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「お嬢様×お嬢様 ふたりは恋ドレイ!?」 (美少女文庫)

著者:わかつきひかる 挿絵:あきら 出版社:フランス書院 発行日:2007年7月30日 




本の紹介(公式)

名門女子校に通う夏実と小夜子二人は親友、けれど恋した相手は同じ人 ひと夏のM色ラブストーリー…… 美少女文庫HP


内容

ヒロイン
織原夏美(おりはらなつみ)
櫻桃女子大学付属高校普通科二年。ショートボブの髪の毛、強い光を宿す瞳とすっきりとした美貌持ち主で快活でボーイッシュな美少女。胸はFカップ。織原財閥のお嬢様で、弘司とは幼稚園の時の幼馴染、幼稚園時代に結婚の約束をしたことを今でも覚えています。

城ヶ崎小夜子(じょうがさきさよこ)
櫻桃女子大学付属高校普通科二年。ストレートロングの黒髪と切れ長の瞳、整った鼻梁、ほってりとした桜色の唇が日本人形のようにみえる美少女。胸はAカップ。小柄でおとなしそうに見えますが、生け花は大胆なように、外見とはうらはらで、積極的で行動的なお嬢様。有名玩具メーカーの創業者の孫です。
あらすじ
高校前の道路工事のため1ヶ月だけ電車通学をしていたお嬢様二人。その時、夏美がホームから転落しそうになったのを弘司が助けました。夏美は弘司が幼馴染であることと甘酸っぱい思い出を思い出します。一方、小夜子も弘司の勇気ある行動を目の当たりにして弘司をかっこいいと思いました。
積極的な小夜子は、さっそくお礼を述べるため弘司の家を訪問します。
それから
小夜子と弘司は話をしているうちにいい雰囲気になっっていきます。若くて好奇心旺盛な二人ですから、結局そのままハッピーな初体験をします。ところが夏美も遅れて弘司宅を訪問したものだから、話はややこしく・・・ 夏美は弘司の家の前まで来ますが、先客として小夜子がいることがわかり、二人がセックスしたことを悟ります。夏美は一旦弘司をあきらめようとしますが、ある日駅で弘司と再会してしまい、ぐらついてしまいます。そのまま電車に飛び込んだ際、夏美のスカートのすそがドアに挟まってしまいます。スカートをとってあげようする弘司ががんばればがんばるほど、弘司の手がおしりや敏感なところにさわってしまい、夏美はもう我慢できなってきます。
エッチシーン
(夏美)自室で自慰
→(小夜子)弘司の部屋で初体験(正上位)
→(夏美)電車の中で痴漢P
→(夏美)駅のトイレの中でフェラ&初体験(後背位)
→(夏美)プールで立位
→(夏美)誕生日パーティで羞恥P(乳房縛り&ラビアのカッピング)
→(誕生日パーティから抜け出して)放尿P&アナル
→(夏美&小夜子)学校の部室でキス
→弘司の部屋で3P(いろいろ)


感想

これもかなりエロい物語です。
はじめは、弘司を小夜子と夏美が取り合う関係となるのですが、小夜子が身を引こうとしたことでお嬢様二人が本当は百合の関係になりたかったことがわかる、そうして二人が好きな少年である弘司を、二人で共有するという関係にいたります。

物語は大きく3つのパートに分かれます。
  • 最初のパート 夏美と小夜子が弘司に出会い、恋人関係になるまで。弘司は小夜子と結ばれる。
  • 中間のパート 夏美が弘司と関係を持ち、調教をされてMごころを開花させる。
  • 最後のパート 夏美と小夜子が百合関係になる。弘司を共有することにする。

ハーレム展開する場合、どうしても一度は男が鬼畜な行動をとらなければならない展開となるのが普通ですが、この物語では思い切って、女の子同士の百合関係を主として、男1人女2人の関係を従とすることで、男から三角関係を誘う(ある種の鬼畜行為)ことなしで、ハーレムが成立するところが新しい展開と思います。言い方は悪いですが、男は「生きたディルト」ということで。

ええ、この展開、「めたぼdeぽん」的には全然OKです。というか、男が鬼畜な行動をとる場合には女性は男との関係でなんらの我慢が必要となると思います。
いい思いをするのは男なのにね。我慢するのは女性となっているわけ。
ラブラブ、甘甘な物語がわかつきさんの持ち味だと思うのですが、そういった関係はちょっといびつな感じがします。物語としては、それがわかつきさんの持ち味を減じているように思ったりします。

でもこの展開だと、(モノ扱いされて)我慢するのは男なわけだから、鬼畜感も罪悪感もないですよね。
ラブラブ、甘甘なのは、女性二人同士のほうになっちゃいますけど、女性二人の百合関係中のとき放置されるわけじゃなくて、弘司は二人からとても大事にされているわけで、これこそ真のハーレムと思います。
小夜子+弘司で夏美を攻めるところなんて、とてもエロいしとても気に入っています。


追記
この作品は、ポルノに百合を持ち込んだというチャレンジがあります。(注)
そういえば、ブログにTS(トランスセクシャル)でエロを書きたいと、わかつきさんは書いていましたが、「めたぼdeぽん」的には全然OKです。
ぜひ、今度はTSもののポルノにチャレンジいただきたいですね。

でも、「めたぼdeぽん」の嗜好では、
女(魂:女)→女(魂:男)の百合関係や、男(魂:女)→女(魂:男)の逆転関係は全然無問題ですが、男(魂:男)→女(魂:男)のエロ描写はちょっと無理っぽいです。
最近、「性別=秀吉」萌えの人多いみたいなので、男(魂:男)側だったら大丈夫な人多そうですけどね。
男(魂:男)→男(魂:女)はちょっと微妙でしょうか。「めたぼdeぽん」は大丈夫っぽいです。
みなさんは、どうなんでしょう?

(注)
同様に百合関係を描いているものに「歌劇団プリンセス ふたりは一緒!」がありますが、そちらは、男=ご主人様、女=M奴隷の関係が主となっていて、ちょっとこの作品とは雰囲気が異なるようです。



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