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BRICs

ブラジル(Brazil)、ロシア(Russia)、インド(India)、中国(China)の頭文字をとった造語。アメリカの大手証券会社ゴールドマン・サックス社が、2003年秋に投資家向けにまとめたリポートで用いて注目されている。現在のペースで経済が発展していくと、上記4か国が世界経済地図を大きく塗り替えるという予測である。今後30年以内に、日本経済は規模のうえで中国はもちろん、インドにも抜かれてしまう。2039年には、現在の世界の経済大国のトップ6か国(G6)であるアメリカ、日本、ドイツ、フランス、イギリス、イタリアの合計を「BRICs」が経済規模で上回り、2050年には中国、アメリカ、インド、日本、ブラジル、ロシアの順となるとしている。BRICsが今後30〜50年の間に浮上することは、世界のパワーバランスにも大きく変化をもたらすともいわれている。BRICsはそれぞれすでに地域大国となっており、中国、ロシア、インドは核保有国、中国とロシアは国連安全保障理事会常任理事国として拒否権を行使することができる。これらの国々が経済的な実力を身につけることで、世界はアメリカの一極支配から、「多極化」構造へと変わっていくと予測する研究者もいる。
2006年01月08日(日) 02:08:53 Modified by mizunobara




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