バードリサーチ 身近な鳥図鑑 http://www.bird-research.jp - ガビチョウ
(撮影:野中 純氏)
(撮影:石渡賢一氏)
特徴
見られる時期
:一年中。
見られる環境
:丘陵や林の多い農耕地など。
観察の度合い
:地域によって異なる。
大きさ
:ハトより小さいく、全長約25cm。
体型の特徴
:尾が長めで、脚ががっしりしている。
鳴声
:キュイキュイキュイ、ピュイ、ピュイなど連続的に複雑に鳴く。
囀りを聞く(WMA)
囀りを聞く(MP3)
識別点
とまっている時に似ている鳥
・カオジロガビチョウ:ガビチョウと似たような環境に生息する外来種。目の周りの白斑がガビチョウより大きく、嘴が黒いことでガビチョウと識別できる。
・アカハラ、シロハラ:冬期にはガビチョウと同様な環境に生息し、地上で活動することが多いので見間違う恐れがある。ガビチョウの方が茶褐色であること、目の周りから後頭部に白い線がある。
飛んでいる時に似ている鳥
鳴声が似ている鳥
・クロツグミ:クロツグミの方が張りのある声をしている。
生態
本来は台湾や中国南部、ベトナム北部などに生息する外来種で、ペットとして持ち込まれたものが野生化して増加している。おもに東北南部から中部・東海地方、九州地方などに生息している。丘陵林などの笹薮などを好み、地上を歩き回って昆虫類や果実などを採食する。