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13春試合まとめ

4月3日★大会13日目

第85回記念選抜高校野球大会決勝戦
浦和学院(埼玉) 17−1 済美(愛媛)

 2回表、バントを絡めた堅実な攻撃で済美が先取点を挙げる。
 浦学打線も安樂から散発的にヒットを打つものの、得点には至らず。
 小島も丁寧な投球で追加点は与えず、1点差の投手戦として4回を終える。

 浦学の反撃は5回裏、先頭の6番・斎藤から三者連続でヒットを放ち同点。
 なおも無死一三塁と勝ち越しのチャンスも、ここでモリシマジック発動。
 例によってスク水失敗三本間挟殺。スレが爆笑の渦に包まれる。

 ところがその後済美一塁手・藤原がやらかし、安樂もすないぽを出す。
 二死ながら満塁でクリーンナップを迎えた浦学はここから怒涛の5連打。
 結果としてこの回だけで一挙7点を獲得し、試合の流れを決定づける。

 完全にノックアウトされている安樂をなお続投させる済美・上甲監督。
 「いいかげんにしろ」というスレの怒号をよそに安樂はすないぽ連発。
 またも満塁を築き、ナイトのセンター前ヒットで二者生還。9点目。
 さすがにベンチで涙を流す安樂の姿に、多数の同情の声が寄せられる。

 7回裏、ようやく済美リリーフ陣が初お目見え。マシンガン継投。
 8回には両チームの点差が1柿田を超え、もはや見るのも辛い試合に。

 そして最終回、完投の小島がシャットアウトし浦和学院が初優勝。
 モリシ――いや、森士監督就任22年目の悲願達成であった。



4月2日★大会12日目

第一試合 浦和学院(埼玉) 5−1 敦賀気比(福井)
 1回表に2アウトから3番・山田、4番・喜多の連続ヒットで敦賀気比が先制。
 しかしその裏、贄を生け贄(死球)にして高田の3試合連続お誕生日を召喚。
 あっさりと逆転に成功した浦和学院が1点のリードを得て序盤戦を終える。

 弱い大谷が登板する中、4回は両チームともにチャンスを迎えたが、
 それぞれ贄の好守や喜多の牽制に阻まれて得点を追加できず。
 このまま小島と岸本による投手戦で推移するかと思われたが、
 5回裏の攻撃で浦学打線に火が付き、怒涛の連打で3点を追加する。

 なんとか反撃したい敦賀気比打線だが、小島の安定した投球と
 堅固な守備の前に頼みの強打をまったく発揮できず。
 満を持して登場した米満2世の守備妨害であっけなく試合終了。

 モリシJAPAN――浦和学院が初めての決勝の舞台に駒を進めた。


第二試合 済美(愛媛) 3−2 高知(高知)
 初回に高知2番・土居が安樂からお誕生日、いきなりの先取点。
 それ以外は丁寧な投球の安樂。ショート宇佐川のアレな守備に
 再三足を引っ張られながらもしっかりと試合を作る。

 高知先発・酒井は3回まで完璧なピッチングを披露していたが、
 4回に入ってよんたま→よんたま→ARAKAKI→よんたまと乱れ、
 一死満塁としたところで恋のやらかし内野安打。同点とされる。
 5回からはエース坂本を投入するも、連打で勝ち越されてしまう。

 責任を感じた恋ちゃんは7回にホームランを放って同点とするが、
 8回裏には済美2番・山下が逆襲、再度の勝ち越しとなるお誕生日。

 恋のリリーフで後続を断ち、最後の攻撃にかける高知だったが
 やらかしでチャンスを作りながらも安樂の踏ん張りに決勝への夢を阻まれた。



4月1日★大会11日目

第一試合 仙台育英(宮城) 0−2 高知(高知)
 仙台育英の先発は背番号1の鈴木。落差のあるフォークを駆使して
 次々と三振を奪い、快刀乱麻といった様子で序盤3回を3939と終える。
 ところが4回に入ってこれが違う意味で大暴れ。ピンチでの暴投の連発、
 サードイレギュラーによる内野安打などで2点を失ってしまう。

 他方、高知・酒井は安定した制球と味方の好守で3939を維持し
 6回まで仙台育英打線をヒット2本に抑えこむ完璧な内容。
 7回からはエース・坂本を投入。いまひとつピリっとしない投球ながら
 要所を締めて、結果として残り3イニングを零封。完封リレーを達成。

 強打を誇る神宮王者だったが、最後までその強みを発揮できず。
 紫紺の優勝旗白河越えの悲願は今回も果たされずに夢幻と消えた。


第二試合 済美(愛媛) 6−3 県岐阜商(岐阜)
 心配された県岐商バッテリーも、400球近い投球の安樂も揃って出場。

 1回裏に3番・宇佐川のライト前タイムリーで済美が1点を先制する。 
 県岐商も3回表に最低限遊ゴロで同点に追いつき、互角の立ち上がり。

 さすがに連投の疲れもあるのか安樂は球威、制球ともに本調子と言えず。 
 4回には二塁打を打たれた後、二者連続でよんたまを出して満塁を築き
 後続を二塁ゴロと三振に抑えながらも1点勝ち越しを許してしまう。
 5回表には三振をファールと判定された直後に野選でさらに1点を失う。
 直後に再び宇佐川がタイムリーを放つも、なお1点ビハインド。

 このリードを守るべく継投に入った県岐商だが、これが大誤算。
 3人目の後藤征が満塁のピンチを築き、4人目東山も火消しに失敗。
 連打に押し出しとマシンガン継投フラグを回収し、8回裏だけで4失点。
 
 最終回に入って目を覚ましたように150台連発の安樂に対し
 最後まで諦めずチャンスを築いた県岐商だったが、及ばず。



3月31日★大会10日目

第一試合 聖光学院(福島) 3−9 敦賀気比(福井)
 2回、死球で出たランナーを犠打とセンター前ヒットで返し敦賀気比先制。
 3回には手首ブレイカーこと3番・山田にお誕生日が飛び出し2点を追加する。
 4回も死球→犠打でチャンスを築くと、岸本が自らのバットでさらに2点追加。

 聖光学院打線も当たりの良い打球は多く、時折長打も出すものの得点できず。
 一方、止まらない敦賀気比打線の猛攻は試合後半に入っても続き、
 6回にまたも岸本がタイムリー、7回には山田のこの試合2本目のお誕生日。
 さらに続く4番・喜多もHRで二者連続お誕生日とまさにフルボッコ。

 聖光学院がやらかしも無いのに一方的にぶちのめされるという衝撃の展開に
 スレは「何があった?ウイルス」「何もねえよ」というやり取りに終始。

 8回裏、聖光学院はようやく打線が繋がり園部のタイムリーで2点を返す。
 さらに土壇場でウイルスが効力を発揮したか、サードのやらかしで3点目。
 9回にも2人の走者を出したが、しかしながら反撃は届かなかった。


第二試合 浦和学院(埼玉) 10−0 北照(北海道)
 初回、贄を生け贄に4番・高田のホームランを召喚して浦学が2点先取。
 しかしそれ以降は投手戦となり、3939とした試合運びで序盤戦を終える。

 5回、8番・小島がヒットで出塁すると続く服部は死球を選んで歩く。
 1番・竹村が犠打を決め一死二三塁としたところでモリシが動く。
 案の定、サインミスでスク水失敗三本間挟殺。スレが笑いに包まれる。
 しかし贄の右中間を破る三塁打と、ショートのやらかしで2点を追加。

 6回にもスク水失敗でサードランナーを殺す浦学。まさにモリシマジック。
 一方、動かなかった7回には三者連続のよんたまから山根が走者一掃の
 タイムリーツーベースを放つなど、監督不要論が噴き出す怒涛の猛攻。
 さらに四球の後、北照レフトの壮絶なやらかしなどで10点の大差をつけた。

 強打を誇る北照打線であったが、浦学投手陣の前にヒット1本がやっと。
 監督が余計なことする前に打つ――浦学、21年ぶりの四強への答えであった。



3月30日★大会9日目

第一試合 高知(高知) 3−1 常葉菊川(静岡)
 1回表、2本のヒットと盗塁、犠牲フライで常葉菊川が鮮やかな先制攻撃。
 しかしその後両軍は中盤までルンバ、ダメイデン、やらかしとgdgd。
 
 5回裏、1番・和田誉のヒットの後でニ者連続よんたまの満塁と
 チャンスに恵まれた高知は4番・市川の犠牲フライで同点に追いつく。
 その後も盗塁と四球で再び満塁としたが、あと一本は出ずZGS。

 常葉菊川・堀田と高知・坂本優が要所を締めるピッチングで
 互いに譲らず同点のまま終盤戦に入ったが、8回の裏の高知の攻撃は
 市川のヒットの後捕逸でランナーを進め、6番・上田の一打で勝ち越し。
 さらに8番・前田の一塁ゴロが壮絶タイムリーエラーとなって3点目。

 マモノに翻弄された常葉菊川、終わってみれば13三振と打力を活かせなかった。


第二試合 済々黌(熊本) 1−4 済美(愛媛)
 初回、済々黌・川原の打球が済美エース・安樂の右腕を直撃するも、
 安樂はその影響を感じさせない緩急を巧みに使ったピッチング。
 一方の済々黌・大竹は若干普段より不安定な立ち上がりを見せたが
 相変わらずのマウンド度胸でランナーをホームに帰さない。

 たびたび済々黌が安樂からチャンスを作り優勢を築くが、先制は済美。
 5回表にライト前ヒット→犠打→ニゴロでランナー三塁とし
 9番・町田が打ち上げたポテンヒット気味のフライを、野手が捕球できず。
 しかし直後に済々黌も同点に追いつき、試合は振り出しに。

 以降も両投手の熱投が続いたが8回表に町田と3番・宇佐川が安打で出塁、
 4番・安樂が自ら左中間を破るスリーベースを放って大きな2点勝ち越し。
 続く5番・太田もレフトオーバーのツーベース。4-1とリードを広げる。

 9回に入っても148km/h連発の安樂、圧巻の内容でベスト8進出。
 大竹、大阪桐蔭への雪辱の夢は、最後の夏へと持ち越された。


第三試合 大阪桐蔭(大阪) 4−5 県岐阜商(岐阜)
 大阪桐蔭は前日練習で主将・森が負傷しスタメンから外れる非常事態。
 それでも細い方の森がいきなりの三塁打、笠松がセンター前タイムリー。
 あっさり先制すると、4番・福森と5番・辻田が連続のヒットで2点目も獲得。

 が、2回表には笠松と福森が守備で壮絶にやらかし、同点に追いつかれる。
 さらにレフト田村の落球(記録はヒット)でこの回一挙に4点を献上。
 3季連続優勝を目指す王者にあるまじき失態に、スレは罵詈雑言の嵐。

 3回にはショート水谷も追いついた打球を捕りきれず(記録はヒット)
 スリーベースヒットで出したランナーが帰って5点目。
 とは言え流石に打力は健在。3回裏には犠牲フライを上げて1点を返し、
 5回裏は辻田の痛烈なタイムリーで4点目――1点差に迫る。

 6回に県岐商エース・藤田が右足に死球を受ける。それでも激痛を堪えながら
 気迫のピッチングで大阪桐蔭打線を抑えこむ姿にスレ住民感涙。

 そして投球150球を超えた1点リードの9回裏、二者連続の三振で
 アウト1つとした藤田だったが、森監督の助言を受けた桐蔭打線が連続出塁。
 そして4番・福森もヒット。浅く守っていたセンター青木の好返球により
 本塁クロスプレーとなる。捕手の落球により同点と思われたが守備妨害の
 判定となり死闘は決着。大阪桐蔭3連覇の偉業ならず。



3月29日★大会8日目

第一試合 北照(北海道) 6−3 尚志館(鹿児島)
 1回表を三者連続三振の北照・大串に対し、尚志館・吉國は苦しい立ち上がり。
 制球に苦しみ高めの球を連打され、味方のマズい守備もあって一挙に4失点。
 4回にも四球で出したランナーを二塁打で返され5−0とスレは絶望的空気に。

 それでも尚志館は6回表、関の死球と坂之上のヒットでチャンスを築き
 3番・竹山のセンター前タイムリーで「勇気の出る1点」を獲得する。
 7回にも打線が繋がって1点を返し、小野塚さんのテンションも上がる。
 だが裏には捕逸からのタイムリーで失点、追い上げムードに水を差す。

 8回にも1点を返した尚志館だが、初回のドタバタ劇があまりに大きかった。


第二試合 山形中央(山形) 1−11 浦和学院(埼玉)
 尚志館同様、立ち上がりで落ち着きのない守備を披露する山形中央。
 浦和学院が先頭からの3連打で早々と2点を先制する鮮やかな攻撃。
 しかしその後浦学は拙攻が目立ち、相手のミスにつけこむことができない。
 一方で相手に合わせるように守備を乱し、煮え切らない攻防が続く。

 5回、山形中央は3番・高橋凌のタイムリーヒットで1点を返す。
 しかし直後に浦学4番・高田がお誕生日、5番・ナイトは三塁強襲安打、
 6番・斎藤がスリーバントで犠打を決め、さらにすないぽと暴投。
 9番の服部がタイムリーで2点を挙げ、先程までの拙攻が嘘のような猛攻。

 7回、8回にも連打や好走塁で着々と得点を重ね気がつけば10点差。
 「もうやめて!高橋のライフはとっくにゼロよ!!」とスレ民が叫ぶ。
 防御率54.00の投手を起用するモリシ采配の甲斐なく、浦学が大勝した。


第三試合 早稲田実(東京) 1−4 仙台育英(宮城)
 3回、制球に苦しむ仙台育英・馬場を早実打線が連打して先取点。
 中盤までは投手戦ながら、丁寧にコースを衝く早実・二山に対し
 よんたまの乱発で自ら苦境を築く馬場といった早実優勢の印象。

 しかし仙台育英は終盤8回、代打・小野寺と1番・熊谷の連続ヒット、
 さらに2番・佐々木がすないぽを受けて満塁のチャンスを築く。
 なんとしても抑えたい二山だったがこの場面で痛恨の暴投、同点を許すと
 上林にも残りの走者を一掃する痛烈な一打を打たれ、試合をひっくり返される。

 馬場の後を受けて登板した仙台育英エース・鈴木は完璧なリリーフ。
 最後の攻撃に全てを懸ける早実だったが、その前の9回表に3連打を浴び
 ライト・兼城がもたついた守備をする間にさらに1点を失ってしまう。

 そして9回裏、鈴木が前の回に続いてシャットアウト。神宮王者が8強へ。
 スコアは少々開いたが、強豪校同士の対戦に相応しい白熱の一戦だった。



3月28日★大会7日目

第一試合 遠軽(北海道) 1−11 大阪桐蔭(大阪)
 1回表、遠軽はセンターの無為に積極的な守備でランニングお誕生日を献上。
 が、攻撃も積極的に桐蔭・森友哉から三盗。やらかし気味の内野安打で同点に。
 2回、3回と桐蔭が堅実に得点を重ねるが、遠軽も粘りを見せ2点差で食らいつく。 

 しかし6回、リリーフしたエース・前田が死球→三塁打→四球と大荒れ。
 さらに内野ゴロの間に三塁走者が帰り、森友哉のフェンス直撃の二塁打。
 この回だけで4点を奪われ、レイプ試合の様相を呈しスレはお通夜ムードに。

 8回も満塁で森を迎え痛打、福森にはエラー、笠松が犠牲フライで10点差。
 遠軽、奮闘はしたがあまりにも四死球が多すぎた……しいて言えば。


第二試合 鳴門(徳島) 3−4 聖光学院(福島)
 開始前から怒涛の大谷登板、そして初回から聖光ウイルス蔓延。
 ポテンヒットが三塁打となり、四球→犠飛→悪送球と大暴れ。
 タイムリーも出て聖光学院2点先制。4回にも連打で1点を追加。

 しかし今回の聖光ウイルスは旧バージョン。5回には聖光も守備を乱す。
 やらかし→犠打→タイムリーで1点を返され、その後2アウトとしながら
 内野安打と死球で満塁を築き、ライト前にタイムリーが出たところで
 ライトが送球時にボールをこぼして2人が生還、同点に追いつかれる。
 7回、4番・園部に一発が飛び出し聖光学院が1点を勝ち越す。
 鳴門も最後まで粘りの攻撃を見せたが、一歩及ばなかった。


第三試合 盛岡大付(岩手) 0−3 敦賀気比(福井
 序盤から互いにチャンスを築くも守りの好プレーが目を引く展開。
 敦賀気比はエース・岸本が要所を締めるピッチングを披露し、
 盛付はライト・松本がレーザービームで失点を阻止、スレを沸かせる。

 4回表、米満一の二塁打と浅井のレフト前ヒットで敦賀気比が先制。
 5回も死球→犠打→二塁打→ヒット→ヒットと打線が繋がり2点を追加。
 一方、盛付は7回までのうち実に6回も先頭打者を出しながら無得点。
 拙攻の見本のような有り様にスレは監督批判と敗北力談義で埋まる。

 終盤は岸本が本来の安定感を取り戻し、リードを守って完封勝ち。
 盛岡大付、2勝目は遠く――また夏を目指して出直し。



3月27日★大会6日目

第一試合 常葉菊川(静岡) 4−3 報徳学園(兵庫)
 試合開始から1時間を経た段階で6回を終了する3939の展開。

 1−1の同点で迎えた7回、一死二塁の場面で代打の切り札・酒井を投入。
 期待に応えるタイムリーで報徳学園が1点を勝ち越す。だが直後の8回表、
 乾は2つの四死球とヒットで満塁を作り、常葉菊川の3番・遠藤の打球が
 ショートの横をブチ抜いて走者を一掃。一挙に逆転を許してしまう。

 「逆転の報徳」は土壇場の9回、一死二三塁のチャンスを作り上げる。
 犠飛でサードランナーを返し1点差に迫るが、中継の一塁手の悪送球を
 好機と見た2塁ランナーが暴走して三本間に勇み足、挟殺で終戦した。


第二試合 山形中央(山形) 6−2 岩国商(山口)
 実況アナウンサーまでもが混乱をきたす高橋だらけの野球大会。
 4回までを45分と前の試合に負けず劣らずの3939具合であったが、
 5回表に岩国商がねばねば重石の右中間を割る三塁打でチャンスを作り、
 1番・中村の自らも生きる絶妙なスクイズによって先制点を挙げる。

 しかしその裏、連打で作った無死一二塁のチャンスから
 8番・高橋和、9番・高田の下位打線が連続で三塁打を放ち逆転。
 山形中央は6回にもバントを絡めた連打で1点をもぎ取る。
 岩国商も負けじと連打で追撃。地味カードが、とんだ熱戦に化ける。

 8回裏、再び高橋和と高田の連続長打が炸裂してダメ押し。
 さらに1番・高橋隆のバントを相手野手が悪送球、ダメ押しのダメ押し。
 山形県勢は2006年夏以来7年ぶり、センバツでは8年ぶりの白星。


第三試合 花咲徳栄(埼玉) 3−8 県岐阜商(岐阜)
 花咲徳栄・関口は2回、四球や味方のまずい守備もあって3失点。
 一方、県岐商の藤田も長打を浴びて1失点と締まりのない序盤戦。
 関口はさらに3回、4回と3イニング連続で失点を喫する。

 女房役・若月のお誕生日で3点差で迎えた中盤6回、大谷が登板。
 県岐商外野陣の守備を乱して花咲徳栄に得点をもたらす大暴れ。
 しかし直後の7回では花咲徳栄も守備を乱し、元の木阿弥に。

 その後も花咲徳栄の守乱は止まず。公式戦内外野無失策とはなんだったのか。



本日総評
 前評判なんてクソ拭く紙にもなりゃしねえ



3月26日★大会5日目

第一試合 済美(愛媛) 4x−3 広陵(広島) 延長13回
 中盤までは済美エース・安樂と広陵エース・下石による前評判通りの投手戦。
 毎回のようにランナーは出るがスコアは動かず、残尿感が取り沙汰される。

 6回裏、下石が乱れて四球や暴投を連発、無死一三塁のピンチを築く。 
 4番・安樂の適時三塁打、5番・太田のレフト前ヒットで済美が3点を先制。

 試合は決まったかと思われたが、9回に150球を数えた安樂を広陵打線が捉え
 怒涛の3連打と犠牲フライで同点に追いつき、土壇場で試合は振り出しに。

 今大会初の延長戦。再度両エースによる気迫の投手戦へ突入。
 双方が200球を超える様子にスレ住民「もうやめて」の大合唱。

 延長13回裏、連打で満塁のピンチを背負った下石の219球目は
 一塁手のやらかし気味の内野安打。壮絶な死闘はサヨナラ決着。


第二試合 済々黌(熊本) 2−0 常総学院(茨城)
 序盤は前の試合に続き投手戦。スレは済々黌の可憐な記録員に大喜び。

 4回、済々黌のエース・大竹が自らのバットでタイムリースリーベース。
 直後のARAKAKIで大竹自身もホームに帰って済々黌が2点を先制する。
 それ以降は再びスコアが硬直。互いが好投と堅守で得点を許さない。

 常総学院打線も相手の倍以上のヒットを放ち再三ランナーを出したが、
 ホームを踏むことができず、飯田の力投に報いることが出来なかった。
 

第三試合 敦賀気比(福井) 6−5 京都翔英(京都)
 ルンバした京都翔英3塁ランナー・小谷とタッチに行った投手・岸本が交錯、
 岸本が倒れている間に小谷と1塁走者・榎本が本塁に帰るという波乱の先制。
 不運にも追いかける展開を強いられた敦賀気比だったが、2回裏に打線爆発。
 三塁打→タイムリー→送りバント→四球→(一人置いて)3ランHRで逆転。
 
 今度は京都翔英が追う立場となったが、5回表に小谷が3ランHRで再逆転。
 直後の5回裏には沈黙していた敦賀気比・山田にタイムリーが飛び出し同点。
 両監督の希望ガン無視、豪打のチーム同士のノーガードの壮絶な殴り合い。

 7回裏、目を覚ました山田のヒットを足掛かりに満塁のチャンスを作る。
 6番・小林を追い詰めた榎本だが、痛恨の押し出し。敦賀気比が1点をリード。
 結局これが決勝点となり、激戦区近畿の王者が初戦で姿を消した。



3月25日★大会4日目

第一試合 創成館(長崎) 2−7 仙台育英(宮城)
 初回、流れるような攻撃で仙台育英が3点を先制。2回にも上林の巧打で2点追加。
 壮絶なレイプ試合が危惧されたが、バントを絡めた堅実な攻撃で創成館も反撃。
 中盤以降は両軍相譲らぬ投手戦。しかし序盤につけられた点差は重く、
 8回、仙台育英がお誕生日と適時三塁打でダメ押し。結局下馬評通りの試合に。


第二試合 早稲田実(東京) 4−2 龍谷大平安(京都)
 早実エース・二山、落ち着きのないピッチングで初回早々に1失点。
 5回には捕手・利光がゴロ処理を誤り、長打を浴びて2点目を失う。
 一方、龍谷大平安・福岡は6回まで1本のヒットも許さない完璧な投球。

 もはやノーノー成立だけにスレの興味は移っていたが、7回裏に早実初ヒット。
 すると福岡が突如として崩れ、連打と三振振り逃げによって一挙に4点を失う。
 実にマモノ的な大逆転とチアのおっぱい、最後のシャチホコに住民大満足。


第三試合 関西(岡山) 1−5 高知(高知)
 秋大会の高打率チーム同士による打撃戦が期待されたカードだが、
 高知は拙攻、対する関西はダメイデン連発。スコアボードに0が並ぶ。

 試合が動いたのは7回、盗塁を絡めたタイムリーでようやく高知が先制。
 8回には恋のタイムリーヒット以下、連打と暴投で4点を獲得。
 関西の得点は9回、森川の代打HRのみ。犠打やルンバでチャンスを潰しすぎた。



3月24日★大会3日目

第一試合 大和広陵(奈良) 1−2 尚志館(鹿児島)
 初回、盗塁を絡めた攻撃で大和広陵があっさりと先制する。
 一方尚志館は好投手・立田からランナーこそ出すも得点できない。

 大和広陵打線も2回以降は尚志館・吉國を捉えられず投手戦の様相。
 スミイチで終わると思われたが、最終回に入って尚志館打線が底力を発揮。
 スレ住民が「プロ注目の○田○太」フラグの健在に震え上がる結果となった。


第二試合 菰野(三重) 0−7 北照(北海道)
 菰野が誇る119kgの巨漢・吉冨がスレ住民の寵愛を受ける一方、
 試合は機動力野球を駆使する北照打線が一方的に攻め立てる展開。
 菰野は無援護・守乱の悪しき伝統を覆すことができず、完封負け。


第三試合 浦和学院(埼玉) 4−0 土佐(高知)
 毎回のようにピンチを背負う土佐だが投手陣が踏ん張りを見せ、5回までを
 犠牲フライの1点に抑える。だが6回には送球判断のミスでさらに1点を失い、
 その後は2番手投手・高橋がすないぽ連発。8回を終えて4点差の苦しい展開。
 打線もチャンスこそ作ったがあと一本が出ず。地力の差を見せつけられた。



3月23日★大会2日目

第一試合 遠軽(北海道) 3−0 いわき海星(福島)
 中盤までは堅守で互いに得点を許さず3939と進行したが、
 7回に入っていわき海星の守備が乱れに乱れ、
 「やらかしランニング3ランホームラン」で3失点。
 遠軽が王者・大阪桐蔭への挑戦権を獲得した。


第二試合 鳴門(徳島) 2−1 宇都宮商(栃木)
 ともに暴投絡みで失点したものの、全体として締まった投手戦。
 地味な展開の上に鳴門チアも不在でスレ住民のイライラが募る。

 8回、長打と死球で出たランナーを代打・鳴川がスクイズ失敗で潰しながらも
 直後にタイムリーを放って鳴門が1点を勝ち越し、これを守りきった。
 宇都宮商も9回にチャンスを築いたが、あと一歩が及ばなかった。


第三試合 聖光学院(福島) 8−0 益田翔陽(島根)
 益田翔陽の校歌が大ウケし、この世に生まれてきた意味を知るゲームとなる。
 そんなスレの盛り上がりとは裏腹に、試合は序盤から聖光学院が地力の差を
 見せつけるように淡々と得点を重ねてフルボッコに処していく。
 聖光ウイルスも昨夏同様相手のみに作用し、何の波乱もなく終わった。


第四試合 盛岡大付(岩手) 4x−3 安田学園(東京)
 安田学園が4番・深見の2ランお誕生日で先制するも、盛付も直後連打で同点。
 堅守と名高い安田学園が拙い守備を連発し、終始盛付ペースで試合は進むが
 「敗北力」とまで形容されるチャンスへの弱さに得点を加えられず終盤へ。

 8回裏、盛付の3番・望月にソロHRが飛び出して重い重い1点勝ち越し。
 誰もが10度目の正直を信じた9回、深見が再びタイムリーを放って再度の同点。

 またダメなのか・・・そんな空気すら流れたが、9回裏に盛付執念の連打。
 最後はやらかし気味の内野安打でサヨナラ勝ち。盛付、念願の初勝利!



3月22日★大会1日目

第一試合 敦賀気比(福井) 11−2 沖縄尚学(沖縄)
 開幕試合に九州王者と防御率No.1投手がぶつかることもあって熱戦が期待された
 ・・・が、いきなり沖縄尚学が1イニング3やらかしで5点を献上し早々に試合が決まる
 敦賀気比は5割バッター・山田の沈黙を除けば満点の内容で快勝を果たす


第二試合 履正社(大阪) 0−1 岩国商(山口)
 「センバツの初戦に履正社VS山口の商業高校」というカードに嫌なフラグを予感させた試合
 履正社のレイプも危惧された試合は岩国商が助手を中心に虎の子の1点を守る展開に
 最後はセンターフライで試合終了という粋な形で番狂わせを果たした岩国商にスレ民は讃辞を惜しまなかった


第三試合 常葉菊川(静岡) 9−5 春江工(福井)
 統廃合寸前で女子が7人しかいない初出場と判官贔屓要素満載の春江工への声援が多かった序盤
 が、中盤に常葉菊川の豊満な胸を持つチアが映ったことで徐々に世論と試合の流れは常葉へと傾き始める
 最後は相手エースの頭へのすないぽで流れを完全に手放した春江工が健闘空しく初戦で散った
2013年04月03日(水) 15:59:30 Modified by lwcyan13




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