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ヒルズ族

ヒルズ長者ともいう。狭義では東京・港区の六本木ヒルズ内のマンションに入居している若いIT関連企業のオーナーや経営者、ベンチャー起業家といった「勝ち組」の人間を指す。しかし、これではあまりに人数が限られてしまうので、六本木ヒルズにオフィスを構えていたり、そこで働いている人も含める広義でも用いられている。代表格はライブドア社長・堀江貴文や、楽天社長兼会長・三木谷浩史など。六本木ヒルズを囲む赤坂、青山、麻布は、その頭文字をとって「3Aエリア」とよばれるようになっているが、この地域における高額賃貸マンションは、月額賃料30万円以上または専有面積30坪以上と定義されている。3Aエリア内に高額賃貸マンションは1万戸程度あり、そのうちの1割程度が月額賃料100万円以上。こうした超高級賃貸マンションで暮らし、六本木ヒルズのオフィスで働いているのが、IT企業やベンチャー起業の若手経営者たちだ。バブル時代のベンチャー企業の成功者たちは「ヤンエグ」(ヤングエグゼクティブ)とよばれていたが、それよりも一回り大きな存在となっており、彼らを結婚相手としてねらう女子アナや女性タレントも増えているようだ。
2005年11月13日(日) 22:51:08 Modified by mizunobara




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