・・・あらすじ・・・
白昼の銀行を舞台に、巧妙に仕組まれた三千万円の手形詐欺。
責任を一身に背負って自殺した会計課長の厚い信任を得ていた萩崎は、学生時代の友人である新聞記者・田村の応援を得て、必死に事件の真相を追う。
二人は事件の背後にうごめく巨大な組織に立ち向かうが、手がかりは次々に消え去ってしまう…。
複雑怪奇な社会の裏に潜む悪の実体をあばき、鬼気迫る追求が展開するベストセラー。
・・・感想・・・
この作品の初版は昭和33年2月発行。
それ以前に『週間読売』に連載されたものらしい。
ってことは、松本清張がこの作品を書いたのは今から50年以上も前ってことですよね。
でも、読んでいてもそんな事はちっとも感じさせられない、今でも十分に通用する作品です。
ただ時代を感じるな〜、っていうのは、東京から名古屋に移動するのにまだ新幹線が開通していなくて、東京駅発9:30〜名古屋着15:30。
携帯はもちろんない時代なんだけれど、それどころか、電話は交換台を通して申し込み。
相手側に通じるまで30分待ちなんてこともザラ。
今では考えられないほどのんびりした時代だったんだなァ〜。な〜んて。
まぁ、そんなこんなで時代背景は置いといて、
松本清張得意の（？）最後のどんでん返しは予想もしなかった事。
これだからサスペンス物は止められないのよね！
（07.01.28〜02.06）
松本 清張著
税込価格 ： 294 （本体 ： 280）
出版 ： 光文社
サイズ ： Ｂ６判 / 278ｐ
ISBN ：
発行年月 ： 1958．3
白昼の銀行を舞台に、巧妙に仕組まれた三千万円の手形詐欺。
責任を一身に背負って自殺した会計課長の厚い信任を得ていた萩崎は、学生時代の友人である新聞記者・田村の応援を得て、必死に事件の真相を追う。
二人は事件の背後にうごめく巨大な組織に立ち向かうが、手がかりは次々に消え去ってしまう…。
複雑怪奇な社会の裏に潜む悪の実体をあばき、鬼気迫る追求が展開するベストセラー。
・・・感想・・・
この作品の初版は昭和33年2月発行。
それ以前に『週間読売』に連載されたものらしい。
ってことは、松本清張がこの作品を書いたのは今から50年以上も前ってことですよね。
でも、読んでいてもそんな事はちっとも感じさせられない、今でも十分に通用する作品です。
ただ時代を感じるな〜、っていうのは、東京から名古屋に移動するのにまだ新幹線が開通していなくて、東京駅発9:30〜名古屋着15:30。
携帯はもちろんない時代なんだけれど、それどころか、電話は交換台を通して申し込み。
相手側に通じるまで30分待ちなんてこともザラ。
今では考えられないほどのんびりした時代だったんだなァ〜。な〜んて。
まぁ、そんなこんなで時代背景は置いといて、
松本清張得意の（？）最後のどんでん返しは予想もしなかった事。
これだからサスペンス物は止められないのよね！
（07.01.28〜02.06）
松本 清張著
税込価格 ： 294 （本体 ： 280）
出版 ： 光文社
サイズ ： Ｂ６判 / 278ｐ
ISBN ：
発行年月 ： 1958．3
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