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股関節

【概念】
股関節は寛骨臼大腿骨頭よりなる球関節であり、人体最大の滑膜関節である。
股関節は多様な三次元的な動き以外に十分な荷重に耐えうる安定性が要求されるため、大腿骨頭寛骨臼が深く包み込む臼状の関節である。
しかも寛骨臼蓋縁を取り巻く線維軟骨性の関節唇が骨頭をより強固に寛骨臼におさめ、容易に脱臼しない構造になっている。

【頚体角】
大腿骨頚部と大腿骨骨幹部とのなす角度をいい、成人では125°〜135°
  頸体角が正常より大きい場合 → 外反股
  頸体角が正常より小さい場合 → 内反股
新生児では外反位にあり、成長と共に減少する。
  新生児 → 140°〜160°
  5歳  → 135°〜145°
  10歳  → 130°〜140°
  成人  → 125°〜135°

*頚体角の利点
 大腿骨の外方凸の弯曲と大転子の出っ張りによって、外転筋効率を高め、骨盤の側方動揺を防ぐ

*欠点
 常に剪断力が生じ、力学的弱点となっている。

頚体角が増大すると…
  • 頚体角が増加するとテコの柄の長さが変化(短縮)し応力は増加する
  • 骨頭が求心位に位置しないことになり、少ない関節面において体重が分散される

すなわち関節面の単位面積あたりにかかる圧力が増大することになる。この種の応力は関節軟骨や骨組織を異常に磨耗させる。

【前捻角】
新生児では前捻が強く、成長と共に減少する。
  新生児  → 15°〜57°(平均32°)
  1〜3歳 → 20°〜50°(平均34°)
  成人   → 平均12°〜15°  

【靱帯】
股関節を補強する靱帯には主なものとして腸骨大腿靱帯恥骨大腿靱帯坐骨大腿靱帯の3つがある。

【筋】
股関節は靱帯以外にも腸骨筋大腿直筋恥骨筋小殿筋梨状筋外閉鎖筋内閉鎖筋上双子筋下双子筋大腿筋膜張筋といった多くの筋により動的に安定が保たれている。これらの筋はすべて、部分的に関節包に停止する。

【筋の作用転換】
長内転筋短内転筋(内転筋)
股関節屈曲−20°〜50°→屈筋
股関節屈曲60°付近  →短内転筋のみ伸筋  
股関節屈曲60°以上  →伸筋

大腿方形筋(外旋筋)
 股関節屈曲位→伸筋
 股関節伸展位→屈筋

【大腿骨頭の血管分布】
大腿骨頭への血流は、外側大腿回旋動脈?内側大腿回旋動脈?閉鎖動脈?の3系の血管網より供給される
‘眤Δよび外側大腿回旋動脈?は動脈環を形成している
内側大腿回旋動脈?の分枝である後上部血管束が最も発達しており、大腿骨頭の血行に重要
大腿骨頭靭帯動脈?が大腿骨頭の血行にどの程度関与しているかは現在でも不明


【歩行時の股関節の動き】
立脚相では伸展方向に、遊脚相では屈曲方向にモーメントが働く
歩行時では以下の方向へ動く
立脚相初期: 骨盤帯;後方回旋・後方傾斜・下制
       股関節;伸展・内転・外旋

立脚相中期: 骨盤帯;後方回旋・前方傾斜・挙上
       股関節;伸展・内転・外旋

立脚相後期: 骨盤帯;前方回旋・前方傾斜・挙上
       股関節;屈曲・外転・外旋

遊脚相初期: 骨盤帯;前方回旋・後方傾斜・下制
       股関節;屈曲・外転・内旋

遊脚相後期: 骨盤帯;後方回旋・前方傾斜
       股関節;伸展・内転・外旋
                               

立脚相初期
 落下してきた足が地面に打ちつけられ、そのまま体重を引き受けなければならないという歩行の中で最も不安定な時期である。

【立脚相初期の筋活動】
大殿筋は加速度によって生じる体幹の前屈を制御(減速作用)し、ハムストリングスは接地時に骨盤の前方傾斜を抑制し、荷重位での股関節伸展を助ける。大腿直筋が踵接地時に生じる力と、床反力からの膝折れを防ぎ、大腿骨の前方移動に関与する。外転筋群は内転筋群と協調し、支持脚への重心移動をコントロールする。

立脚相中期
足底全面が接地しており、その上を重心が後方から前方へ滑らかに移動する時期である。

【立脚相中期の筋活動】
この時期は股関節筋群の活動が非常に活発になる。最も特徴的なのが外転筋で、骨盤の遊脚相側への傾斜を抑制し、平衡を保つ。このとき、内転筋は骨盤に対する下肢の位置を決定し、外転筋力を効率よく発揮させるために機能している。腸腰筋股関節の前壁として前方脱臼を防いでいる。

立脚相後期
 この時期は反対脚の踵接地期に当たり、急激な重心移動が起こっており不安定な状態となる。この状態は反対脚のバランスを補助し、また同側の振り出しの機能が起こる時期である。

【立脚相後期の筋活動】
大殿筋が活動し体幹の前方移動を行う。同時に腸腰筋が活動を開始し、下肢の振り出しを始める.。

遊脚相初期
この時期は股関節が最も屈曲方向へ動く時期である。

【遊脚期後期の筋活動】
このとき腸腰筋大腿筋膜張筋と協調して働き、下肢の前方振り出しを行っており、足尖離地後股関節は最大外転位をなす。内転筋も屈曲補助筋として作用するが、振り出した下肢を体幹の中心線に向かわせるように内転させ、重心の位置決定に関与している。

遊脚相後期
この時期では前方に振られた足部が最も合理的に下りるように、歩幅の最後の調節がなされるところである。

【遊脚相の筋活動】
大殿筋ハムストリングスが働き股関節の屈曲を制動し、踵接地に備える。また、この時期の最後には大腿四頭筋外転筋?が次の接踵の準備を開始し、内転筋が接踵前の遊脚下肢の位置を決定している。


【股関節疾患】
変形性股関節症
一次性と二次性のものがあり、わが国では二次性のものが多い。

グローインペイン症候群

先天性股関節脱臼

先天性臼蓋形成不全?

大腿骨頸部骨折?
2008年01月09日(水) 23:29:59 Modified by medireha_jiten




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