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OpenCL


※これ以降はNVIDIA GPUでの話。
OpenCLは
CUDAアーキテクチャ上で動作するコンピューティング環境
という位置づけ。

インストール


まずはCUDAをインストールする。
【CUDA3.0】
CUDA3.0から、SDKにOpenCLが付属されるようになった。

必要なもの

とりあえず必要なものは
【ヘッダファイル】
  • NVIDIA GPU Computing SDK\shred\inc の内shrUtils.h
  • OpenCL\common\inc 以降のヘッダすべて

【Libファイル】
  • NVIDIA GPU Computing SDK\OpenCL\common\lib 以降のlib(OpenCL.libとoclUtils32.lib)
  • NVIDIA GPU Computing SDK\shred\lib (shrUtils32.libとか)

【DLL】
  • 対応ドライバをいれるとOpenCL.dllがどこかにある(たぶんsystem32とかにあるはず)

Utilites(サポートライブラリ)について

Nvidia GPUについては、OpenCLでのプログラムにおいて、
次の2つのサポートライブラリが用意されている。
◆oclUtils
定数やマクロ、各種ヘッダファイルのインクルードを行っている。
関数は「ocl…」という感じで命名されている。
単純なサポートライブラリ。
◆shrUtils
OpenCLだけでなく、CUDAでも使用できるサポートライブラリ。
「stdio.h」や「math.h」のようなサポートライブラリを提供。
※CUTILに近い感じ。(エラーチェックをしたり、コマンドライン解析をしたり…)

関数は「shr…」という感じで命名されている。

visual studioの設定


【1】:上で示した「ヘッダファイル」と「libファイル」のある場所にパスを通す。
【2】:追加の依存ファイルは
  • oclUtils32.lib(Debug時はoclUtils32D.lib)
  • OpenCL.lib
  • shrUtils32.lib(Debug時はshrUtils32D.lib)
でとりあえずOK。

ビルド時の注意


OpenCL1.0のライブラリは「MT」あるいは「MTd」でビルドされているため、
[プロジェクト]→[プロパティ]→[構成プロパティ]→[C/C++]→[コード生成]→[ランタイムライブラリ]

マルチスレッド(/MT)マルチスレッドデバッグ(/MTd)
にする必要があるっぽい。

目次

― その他 ―

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