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「銀盤プリンセス 生意気なMドレイ」 (美少女文庫)

著者:わかつきひかる 挿絵:あきら 出版社:フランス書院 発行日:2004年8月30日 





本の紹介(公式)

学園一のアイドルが、氷上の女王様が、こんなコトまでしてあげてるのよ…… コスチュームを胸までおろして、硬い××を乳房で挟む理沙。美貌いっぱいに射精されても、奉仕はやめられない。生意気な私だけど、今は雅人クンの奴隷だから。騎乗位での処女喪失に、露出演技。お尻の初めてだって捧げます。 美少女文庫HP



内容

ヒロイン
須藤理沙(すどうりさ)
大志学園高校二年生。わずか14歳にして全日本ジュニア選手権優勝の快挙を果たし、17歳になった現在では、オリンピックの代表候補にも名前が挙がるほどになっている、押しも押されもせぬ女子シングルの高校生女王です。
メロンを半分に切って胸においたみたいな、綺麗な円形のバスト、きゅっとくびれたウエストに、ハート形にせりだした腰。黒目がちの瞳はきらきらと輝き、秀でた鼻梁ときゅっと結んだ唇が、女王らしい風格と大人っぽさを感じさせます。
あらすじ
シングルの代表を逃した理沙は、ペアに転向しました。相手は1年生の如月雅人。実は理沙が通っているダンススクールの先生の息子です。理沙は発表会の雅人の演技を見て心を奪われていたのですね。そこで練習でけがをした雅人のお見舞いに行った理沙は、雅人と結ばれたいと望み、自分からホテルへ誘いました。
それから
初体験のあと、ふとしたきっかけで気持ちがすれ違う理沙と雅人。理沙は雅人が自分から離れていくことを恐れ、雅人に必死のおねだりをします。でも雅人は、理沙がそうするのはフィギュアのために自分を利用したいからだと思いはじめました。すれ違いながら、どんどん加虐的になる雅人。でも理沙は雅人を失いたくなくって、それに応えていきます。いつしか二人はご主人様とMドレイの関係になり、様々な調教プレイを繰り返しながら、次第にお互いを大切な人として意識を深めていきます。
エッチシーン
(女子更衣室)オナニー
→(ラブホテル)騎乗位で初体験
→(理沙の部屋)フェラ
→(コンビニ)ノーパン露出
→(夜の公園)パイズリ&駅弁スタイル&正上位
→(リンクサイド)手を縛ってアナル
→(保健室)手を縛って後背位&アナル
→(リンクの上)パイズリ&立位



感想

この作品は、いろんな意味でエポックでとても興味深い作品だと思います。

ひとつめは、「わかつきひかる」さんが、はじめて年下の男の子の主人公を書いたということです。
この作品の主人公である雅人は、前半、年下らしくちょっと頼りない感じで描かれています。
頼りなさげな主人公というのも、わかつきさんの作品ではじめてですね。これまでは、愛情は深いのですが、ちょっと強引で、ヒロインを征服していく男キャラ中心でしたから。
ブログにこんな記事がありました。
上の記事は、この作品が出版されてから約7ヶ月後、次の年下主人公作品であるメイド イン プリンセス(2005年5月出版)を書き上げた後のエントリでしょう。
この作品の主人公の雅人は、後半、ヒロインとの立場が入れ替わって、この作品以前の主人公と同じく、強引にヒロインを征服していく、ちょっと年下らしからぬキャラになっていますが、「メイドインプリンセス」では、最後まで主人公がとてもかわいらしく描かれていて、「まさしく年下キャラ」という感じがします。
だんだんと主人公キャラの幅が広がっていっていますね。

次に、イラストレーターの「あきら」さんとの組み合わせで出す作品に、「○○プリンセス」という題名にして、シリーズ化とまではいかないまでも統一感をとった最初の作品という点も面白いです。
わかつきさんも、ポルノは立ち読みせずタイトルと表紙で買っていくものと言っていますが、読者がそういった購買行動を起こすことを考えると、
「わかつきひかる」(作者)+「あきら」(イラスト)+「プリンセス」(タイトル)=面白い
と読者に認識してもらい、次の作品にも手をのばしてもらうように仕向けたかったのでしょうね。
既存の読者の囲い込みという点で、また後日のMyシリーズにつながる手法だという点で、面白いなあと思いました。

さて、他の方の意見を探すと、「銀盤カレイドスコープ」との関係を指摘している記述をいくつかみつけました。
この作品が「銀盤カレイドスコープ」のパロディという指摘なのですが、中身は全然似ていないし、引用もありません。
そんなわけで、パロディではないと思います。
ただし、タイトルと表紙の雰囲気が似ている感じがするのは否めません。タイトルの決定と表紙のイラストの発注は、編集者の管轄らしいですから、もしかすると編集者は便乗しちゃったのかな。
著作権法的には合法ですが、マーケティング的には「禁じ手」に近そうです。(注)
編集者は、そんなあたり十分承知の上だったとは思いますけど。

(注)この手法を多用しすぎると、結局自身のレーベルの評判に傷がつき、効用よりダメージが大きくなる危険性が高いという意味で、禁じ手に近いと表現しました。



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