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「未亡人の疼き」書下ろし官能傑作選〈14〉(大洋文庫)

著者:末廣圭 子母澤類 睦月影郎 安藤仁 わかつきひかる 秋山慶彦 深草潤一 高竜也 
出版社:ミリオン出版 発行日:2007年9月7日 




本の紹介(公式)

久しぶりの男を貪り、淫蜜を溢れさせながら昇りつめていく女たち。今まで知らなかった淫らな自分に恐れさえ感じながら、深い快楽に堕ちていく。男が指を蠢かせると、花びらの内も外も瞬く間に蜜にまみれていくのだった…。 大洋文庫HP


タイトル「あわてないでね」


あらすじ

29歳の若い未亡人である三浦あゆ美は、すらっとしたプロポーションをもつ人目をひくOLです。
ある日、スポーツクラブの帰りにコンビニに寄り、コンドームを買おうとしていた少年と知り合います。
少年を自宅のアパートに誘ったあゆ美は、少年を誘惑し、はじめてのセックスを教えてあげることになりました。


感想

「わかつきひかる」さん初の未亡人ものです。
人妻の誘惑ものの場合、やはり背徳感がぬぐえない(注)のですが、未亡人ものの場合、そういった感じはうけずにすむのがいいですよね。
夫と死別して2年たつあゆ美は、夫の葬儀の日に性的なものを捨てたつもりでしたが、コンビニで出会った少年が、亡き夫と似ていると感じたこともあって、少年を自宅に誘います。
少年とのセックスは、あゆ美のセクシャルな感覚を呼び戻して、もう一度やりなおそう(再婚のこと)と決意させるきっかけになりました。
やはりあゆ美の心の中に、なにか満たされないものがあったということでしょう。背徳感はないですが、切ない余韻が残る作品になっています。

(注)
金曜日21時 オフィス熟女だけは、めたぼの脳内設定上、ヒロインが人妻でなくなってしまったので、背徳性を感じなかったのですが。どうもその他の人妻の誘惑ものは背徳感があって正直言うとあまり好きなジャンルでなかったりします。ポルノのお約束なんでしょうかね。
恋人同士の甘甘なセックスじゃ、なぜいけないのでしょうかね。


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ご本人の自著解説

自著解説ではありませんが、簡単な説明です。