とまっている時に似ている鳥
・ジョウビタキ:ジョウビタキの雌は全体的に薄褐色でモズの雌に似るが、モズの方が大きいこと、嘴の形がモズでは頑丈で下に曲がっていることで識別できる。また、モズの雌は胸から腹に細かい横じまがある。とまり方は体を立ててとまることで似ているが、モズでは尾を回すように振る動作をする。
・ツグミ:全体的に茶褐色という点で似ているが、モズのほうが小さいこと、嘴の形がツグミでは直線的なのに対し、モズでは鉤型に曲がっている点が異なる。モズの雄ではマスクをしたように黒い帯が嘴から目の周りにかけてある。また、モズは地上に降りるとすぐに枝などに戻るが、ツグミは地上を歩いて採食する。
・アカモズ:モズの仲間で、姿形、鳴声ともモズに似る。ほとんど住宅地や市街地の公園には生息しない。モズより頭から背中にかけて鮮やかな栗色、喉から胸、腹が白いので区別できる。
飛んでいる時に似ている鳥
・ヒヨドリ:尾が長めという点でモズに似るが、モズの方が小さく、ヒヨドリでは波状に飛ぶ。
・ツグミ:モズのほうが小さく、尾が細長い。
・アカモズ:飛んでいる時の姿は良く似ているが、下から見るとアカモズでは白っぽくみえる。
鳴声が似ている鳥
・アカモズ:アカモズではダン、ダン、と聞こえる声は弦を弾くように太くて低く響く。