャンスを作れず。5回に前橋育英、得点圏にランナーを置いて
 代打を起用も得点できず。ここから前橋育英もエースの高橋光成が登板。

 お互い投手戦の続く7回の前橋育英の攻撃、2死一、二塁から飯田が初めてのよんたま。2死満塁のチャンス。
 しかしここをエース飯田素晴らしいピッチングでZGS。前橋育英も8回に高橋がZGS返しを披露し、
 大いに盛り上がる。両校は新たに点をとることができないまま9回を迎える。
 
 エース飯田がここで足が痙攣。浦和学院の小島を彷彿とさせる展開にスレ住民はまさかと思い始める。
 しかしその不安も継投した金子が3,4番をあっさりと討ち取り、5番小川のセカンドゴロ。
 誰もが終わったと思ったその時、大阪桐蔭−日川戦でも見たセカンドの悪夢の再来、まさかのイレギュラー。
 6番板垣が「板垣死すとも自由は死せず」というよくわからない応援を背に、2ベースヒット。
 そしてここで高橋光成タイムリー3ベースヒットを放ち同点に追いつく。スレも大盛り上がり。
 
 同点延長で常総は得点圏にランナーを進めるも得点ならず、
 その裏、大人気の工藤のヒットから3番土屋が人生初のサヨナラヒットを打った事により試合終了。
 高橋光成が32イニング防御率0.00とし、今大会の主人公として名乗りをあげた。
 金子もルイも悪く無い、という優しいVIPPER達はこの出来事を「育英の呪い」と名付けることにした。


第四試合 富山第一(富山) 4−5x 延岡学園(宮崎) <延長11回>
 三試合連続で好ゲーム、涙不可避な第三試合を見たVIPPER達。「もう寝るわ」「次面白いんだろうな?」
 「仮にも完封同士だぞ」などとこの試合が面白くないと決め付けてかかる。スレも実際少ない感じだった。
 どうしてもネームバリューの無い二高、それも仕方がないのかもしれない。

 富山のピッチャーがなかなかいいな、などとレスがつく中、富山第一が一点先制。
 延岡の重本監督が大変ご立腹。スレ住民がインテリ系の通称ムスカ様のお怒りに恐怖する。

 好守が続き、点が入らない展開に盛り上がりつつもやはり堅守の試合、盛り上がりに欠けていたところで
 6回裏延岡の攻撃、意表をつくセーフティメイデンでノーアウトのランナー。続く3番坂元の結果メイデンを
 潰そうとした結果のフィルダースチョイス。4番のナイメイが炸裂、1アウト2,3塁の大チャンスで
 ムスカ監督も大興奮の雄叫び。するとラピュタの雷が甲子園に落ちたのか3ベースヒットで逆転。
 さらにスリーバントスク水成功によりもう1点。1-3とリード。

 しかし7回表富山の猛攻により即同点に追いつかれ、さらに逆転を許す。4-3。
 すぐさま8回裏によんたま→結果メイデン→タイムリーで4-4の同点に。
 地味試合だと思っていたのにこのシーソーゲームに大興奮の住民たち。
 
 そして9回表、1アウト1,3塁の状況。ピッチャー奈須はこの大ピンチをダブルプレーで抑えこむ。
 ・・・が、何やら審判に不穏な動き。なんと延岡ブルペンのボールがプレーゾーンに入っていて
 線審がタイムをかけていたということだ。協議の結果、
 ダブルプレーは取り消し、切り抜けたはずのピンチを奈須はもう一度投げなくてはならなくなった。

 これにはスレ住民も球場全体も一気に奈須くんの味方が急増。その期待に答えるかのように
 奈須は二者連続三振。幻のダブルプレーは消えたが、同じ結果となって事なきを得た。

 試合は両投手の粘りもあり、初の延長11回に突入。
 11回延岡の攻撃、1アウト1,2塁からの状況でセカンドゴロ、4-6-3のダブルプレーが決まってさらなる延長、
 と思われたその時。ファーストへの送球が逸れる。その間に2塁ランナーがホームイン。
 幻のダブルプレーで盛り上がったゲームは掴み損ねた幻のダブルプレーで幕を閉じた。
 
 終わってみれば四試合とも熱い、先日のワンサイドゲームのツケを払うかのような最も熱い一日となった。


8月18日★大会11日目

第一試合 常総学院(茨城) 9−1 福井商(福井)
 スレ住民が気になっていた眼龍はスタメン入りの常総学院、
 いきなり1回裏1番山本のライトフェンス直撃の三塁打で ノーアウト三塁のピンチを迎えてしまう。
 福井商大チャンスも好投手飯田の前に後続の2番、3番、4番が三者連続三振。
 
 常総学院有利で試合が展開するも点は入らず、住民が退屈し始めた5回、
 眼龍のお誕生日で常総学院が勝ち越し。
 ソロだからか「独眼龍ホームラン」なる単語も飛び出しスレも盛り上がる。
 
 ここから流れは常総学院、7回までに3点を積む。
 福井商はその裏フィルダースチョイスマニア大喚起の野選による得点。
 3-1でまだわからないと思った矢先、9回表常総学院がHRを含む合計6得点。
 今年のトレンドが起こるどころか逆に9回に点差をつけられ、福井商の夏は終わった。


第二試合 弘前学院聖愛(青森) 0−10延岡学園(宮崎)
 童顔の監督率いる青森りんごっ子軍団(赤)対ほんのりピンクな延岡学園の赤VSピンクの対決。
 すでに九州勢は延岡学園の残して全滅、延岡としては負けられない試合だが、大方の予想は
 勢いのあるりんごっ子。聖愛の先発が3番をつけており、1番以外の1桁ナンバーマニアが絶頂。
 
 しかしムスカ監督率いる延岡学園、3回に相手の牽制ミスで先制すると勢いを掴み5回には一挙4点追加。
 りんごっ子は本来のエースナンバーである小野を投入、先発でありファーストの一戸との珍しいコンバート
 作戦を試みるも魔曲あまちゃんの勢いは止まらず、6回にも4点を許す。二試合連続の野選による得点。
 フィルダースチョイスマニアが絶頂する中、さらに8回に1点を追加され
 りんごっ子は反撃のチャンスを作れないまま、初めての夏を終えた。


第三試合 前橋育英(群馬) 7−1 横浜(神奈川)
 初出場ながら二試合完封でここまで駒を進めてきた前橋育英と
 優勝候補の消えた今、五紙評価は最も高かった横浜の対決。
 親子とおじいちゃんと孫の対決でもあるこの試合、いきなり
 「せやかて工藤!」とスレ住民の中から服部が大量発生。
 その声に答えるかのようにツーベースヒット。しかし2番がダメイデン、
 厳しい展開かと思いきや連続ヒット、息子タイムリーで1点を先制、さらにもう1点を追加。

 しかし横浜も2回、相手のミスから1点を返す。実力拮抗のいい試合になるかと思われた
 4回表2アウトから「なんやて工藤!」とさらに服部が大量発生する
 工藤のお誕生日、さらには2番田村もお誕生日が続きスレが加速。
 
 その後も確実にチャンスを物にしていく前橋育英、7回までに合計7点を取りリードを広げる。
 そしてスレが震撼する事件が8回裏横浜の攻撃、思い出代打の男、川田に起こる。
 まさかの大リーグボール1号である。この衝撃の魔球に横浜打線はその後も沈黙。
 大リーグボールを放った高橋光成は失点こそあったものの、自責点0のまま、準々決勝へと駒を進めた。


第四試合 富山第一(富山) 8−0 木更津総合(千葉)
 ワンサイドゲームや星飛雄馬の登場によりお腹いっぱいになってきたスレ住民。
 木更津総合のクジ運よすぎワロタww今日も全力校歌かwwwという大方の予想だったが蓋を開けてみれば
 マジャ、スク水失敗、ダメイデン、ルンバ、エラーからの1アウト満塁からのZGSなど盛り上がり所が
 ある締まった展開・・・と言えなくもないのだがお疲れのスレ住民達には締まった試合は退屈。

 ようやく6回に試合が動き、富山第一は一挙三点を先制。その後木更津総合はチャンスを作れず、
 9回を迎える。ここで富山第一の打線がなぜか今頃覚醒、タイムリー連打で追加点。
 5-0となったところでたまらず木更津はPを田口へ交代したが田口もそのままレイプされる。8-0。
 今年のトレンドすら許さない完封勝利で富山第一、富山県代表として40年ぶりのベスト8進出を決めた。


8月17日★大会10日目

第一試合 済美(愛媛) 6−7 花巻東(岩手) <延長10回>
 前回からどれだけ修正できたかが注目された済美・安樂だったが
 今回も立ち上がりから最悪のピッチング。初回から3連打を浴びて
 満塁を作ると押し出しすないぽ→犠牲フライとあっさり2失点。
 さらに3回にも死球からライト前タイムリーを打たれて1点を失う。

 以降はある程度立ち直ったか要所を締めるようになったが、
 済美打線も花巻東の投手陣の前に6回まで沈黙が続く。

 7回裏、済美は7番・藤原が内野安打で出塁すると8番・町田のとき暴投。
 ランナー三塁としたところで町田がタイムリー、ようやく1点を返す。

 8回にはヒット→やらかし→USA川のタイムリーで1点差に迫り、
 続く4番・安樂は併殺ながら走者を三塁に進め、5番・太田が内野安打。
 同点に追いつき、球場もスレも大盛り上がり。ただその後のチャンスはルンバ。

 両軍ともに9回の攻撃では得点を得られず、試合は延長線に突入。

 10回表、2番・千葉から始まる花巻東の攻撃はヒット→二塁打→敬遠で無死満塁。
 安樂は5番・多々野を三振に切ったものの、6番・小熊にタイムリーを浴び、
 さらに7番・山下に犠牲フライ、8番・茂木に三塁打を許してこの回一挙4失点。

 さすがに終わったと誰もが思ったものの、今大会のトレンド力は半端ではなく
 ここまで打撃では置物状態だった安樂が10回裏の土壇場で3ランお誕生日。
 さらに太田がライン上に落ちるマモノ的二塁打で続き、逆転サヨナラの機運

 ・・・も、当然トレンド力はここまで。ダメイデンと併殺で試合終了となり、
 安樂は結局2試合で14失点と真の実力を見せることなく甲子園を去った。


第二試合 明徳義塾(高知) 5−1 大阪桐蔭(大阪)
 大阪桐蔭1番・峯本の打球を、センターがスライディングキャッチ
 ・・・に失敗し、ボールが外野を転々とする間に峯本は本塁生還。
 初回先頭打者ランニングホームランという形で大阪桐蔭が1点を先制する。

 しかしエース葛川の投球も野手陣の守備もピリっとしない。
 2回裏、すないぽ→ヒット→メイデンで一死二三塁としたところで
 捕手・森が走者牽制球をレフト前に投げつけるまさかのやらかし。
 これで同点とし、よんたま→三塁打でさらに2点を失い逆転を許す。

 続く3回にも四死球で築いたピンチに西岡の長打を浴び2失点。
 王者・大阪桐蔭が序盤で4点ビハインドという苦しい展開。

 明徳義塾先発・岸は初回こそありえない失点を喫したものの、
 以降は素晴らしいピッチングで桐蔭の豪打を完全に封じ込める。
 桐蔭投手陣も4回以降は無失点で踏ん張り、反撃の機会を窺う。

 が、打線は最後まで岸を崩すことは出来ず。
 明徳義塾が昨年の借りを返し、ベスト8進出。


第三試合 鳴門(徳島) 17−1 常葉菊川(静岡)
 常葉菊川の守備が初回から乱れに乱れ、連続エラーとヒットで二死満塁。
 6番・日下と7番・松本の連続タイムリーで鳴門が3点を先制する。

 2回、3回こそ静かだったものの中盤に入ると壮絶、という言葉も生ぬるいほどのレイプゲームがスタート。
 4回、松本のヒットを板東がメイデンで送り、9番・鳴川が四球で出塁すると
 常葉菊川は投手を穂積に交代したものの、1番・中野から5連打を浴び5失点。

 5回にも2つのよんたまと中軸の連打で3点を失い、6回にも1失点。
 打線は7回にようやく反撃の狼煙を上げ、3連打で1点を返すも鳴門の逆鱗に触れ、
 8回裏に5点を追加されて三塁側アルプスはお通夜、スレは阿鼻叫喚。

 ――渦潮打線が通った後は、草も残らない。


第四試合 作新学院(栃木) 2−5 日大山形(山形)
 2番・添田の三塁打と4番・山下の二塁打で作新学院があっさりと先制。
 しかし日大山形も1回裏に5本の安打を放って一挙に3得点し逆転。

 互いに強打を誇るチームだけに、毎回のようにランナーを出すものの
 両投手陣の粘投でスコアボードは以後5回まで0が並ぶ投手戦に。

 6回、5番・小林のお誕生日で作新学院が1点差に迫るものの
 8回に日大山形が一死一塁から2本の長打で2得点、突き放す。
 日大三高を破った打力が本物であることを示した山形、ベスト8進出。



8月16日★大会9日目

第一試合 沖縄尚学(沖縄) 3−4 弘前学院聖愛(青森)
 沖尚スタンドはゴーヤを持って応援、聖愛スタンドはりんごジュースを飲んで応援と、
 ゴーヤvsりんごの対決で幕を開けたこの試合。

 沖尚が3番・名嘉の内野安打と4番・柴引の二塁打で初回先制も、
 聖愛も2番・藤本がポテンヒットで二塁まで進む好走塁と
 続く3番・一戸のライト前タイムリーで即座に同点に追いつく。

 今大会のダークホースとして注目を集める聖愛、一方的な攻撃を展開。
 2回、3回と相手の好守やルンバで得点こそできないまでも攻め立てると
 4回には怒涛の連打で3点を勝ち越し、勢いの差で均衡をぶち破る。

 初出場校に負けるわけにはいかない沖縄尚学、終盤に反撃を開始。
 7回に6番・平良がお誕生日、8回には1番・諸見里のタイムリーで1点差。
 突き放したい聖愛も得点圏にランナーを進めるものの本塁を踏めず。

 しかしながら沖尚全身全霊の反撃も9回にはよんたま一つを稼いだのみ。
 りんごパワーで接戦を逃げ切った弘前学院聖愛、初出場にしてベスト16に駒を進めた。


第二試合 西脇工(兵庫) 1−3 木更津総合(千葉)
 2番・岡田、3番・猿田の連打から4番・谷田の犠牲フライで
 木更津総合が初回に電光石火の1点先制、続く2回にも
 1番・東のタイムリーで2点を追加し、試合の主導権を掌握する。

 木更津の先発はエースの「パーフェクト千葉」だったが、
 アクシデントにより先頭打者1人を三振に切っただけで降板。

 急遽マウンドに上がることになった笈川だったが、変化球を駆使し好投。
 3回裏に3本のヒットを浴びて1点を失うものの、それ以上の失点を許さず。
 一方の西脇工・翁田も5回にボークとやらかしで築いた大ピンチを
 連続三振で切り抜けるなど奮戦し、3回以降は完全に投手戦の様相。

 エースの力投と地元の大声援に応えたい西脇工打線は9回、
 3番・山中のヒットとよんたま×2で二死ながら満塁のチャンスを作る
 ・・・が、反撃はここまで。やはり今大会のトレンドに終わった。


第三試合 前橋育英(群馬) 1−0 樟南(鹿児島)
 西脇工の大応援団が去り、ガラッガラになった甲子園で繰り広げられる
 前橋育英・高橋光と樟南・山下の熾烈な投手戦。スレも若干ガラガラ。

 5回表、前橋育英5番・小川がセンター前ヒットで出塁すると
 6番・板垣のメイデンとARAKAKIによってランナーが三塁へ。
 そして8番・田村の強い打球をセカンドがトンネル、前橋育英が先制。

 樟南も5回裏に二塁打と内野安打で築いたチャンスにスクイズを敢行も
 これは失敗に終わり得点ならず。最後まで粘投と好守で反撃の機会を窺ったが
 以降打線は高橋の前に沈黙、ランナー一人出すことが出来ず最終回を迎える。

 が、9回に入ってお約束の熱い反撃を開始。3番・今田がヒットから
 2つの盗塁で二死ながら三塁に進み、同点の期待にスレを沸かせる
 ・・・が(ry 九州勢は延岡学園を残すのみとなった。



8月15日★大会8日目

第一試合 聖光学院(福島) 1−2 福井商(福井)
 福井商の先発マウンドは中村文ではなく背番号10の長谷川。
 188cmの長身から丁寧にコーナーを衝く投球で5回までを零封。
 初回いきなりの死球から4番・大石のタイムリーで福井商があまちゃん間先制。

 以降もメイデンをきっちりと決めてチャンスメイクするなど
 福井商のそつのない攻撃が続くが、聖光学院・石井も奮闘しこれを退ける。
 打線の反撃は6回、3番・八百板と4番・園部の連打で同点に追いつく。

 接戦のまま終盤戦に突入した試合は8回裏、福井商3番・関がヒットで出塁。
 福井商は4番の大石がメイデンでこれを送る堅実極まる作戦に打って出る。
 そして6番・林のとき、とうとうウイルスが発症。捕逸でランナーが三進し
 そのまま林が決勝点となる勝ち越しタイムリーを放って決着。


第二試合 熊本工(熊本) 0−4 作新学院(栃木)
 初回、作新学院3番の山下がお誕生日を迎えて2点を先制する。
 一方熊本工エースの方の山下はこれに動揺したかコントロールが乱れ、
 初回から四死球を連発する苦しいピッチングが続く。

 5回にはすないぽ→進塁打×2→よんたま→ライト前タイムリー
 と実にモヤっとする形で作新学院がリードを3点に広げ、
 終盤8回にも「栃木なのに山梨」の三塁打と1番・小林のヒットで追加点。

 一方の作新学院投手陣は好投していたエース渡辺を
 6回にあっさりと下げて朝山に交代させる継投が功を奏し完封リレー。
 投打に地力で上回った作新学院が終始試合を支配する形で勝利を収めた。


第三試合 常総学院(茨城) 4−1 仙台育英(宮城)
 仙台育英の前試合とは打って変わって、序盤は3939の投手戦。
 多彩な変化球を操る飯田と本来の制球力を取り戻した鈴木の力投が続き、
 スレも試合内容より仙台育英の男子マネ手作りお守りに大爆笑。

 中盤に入ると仙台育英打線が飯田を捉え始め、毎回ピンチを背負うが
 野手なのに柿田の呪いに飲み込まれている人の活躍もあって切り抜ける。

 一方5回までパーフェクトピッチングだった鈴木だが、6回に入って
 実況がそれに言及すると途端に崩れ、捕手の打撃妨害もあって
 一死一二塁としたところで馬場にマウンドを譲る(→マシンガンライト)。

 が、その馬場は代わりバナを叩かれて2失点。
 押せ押せムードだった仙台育英の方が先制を許す。
 8回表、2番・菊名のお誕生日で1点差に迫ったものの、
 その裏にも馬場が打ち込まれ2失点、3点差で最終回へ。

 苦しんだ飯田だったが、粘りの投球で終盤3回も抑えこみ完投。
 常総学院は優勝した10年前以来となる3回戦へ進出した。
 中途半端に1本だけヒットを打ってしまった上林はネタ的にも伝説になれず・・・


第四試合 鳴門(徳島) 6x−5 修徳(東東京) <延長10回>
 2回裏、鳴門4番・伊勢がニュース間お誕生日で先制すると
 さらに5番・稲岡もニュース間二塁打で続き、7番・松本がタイムリー。
 (なお修徳のセンターがこの打球を落球したものの大事には至らず)

 修徳先発の西林は精彩を欠き、3回に内野安打と四球を出したところで降板。
 代わった遊佐も火消しの役目を果たせず、伊勢の再びの長打で2失点。

 一方で鳴門・板東にも本来の制球力が見られず、早い回から球が上ずる。
 修徳は4回、2番・森田と3番・飯野の連打、6番・酒井のタイムリーで2点を返す。
 鳴門もその裏に下位打線の連打で突き放すように5点目、試合はすっかり乱打戦。

 5回には死球→ARAKAKI→タイムリー、6回にはヒット→盗塁→タイムリーと
 修徳がじわじわと差を詰めていく。鳴門打線も出塁はするが得点にならず。
 7回、二者連続ARAKAKIからのフィルダースチョイスで修徳ついに同点に。

 互いに譲れない板東と遊佐は8回9回を粘りの投球で退け試合は延長へ。

 10回裏、鳴門が名前からして神に愛されていそうな伊勢の二塁打と、
 自打球での負傷を乗り越えて頑張る稲岡の見事なメイデンでチャンスを築く。
 そして満塁策敬遠を挟んだ7番・松本の打球はレフト前。劇的サヨナラ決着。



8月14日★大会7日目

第一試合 秋田商(秋田) 0−5 富山一(富山)
 試合中盤まで、富山一・宮本と秋田商・佐々木の投手戦。
 地味めな展開ながらもスレは佐々木のアンダースローに湧いていたが、
 5回表、ショートやらかしからの進塁打と犠牲フライで富山一が先制。

 7回には上位打線の連打で2点、8回は長打にすないぽやARAKAKIが絡み2点。
 秋田商は5点差を付けられる厳しい展開。一方、等しく「ショートに試練」を
 与えられた富山一だが、宮本は要所をしっかり抑えて得点を許さない。

 結局、完封勝ちで富山一が甲子園初勝利を挙げ、
 東北地方全県勝利の偉業は次回大会以降に持ち越された。


第二試合 済美(愛媛) 9−7 三重(三重)
 出塁した済美先頭の山下が野手の送球を顔面に受けて負傷退場、
 その裏に安樂が連打とARAKAKIでいきなり2失点という波乱の初回。

 しかし三重・若林は制球定まらず四死球連発、2回に押し出しで失点。
 3回には宇佐川の三塁打、光同寺のポテンヒット、町田のタイムリーで
 済美が2点を得てあっさりと逆転、若林をマウンドから引きずり下ろす。

 代わった政木ももう一つピリっとしないピッチング。
 6回にはよんたま→ARAKAKIで進めたランナーを犠牲フライで返し、
 7回には野手のやらかしに足を引っ張られ連打を浴びて3失点。

 不安定だった安樂も尻上がりに調子を上げ、三重を寄せ付けず
 ・・・のはずだったが、9回に捉まり猛反撃を受けて大炎上。
 今大会のトレンドとはいえ、先行きに不安を覚える内容となった。


第三試合 常葉菊川(静岡) 5−3 有田工(佐賀)
 2回表、常葉菊川打線がエンドランで先制し、さらに2点を追加。
 有田工も3回裏にバントを絡めた堅実な攻撃で1点を返したものの、
 4回表、古川が霊剣打法・?原にお誕生日の2点プレゼント。

 4点ビハインドの苦しい展開となったが、有田工は4回裏に
 4番・古川のタイムリー三塁打、続く5番・川元のスク水で2点返済。
 白熱の試合展開と自己主張の激しい球審の股間にスレも加速する。

 5回以降は投手戦。互いのバックも堅守を発揮し、投手を助ける。
 そして試合が落ち着く一方、球審への注目がますます熱を帯びる。

 9回、有田工が15時のニュース間に築いた大ピンチを気迫で退け、
 スレのマモノ民は逆転劇への期待を寄せる。しかしながら、及ばず。
 前評判に反し打力を発揮した常葉菊川が、2年連続の東海初戦全滅を回避した。


第四試合 日川(山梨) 3−4x 大阪桐蔭(大阪) <延長10回>
 優勝候補最右翼・大阪桐蔭を相手に日川が堂々たる立ち回り。
 2回表、4番・山形がライトオーバーのツーベースを放ち、
 進塁打を挟んで6番・佐野がスリーバントスクイズに成功、先制。

 一方、守備では山田に代わって先発マウンドを託された三枝が好投。
 独特の縦変化球を駆使して大阪桐蔭の強打を5回まで封じ込める。

 が6回表、流石に調子も衰えて2者連続のよんたまと制球が乱れる。
 日川はここで山田をマウンドに上げるが、いきなりの初級すないぽ。
 そしてセカンドがやらかし、ノーヒットでの逆転を許してしまう。

 逆転ジャイキリへの期待も、次の1点を獲ったのもやはり大阪桐蔭。
 やはりダメか、何なんだ山田は、そんな怒りと悲しみが渦巻く8回表、
 9番・寺本の二塁打と2番・水上のセンター前ヒットで日川が1点差に迫る。

 8回裏のピンチを切り抜けた日川打線は9回、先頭の山田から2連打。
 無死一二塁の絶好機を作り出す・・・も、エンドラン失敗、三振。
 そして8番・山本が二塁ゴロで試合終了・・・誰もがそう思った瞬間、
 最高のタイミングでマモノが起床。やらかしで同点に追いつく。

 試合は今大会初の延長戦に突入。スレも大いに盛り上がる。
 しかし日川の攻撃は山形の特大ファールなど期待感こそありながら無得点。
 対する大阪桐蔭の10回裏は、ここまでいいところなく門松と化していた
 6番・笠松の汚名返上の一打と7番・福森の巧打が炸裂、サヨナラ勝ちを収めた。



8月13日★大会6日目

第一試合 丸亀(香川) 1−7 横浜(神奈川) ''
 横浜のちゃんと見える伊藤が初回から奪三振を積み重ねる。
 丸亀打線もランナーを出せないわけではないが、
 要所を三振で締められ、得点に結びつけることができない。

 横浜打線は3回、9番・根本と1番・川口の連続長打で先制すると
 さらに2番・松崎、3番・浅間も続いてこの回一挙3点を獲得。
 5回には4番・高濱がお誕生日を迎えて3点と突き放す。

 終盤に入っても丸亀打線は伊藤の緩急を衝いた投球に手も足も出ず。
 7回には投手の宮崎が自ら盛大にやらかして1点を献上する苦しい展開。

 9回、今大会トレンドの追いつかない程度の猛反撃で1点を失ったが、
 横浜・伊藤が毎回の14Kと圧巻の内容で白星を挙げた。


第二試合 日大山形(山形) 7−1 日大三(西東京)
 初回、日大三・大場はやらかし、暴投と一人相撲でピンチを招くと
 日大山形4番・奥村に2ランお誕生日を被弾し、2点を先制される。
 一方、打線はその裏に2番・稲見のお誕生日で1点を返し、2-1に。

 この時点でスレは乱打戦になるのでは、という期待を孕んだが
 以降はそれに反して投手戦として推移、両軍ともにチャンスはあれど
 スコアが変動させることはなく、そのまま終盤戦へと突入する。

 しかし7回、8番・庄司から始まる日大山形の攻撃は怒涛の4連打。
 リードを3点に広げ、なおも追撃。この回5得点の猛攻で試合を決定づける。
 レイプ試合が予想されたカードだったが、加害者と被害者は逆になった。


第三試合 花巻東(岩手) 9−5 彦根東(滋賀)
 三塁側アルプスを真っ赤に染める彦根東応援団の声援とは裏腹に
 花巻東打線が序盤から一方的な攻めを展開、4回までに大量5得点。
 スレは粘り打ちと俊足で躍動する花巻東の小兵・千葉に夢中に。

 中盤5回裏、沈黙していた井伊の赤備えが猛反撃を開始。
 4番・大沢の二塁打、6番・田中のヒットで1点を返すと、
 7番・武田も「3試合連続7-1」を期待するスレ民を無視してタイムリー。
 8番・平尾も四球で出塁し逆転の兆しも見せたが、そこはスク水失敗挟殺。

 しかし花巻東も負けじと7回、8回に4点を追加しリードを再拡大。
 追う彦根東も連打とやらかしで8回裏に3点を返し試合は乱打戦となる。

 そして岡島投法・田邉の9回3者連続三振でスレを湧かせ、
 逆転劇へ望みを繋いだ彦根東だったが、最後の攻撃はあっけなく終了。
 花巻東の勝利で、東北地方全県初戦突破の快挙が現実味を帯びてきた。


第四試合 明徳義塾(高知) 2−1 瀬戸内(広島)
 いきなりチーム紹介で両校ともマモリズムを強調、不穏な空気を漂わせて試合は始まる。
 序盤はお互いにランナーこそ出すものの明徳の硬い守り、瀬戸内 山岡の好投に得点を阻まれる。

 試合が動いたのは五回。明徳の6番宋が甘く入ったスライダーを左翼席へ
 運ぶお誕生日で一点先制。一死後に満塁となり2番畑の犠牲フライで更に加点。
 瀬戸内もすぐに反撃。ヒットで出た先頭打者を返して2-1とする。
 その後はお互いに拙攻が続く。明徳のスク水失敗などによって流れが瀬戸内に
 傾きかけたが、明徳の2年生エース岸が落ち着いたピッチングで一失点完投。
 無失策で要所要所を守り抜いた明徳が夏初戦不敗神話の伝統を守った。

 馬鹿試合が続く今大会では珍しい締まった好ゲームで、更にこの日の最終試合
 ということもありスレ住民はお疲れの様子。
 締まった試合は2、3試合目に行ってほしいとの要望が噴出した。



8月12日★大会5日目

第一試合 岩国商(山口) 0−1 前橋育英(群馬)
 2人の高橋が繰り広げる奪三振ショー。特に群馬の高橋が13Kと躍動。
 3回から6回にかけてはなんと9者連続の奪三振を記録し、
 「松井超え」の期待もかかったが、岩礁・中川のバントで阻止された。

 一方で山口の高橋も9つの三振を奪う好投を見せたものの、
 4回に自身の足に当たる内野安打から二盗、三塁打を許し1失点。
 結局これが決勝点となり、岩国商は春に続いて高橋対決に散った。


第二試合 佐世保実(長崎) 0−1 樟南(鹿児島)
 九州勢潰し合いの第一ラウンドは、互いが毎回のようにランナーを出すも
 木下と山下の粘り合いで、得点を許さないという熾烈な投手戦。

 試合が動いたのは5回、樟南8番・大谷が左中間を破る二塁打を放つと
 続く9番・嶋田がこれを送り、堅実に一死三塁のチャンスを作る。
 そして1番・池田が価千金のスリーバントスクイズを決め、1点を先制。

 9回、佐世保実業打線が今大会のトレンドである9回の猛反撃。
 5番・山田と6番・川端の連打、8番・佐々原よんたま出塁で一死満塁。
 が、9番・後門はあえなく併殺、これまたトレンドの追いつかない程度の反撃で終戦。


第三試合 自由ヶ丘(福岡) 2−4 延岡学園(宮崎)
 福岡大会で17失策と「躍動」した自由ヶ丘の守備に注目が集まるも、
 むしろ延岡学園の方がフリーダムな守備でピンチを招き、先制点を許す。
 が、初回から随所に危なっかしいプレイを見せていた自由ヶ丘も
 やはり要所でやらかしてしまい、同点に追いつかれてしまう。

 しかし学校名に恥じず(?)守備だけでなく攻撃もフリーダムな自由ヶ丘は
 二塁打と野選で作ったチャンスに、スクイズを企図。が、延岡・横瀬は一塁牽制。
 飛び出してしまったサードランナー・渡邉はそのまま自由にホームスチール。
 これがまんまと成功してしまい、勝ち越し。再び試合の主導権を握る

 ・・・はずだったのに、15時のニュース間に延岡打線の自由行動も激化。
 先頭の1番・梶原の二塁打から2番・松本が打席をはみ出て送りバントを披露。
 なにやってんだという声をよそに3番。坂元のタイムリーで再び同点に。
 さらにニュース明けに5番・濱田がレフトフェンス直撃の二塁打で勝ち越し。

 自由ヶ丘は7回にもサードの超ファインプレーを台無しにする
 センターラインの自由守備から失点を喫し、2点ビハインドで終盤へ。
 そこからは特にフリーダムな出来事は起こらず、延岡学園が3回戦一番乗り。



8月11日★大会4日目

第一試合 上田西(長野) 5−7 木更津総合(千葉)
 先手を取ったのは上田西、二塁打のランナーを堅実に三塁へ送り、
 相手のショートが壮大にやらかしたことで生還させ、1点を先制。
 5回にも連打で1点を追加、2点リードで試合の主導権を握る。

 だが昨年、大阪桐蔭に叩きのめされた屈辱を晴らしたい木更津。
 初出場校を相手に黙ってはいられない。5回裏、連続よんたまで
 一死一二塁としたところで8番・秋庭のタイムリーヒットで同点。

 これで勢いに乗った木更津打線はこの回怒涛の攻撃で5点を追加。
 勝敗は決したかに思われたが、上田西打線は諦めずに粘り強くチャンスを作り、
 9回に怒涛の連打で3点を返す・・・が、反撃はここまで。一歩届かなかった。

 地味な組み合わせに全く期待していなかったスレ住民だったが
 終わってみれば実に高校野球らしい好ゲームに、喝采の声が飛んだ。


第二試合 沖縄尚学(沖縄) 8−7 福知山成美(京都)
 序盤から始まるノーガードの譲り合いにスレ住民が疑心暗鬼になる中、
 2回、福知山成美が2点を先制。沖縄尚学も直後に1点を返し接戦模様。

 3回裏、1番・諸見里のお誕生日で沖尚が同点に追いつくも、続くチャンスは
 スク水失敗併殺でこれをバントなのに棒に振る。追いつかれた成美は
 仲村渠の2打席連続タイムリーあっさり勝ち越し、その後も着実にリードを広げる。

 度重なるダメイデンで勝機を自ら手放しつつあった沖尚だったが6回、
 連打と四球で満塁を築くと、諸見里が死球を受けて押し出しで1点を返す。
 さらに2番・知念の凡ゴロを成美ショート・平本がKANEMOTO。同点に追いつく。

 7回表、沖尚はマウンドを3番手・山城に託すも四死球連発で満塁のピンチ。
 しかし山城はこれを連続三振によるZGSで切り抜け、この自作自演劇場で
 勢いづいた沖尚打線は、その裏に連打でついに、この試合初めてリードを奪う。

 8回裏、沖尚はさらに相手の連続やらかしに乗じて2点を追加。
 だが諦めない成美打線は9回2アウトから怒涛の3連打、1点差に迫る
 ・・・も、及ばず。自らラストバッターとなった仲村渠が歳内四天王ノミネート。


第三試合 弘前学院聖愛(青森) 6−0 玉野光南(岡山)
 2回表、連打→暴投→併殺という形で二死二類とした聖愛が
 7番・佐々木のセンター前タイムリーで先制点を挙げる。
 さらに4回、3番・一戸のお誕生日で追加点、リードを広げる。

 今大会なかなか見られなかった3939としたハイテンポで5回を終えると、
 青森二強を破ったりんごパワーは勢いを増し、6回、7回、9回と追加点。
 初出場らしからぬ安定した強さで玉野光南をまったく寄せ付けず。

 リンゴっ子が今大会のダークホースとして勝ち名乗りを上げた。


第四試合 石見智翠館(島根) 1−4 西脇工(兵庫)
 初回、石見智翠館がたった4球で1点を先制する電光石火の展開も
 内野安打→犠打→やらかし→タイムリーで西脇工がすぐさま逆転。

 その後両軍エースの粘りのピッチングで静かな進行となったが、
 4回に入って石見智翠館の守備が崩壊、2点を失い差を広げられてしまう。

 そしてその後は再び両打線が沈黙。地味に静かに淡々と試合が進み、
 地元の西脇工に寄せられる現地の大歓声とは裏腹にスレは愚痴大会。
 石見智翠館、「あと一本」に泣いて反撃することができなかった。



8月10日★大会3日目

第一試合 鳴門(徳島) 12−5 星稜(石川)
 立ち上がりから両軍がファントム犠牲フライ、ルンバ、やらかし、
 ダメイデンゲッツーを繰り出すノーガードの譲り合いにスレ住民大爆笑。

 5回裏、下位打線の連打から9番・鳴川のゲッツー崩れで鳴門が先制。
 星稜も6回表、四球の走者を5番・丸山が返し同点。一転して、白熱の接戦。

 しかし7回、投球100球を数えた星稜エース・岩下のスタミナが完全に尽きる。
 よんたまと味方のやらかしで満塁のピンチを築き、これを鳴門2番・甲本が一掃。
 鳴門はさらに連打で畳み掛け、7番・松本がグランドスラムを放つなどこの回8得点。

 星稜打線も再三ランナーは出しながら得点には結びつかず。
 一方の鳴門は8回にも得点を重ね、草も残らない壮絶な死体蹴り。
 最終回、マモノが大暴れして星稜が猛反撃も、追いつかない程度だった。


第二試合 作新学院(栃木) 17−5 桜井(奈良)
 実況がいきなり全然関係ない聖光学院の名前を持ちだしたせいなのか、
 初回から桜井の守備が乱れまくり、2失点と苦しい立ち上がり。
 3回にもライトのもたついた守備、ボーク、セカンドのやらかしなどが絡み失点。

 しかし、さらに1点を失ってスレが反省会モードに入っていた4回裏、
 よんたまと1年生4番・横山の安打で無死一二塁のチャンスを築いた桜井。
 続く5番・木下の3ランで3点を返し、チームもスレも息を吹き返す。

 しかし、やはり地力は作新学院。6回に集中打を浴びせて一挙4点、突き放す。
 9回も投壊守乱で大量失点。無表情を通り越して無気力な桜井にスレは怒りの坩堝。
 裏、桜井は怒涛の代打攻勢と作新セカンドの謎判断で僅かに差を詰めたが、終戦。


第三試合 福井商(福井) 4−3 帯広大谷(北北海道)
 1回裏、3番・関の長打コースの辺りをライトがクッション処理に失敗、
 内野安打で出塁していた1番・山本が返って福井商が1点を先制。
 福井商・中村文は立ち上がり完璧な投球を見せたが、

 しかし北海道民ですら何の望みも持っていなかった帯広大谷、まさかの善戦。
 4番・小川に頭部死球を与えた動揺からか崩れた中村を連打で攻め立て、同点。
 熾烈な守り合いの末、に6回には6番・亀井と7番・角の連打で勝ち越す。

 だが名門・福井商も終盤に入って底力を発揮。
 8回裏に怒涛の連続攻撃で一挙に3点を得て逆転。

 諦めない帯広大谷は最終回、亀井の左中間に飛び込むお誕生日。
 1点差に詰め寄った・・・が、ダメイデンで望みを絶たれ反撃もここまで。
 熱戦を演じた両軍に拍手の雨が、監督の采配に批判の嵐が注がれた。


第四試合 仙台育英(宮城) 11x−10 浦和学院(埼玉)
 一回戦最大の注目カードも、別の意味で注目の仙台育英の守備が初回から炸裂。
 なんでもない三塁ゴロが実質二塁打と化し、3番・山根のタイムリーで浦学先制。

 一方、浦和学院はエース小島が大乱調。ARAKAKI連発で満塁を築いて
 押し出し3回で3点を失う一人相撲、あっさりと逆転を許してしまう。
 さらに9番・鈴木、1番・熊谷が連続タイムリー、まさかの小島大炎上。

 「誰だよこれが事実上の決勝とか行った奴」という失意の声が飛び交う中、
 3回には仙台育英・鈴木も大崩れ。四死球にライトの後逸、ARAKAKIで2点を失うと
 さらに5番・ナイトと7番・西川、8番・小島の連打で試合をひっくり返される。

 ここで仙台育英の投手は馬場に交代するが、これも制球が定まらず。
 よんたま→ARAKAKI→タイムリー→タイムリーでさらに2点を失った。
 浦和学院は4回にも死球のランナーを西川のタイムリーで返し、1点を加える。

 2回以降別人のように調子を上げた小島から得点を奪えずにいた仙台育英だが、
 6回裏、下位打線の連打と「浦和のセンター」爆誕で2点を返済し、
 さらに2番・菊名、3番・長谷川の連続タイムリーでついに同点に追いつく。

 この辺りで鯖も落下、スレは停止。しかしネタに満ち満ちたこの試合は
 その間にもやらかしやダブルルンバで視聴者の腹筋に執拗なリバーブロー。

 その後も上林のポンコツ置物化、小島のUZGS達成、182球涙の降板・・・
 糞試合が神試合に化けた奇跡の一戦は、9回裏、仙台育英のサヨナラ勝ちで決着。



8月9日★大会2日目

第一試合 聖光学院(福島) 4−3 愛工大名電(愛知)
 名電の4番・石浜が初回の攻撃であまちゃん間2ランお誕生日を放ち、先制。
 一方で聖光学院は危うくのあまちゃん間攻撃未遂。立ち上がりは名電ペース。

 2回裏、四球→犠打→単打→スクイズと手堅い攻撃で聖光が1点を返す。
 以降は制球力抜群の東と、バックの堅守に助けられ粘投する石井の投手戦。
 5回裏には聖光学院が再度のスクイズに失敗、トリプルプレーが飛び出す。

 6回表、解説の鬼嶋氏も呆れる本家メイデンのバント多用攻撃が炸裂し1点追加。
 しかしその裏には聖光学院も代打・酒谷のお誕生日で再び1点差に迫る。

 7回、秋田県を襲う大谷報道の間にしれっとチャンスを築いた聖光学院。
 7番・井原のスクイズは失敗したものの、続く広瀬と酒谷の連打で逆転。
 名電はその後も聖光学院・今から再三出塁したが、節電は終わらなかった 


第二試合 熊本工(熊本) 3−2 鳥取城北(鳥取)
 初回から熊工打線が鳥取城北・上原を攻め立て、僅か9球の間に先制。
 2回にも四死球で出した走者を返して2点目を得ると、城北は早くも投手交代。
 しかし代わった福岩も3回に熊工4番・工藤にお誕生日を被弾。

 一方的、かつ地味な試合展開に中盤以降スレ住民の過疎化が進んだが、
 7回表、鳥取城北打線は2アウトからの怒涛の3連打で1点を返して反撃。
 直後は守備でのファインプレーも飛び出して流れを徐々に掴んでいく。

 そして8回表、1番・田中と2番・平山の連続スリーベースで1点差に迫る。
 逆転への期待にスレも湧いたが、その直後にスクイズ失敗で三本間挟殺。
 9回もチャンスを作って粘りを見せたが、寿司打線、あと一歩及ばず。


第三試合 大分商(大分) 2−8 修徳(東東京)
 大分商ブラバンの東京ブギウギに「クリアアサヒwww」とスレが湧く中、
 打線は3回表、死球から3番・宮崎、4番・福地の連打で2点を先制する。
 一方の修徳は4回裏、持ち前の機動力を活かす三盗から野選で1点を返す。

 5回の攻防は大分商・笠谷と修徳・桜井の譲らない投手戦となったが、
 6回裏に修徳2番・森田が2ランホームランを放って逆転。
 さらに7回には二塁打→犠打の一死三塁から8番・保科がタイムリー。

 大分商も連続四球からの重盗などチャンスを作ったが、再逆転はならず。
 8回に笠谷が崩れてさらに2点を失い、継いだ中野も火を消せず2失点。
 そして9回、ニュース間攻撃でニュース間試合終了。あんまりだ


第四試合 常総学院(茨城) 6−0 北照(南北海道)
 プラス思考ビームの興奮冷めやらぬ中、試合は両軍エースが
 好投とフィールディングで魅せる、静かながらも熱い立ち上がり。

 試合が動いたのは4回裏、常総はよんたまで出たランナーを送るも、
 これがサード悪送球となって無死一三塁の絶好の先制機を得る。
 そして4番・内田が見事に満塁弾(3点)を放ち、主導権を握る。

 5回にはパスボールで1点、6回にはタイムリーとスク水で2点。
 常総学院がじわじわと点差を広げ、ほのぼのレイプの様相。
 強力4割打線の前評判で甲子園に乗り込んだ北照だったが、沈黙。



8月8日★大会1日目

第一試合 大垣日大(岐阜) 4−5 有田工(佐賀)
 今夏開幕戦は立ち上がりこそ3939としていたが、4回裏にスクイズで大垣日大が先制。
 5回には有田工のショート・藤川が突然の肺気胸を発症して退場するアクシデント。
 直後にやらかしとタイムリーで2失点と流れは完全に大垣日大に傾く。

 しかし7回表、有田工は6番・桑原と7番・川元の連続タイムリーで2点を返し、
 8回には5番・仙波が前打者敬遠に怒りのセンターオーバーを放ち、大逆転。
 続く桑原も再びタイムリーを放って5−3とリードを広げる。

 その後連続やらかしで1点を失ったものの、藤川のためにも負けられない有田工。
 4番にスクイズという大垣の執念を挟殺で退け、1点差勝利神話を続けて逃げ切った


第二試合 日本文理(新潟) 2−10 大阪桐蔭(大阪)
 初回から大阪桐蔭があっさりと2点を先制し早くもレイプが危惧されたが、
 日本文理打線も2回表に5番・渡辺大の二塁打から6番・白石の犠打、
 7番・池田の二塁打と堅実な攻撃で1点を返し、奮戦を期待させる。

 しかしそれは夏の陽炎……直後の2回裏には3番・森友哉と4番・近田の連続お誕生日。
 今日がリアルにお誕生日の森は4回にも連続の本塁打、5回に2点タイムリーと大暴れ。
 9回表、4年前を彷彿とさせる文理の反撃が見られたが及ばず。王者が圧勝で発進した


第三試合 箕島(和歌山) 2−4 日川(山梨)
 194cmの長身・山田が挨拶代わりのお誕生日を放ち、日川が初回に1点を先制。
 全体として投手戦の様相となり、スレも過疎る地味な試合運びとなったものの、
 4回には4番・山形、5回には1番・広瀬がホームランが、日川が3点をリードする。

 ズルズルと力負けの雰囲気を漂わせ「智弁和歌山を出せ」と罵られた箕島だったが、
 5回裏に9番・権城の大飛球と、2番・揚戸に対する暴投で2点を返すとスレも加速。

 だがせっかくの追い上げムードに、箕島は連続やらかしで自ら水を差し1失点。
 これにはマモノも腹を立て、全国規模の緊急地震速報でスレを混乱させるも不発。
 その後は荒れながらも連打を許さない山田を崩せず。日川、悲願の甲子園初勝利
2013年08月26日(月) 18:32:28 Modified by berlin_mamono_no_uta




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