炎都(炎都シリーズ1)
・・・あらすじ・・・
京都の地質調査会社に勤める木梨香流は、調査中の井戸の異常な渇水に疑問を抱く。
その頃、市内で体内の水分を全て抜き取られてミイラ化をした遺体が発見されるが、
これは京都が禍の渦中に入る序章にしかならなかった。
その後は、京都を襲った大地震!
その地震によって完全な陸の孤島となった京都。
逃げ場を失った市民に、こんどは妖怪たちが襲い掛かる。
そして、天狗や、竜や、しゃべるヤモリに香流たちは助けられる・・・
・・・感想・・・
長編スペクタルロマン!
もう、常識破りの展開に目を回しそう・・・(笑)
正直、妖怪が出てきたときには「なんじゃこりゃ!」ってな感じ!
何箇所か疑問や矛盾を感じながらも、読み進めるうちに奇想天外な進展に「ま、いっかぁ!」って・・・(笑)
今まで読んだ柴田よしき作の「緑子シリーズ」や「はなちゃんシリーズ」とはまったく別物なんですもの。
でも、読み進めるうちにちょっぴり悲しい恋物語や、木梨香流を取り巻く温かい人達、
心がキュンとなることもしばしば・・・
この先、【禍都】【遥都】【宙都】・・・と、続くらしい。
これは一気に読んでしまわないとね!
(04.07.20〜04.07.24)
柴田 よしき著
税込価格 : \918 (本体 : \874)
出版 : 徳間書店
サイズ : 新書 / 366p
ISBN : 4-19-850367-2
発行年月 : 1997.2
利用対象 : 一般
炎都シリーズ
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炎都
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禍都
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遥都 −混沌出現−
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宙都 −第一之書 美しき民の伝説−
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宙都 −第二之書 海から来りし者−
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宙都 -第三之書- 風神飛来
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宙都 -第四之書- 邪なるものの勝利