ケーニヒベルクの街を流れる川には、７つの橋がかかっている。そこで「任意の橋からはじめて、７つの橋のすべてを１度だけ渡り、出発地点に戻るにはどうすればよいか」を考えてみたが、誰もこの問題を解くことはできなかった。オイラーの定理（→「幾何学」の研究の領域「代数的位相幾何学」参照）で有名なオイラーは、これは不可能であることを証明した。これが、グラフ理論、そして組み合わせ論の始まりである。

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