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金庫株

〔treasury stock〕
企業が一度発行した自社株式を何らかの理由で買い戻し資産として保持している株式。商法では自社株式取得の目的を,株式の消却,ストック-オプションまたは端株(はかぶ)買取りなどに限定していたが,2001 年(平成 13)6 月に同法が改正され,同年 10 月原則自由化された。貯蔵株。

市場に出回る株式の量を減らすことができれば、自然と株価は上昇すると見られている。この方策として考えられているのが、「企業の自社株買い」だ。すなわち、それぞれの企業が自社の株式を株式市場から購入し、市場に出回る株式数を減らする。

企業が取得した株式は、適当な時期まで企業が保存・管理する。株価が上昇して売却益が見込めるようであれば、それを市場に放出する。企業の金庫の中で自社株を保存するという意味から「金庫株」と言われる。

〔自社株の消却と同様に,株主資本の減少,1 株利益や株主資本利益率(ROE)の上昇をもたらすと同時に,発行済み株式総数が減少することから株価の下支えになる効果が期待されているが,金庫株の解禁がインサイダー取引を生むとして問題視もされている〕
→自己株式
→自社株買い
2005年12月09日(金) 10:38:18 Modified by mizunobara




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