「わかつきひかる」さんを応援するWiki - ずっと一緒の、恋姉妹

「ずっと一緒の、恋姉妹」 (美少女文庫)

著者:わかつきひかる 挿絵:丸ちゃん。 出版社:フランス書院 発行日:2006年10月30日 





本の紹介(公式)

ご奉仕だったら、お姉ちゃんにも絶対負けないよ? 圭祐の××、こ〜んなエッチに舐めてあげられるのは私だけ。学校でも電車の中でもイジメていいよ。両親の再婚で一つ屋根の下で暮らすようになった私たち。先生のまどかお姉ちゃんも、生徒会長の私も、あなたのドレイ♥ ……ずっと一緒に調教してね。 美少女文庫HP



連載

この作品は、2006年6月〜8月に美少女文庫HPで連載された「ドキドキ同棲生活 ずっと一緒の恋姉妹」に加筆・修正し出版されました。



内容

ヒロイン
結城みちる
紫苑高校二年で生徒会長の才媛。綺麗で有能だが、お堅くて真面目すぎて融通がきかず冗談がきかないと生徒たちから称されています。母の再婚で一緒に暮らしはじめた圭祐と幼馴染で、暮らし始めた当初は気づいていないのですが、圭祐のことが好きです。

結城まどか
紫苑高校の国語の非常勤講師。みちるの姉。黒髪のロングで、小柄だがEカップはありそうな豊満な胸、メリハリのきいたプロポーションをしています。鳳絢子として知られる自由奔放な歌風の新進気鋭の女流歌人です。でも男女関係については晩生で、二三歳の今の処女のままです。
あらすじ
まどかは、貧血のため風呂場で倒れてしまいました。その音を聞いた圭祐は、まどかを助けて自分の部屋のベットに寝かせました。回復したまどかは、以前から好意を持っていたこともあって、圭祐を誘惑し、ぎこちなくリードしながら処女を圭祐にあげます。
歌を詠めずスランプだったまどかは、それ以来スランプを脱し、たくさんの歌を詠めるようになりました。それも圭祐との関係があってこそのこと。みちるの目を盗みながら、再度圭祐を誘います。
それから
みちるは、まどかと圭祐の態度から、二人が男女の関係になったことを悟りました。そして自分も圭祐が好きなことも気づき、ジェラシーに苦しみ始めます。ある日、嵐のせいで帰宅できず、まどかがビジネスホテルに泊まることになりました。みちると圭祐は二人きりに。
みちるは、思い切って圭祐を誘い、初体験します。それからは、圭祐の調教をうけて恋奴隷になっていきます。
エッチシーン
(圭祐の部屋/まどか)お風呂で倒れているまどかを運んだ後、まどかから誘ってフェラ&騎乗位(初体験)
→(台所/まどか)みちるがお風呂に入っている間にパイズリ
→(みちるの部屋/みちる)オナニー
→(圭祐の部屋/まどか)まどかが夜這いをしてきて、正上位
→(みちるの部屋/みちる)まどかが外泊して二人きりに、みちるから誘ってフェラ&正上位(みちる初体験)
→(通学途中の電車の中/みちる)痴漢P&アナルに指いれして失禁
→(駅のトイレの中/みちる)アナル
→(学校の中庭/みちる)ローター&ローターを入れたまま生徒総会へ
→(生徒総会が終わって学校の中庭/みちる)立位
→(みちるの部屋/みちる)まどかが帰ってきて、まどかに見せ付けるようにみちるの放置P&フェラ
→(みちるの部屋/そのまままどかを巻き込んで)3P(アナル&レズ69&失禁)
→(エピローグ)3P



感想

この作品もエロいです。姉妹二人とも圭祐のことが好きだという設定ですから、姉妹から誘われてそれぞれ処女をもらってしまう。うーん、なんて超(幸せ)展開なんだ!
あとは、姉妹二人にこれでもか、これでもかとエッチなことを・・・

最後は、3Pになだれ込むのですが、やはり3Pの前には、圭祐の鬼畜な一言。
「僕の願いを聞いてくれたら、イかせてあげる。」
「な、なに。」
「まどか姉さんと三人でやりたい」
これを少なくとも一人の女性に納得させないと3Pなどできません。
鬼畜だとののしるのもよし、自分もやってみたいと思うのもよし。
でも、せっかくだから、この本を読むときぐらいは、鬼畜=男の甲斐性とでも思って、エロを楽しんでみませんか?

この作品は、姉のまどかが歌人(短歌を詠む人)であることがエッセンスになっています。
エッチのあいまあいまに、短歌が詠まれていて、それが物語の進行に関係しています。
新しいチャレンジだと思いました。
「妹の恋にふるえるまなざしを守って妬んで妬んで、守ろう」
妹と圭祐が相思相愛になって、自分の恋心を封印しようとして詠った歌です。
結局、圭祐の鬼畜ぶりが全てを圧倒するのですが・・・

さて、最後になりましたが、作品にあわせて「めたぼdeぽん」もここで一首
「紺青の夜空に光る希望の矢今こそ絞れ若月の弓」
おそまつでした。(全くひねりなしw 短歌って難しい^^;)


追記
この作品は、いわゆる「誘惑もの」といわれる作品になります。
主人公は、誘惑されるわけですから、最初はやや頼りなげな行動をとっています。そこで誘惑されて主人公も初体験をする。そして自分の行為で感じている相手(女性)をみて、自信を持ち始める。
そんな展開なんですが、そこでこんな思いが書かれていたり・・・
「僕、大人になったんだ。すごいな。」(P.67)
これまでも、銀盤プリンセス 生意気なMドレイお姉さんはサンタクロース!などでヒロインが誘惑する展開の作品もあったのですが、主人公の自信の表れはストーリーの中で匂わせるようにしているだけで、このように明確には書いてはいませんでした。
この作品以降、「わかつきひかる」さんは、主人公の少年が自信をつけていく様を明確に書くことが多くなります。それが「子宮頸管粘液」「キュンキュン」と並ぶ「わかつきひかる」さんの特長のひとつといえると思うのですが、この作品がまさしくその初めての作品と言えます。



他の方々のご意見

※リンクに問題があるようでしたら、管理人にご連絡ください。


ご本人の自著解説