□TIPS-テクスチャ関連
いわゆる小技集。どんどん追加改訂しましょう。
ボディなんかは特にそうですね。
目見当でちまちま塗りながら合わせるのは大変な上に精度が出ないので上手く工夫してみましょう。
別レイヤーとして乗算で重ねておきます(UVmapはアタリを取るのにいろいろ重宝しますです)

横幅こそ胴体と脚は大分ちがいますが、腿と足首部分は、単純に直線でぶった切ってあるだけですね。
いったん胴体と脚を一体でグラデーションを描いておき、UVのアタリを見ながら脚部分を別レイヤーにしてから
矩形移動し、横幅をあわせておきます
足首からつま先までは、脚のUVと同じ幅でつながるだけなので、胴からつま先まで一体で描き起こしておいて
二段階に分けて切り出してあわせることも可能です
Photoshopの場合、土台の部分はペンツールを使ってやると色々楽です。

こんな感じでベースになる部分は全部ペンツールで描いてます。
実際にどんな風に調整してくのかを紹介します。
まずはメタセコのペイント機能で粗っぽくアタリを取ってペンツールでトレースしました。
とりあえず一通りパス引き終わって、こんな感じです。

…微妙に一部が歪んでますね。特に肩の●モールド部分。
細かいアタリを取るために、Photoshopは開いたまま、メタセコでボディ形状を開きペイント機能でラインを詰め直します。
こんなもんかなというところまでドット単位の仕事をしておいて
・ペイントパネルの編集>クリップボードへコピー
・メタセコは開いたままPhotoshopに戻って、メタセコで書いたアタリを作業ファイル上にペースト
・ペーストした新規レイヤの透明度を下げたり乗算で重ねたりしてトレース用レイヤにする

・アタリをとりなおした部分のパス部分を修正する
・修正したらトレス用のアタリレイヤを破棄して再度TGAで書き出す
・メタセコに戻って、ペイントパネル>ファイル>ファイルから読み直し を選ぶ
・読み直したテクスチャが綺麗に直ってるか確認
ペンツールで作成したシェイプレイヤの修正は、アンカーポイントをズリっと動かすだけで
色面の境界が勝手に綺麗に仕上がるんで精度良く早く楽に修正が出来るようになります。
シェイプレイヤは単色ベタ面だけでなくテクスチャやレイヤ効果も適用できるので
下地のベースラインを編集してる段階でもかなりソレっぽい状態まで作り込んで作業できます。
(画像で修正してる●モールド部分の陰はレイヤ効果のドロップシャドウで自動的処理してあります)
・UVを目安にテクスチャの合わせ目を繋げる
パーツによっては、テクスチャが部位毎に細切れになってて、シームレスで繋ぎたいときに往生することがあります。ボディなんかは特にそうですね。
目見当でちまちま塗りながら合わせるのは大変な上に精度が出ないので上手く工夫してみましょう。
以下はPhotoshop7.1で作業してますまず、作業ファイルのピクセルサイズに合わせて、ボディメッシュのUVをメタセコから出力し
別レイヤーとして乗算で重ねておきます(UVmapはアタリを取るのにいろいろ重宝しますです)

横幅こそ胴体と脚は大分ちがいますが、腿と足首部分は、単純に直線でぶった切ってあるだけですね。
いったん胴体と脚を一体でグラデーションを描いておき、UVのアタリを見ながら脚部分を別レイヤーにしてから
矩形移動し、横幅をあわせておきます
注意点としてこのとき1、2ドットくらいはUVにオーバーラップさせるようにしないと、ポリゴンの境界が目立ったりします。
足首からつま先までは、脚のUVと同じ幅でつながるだけなので、胴からつま先まで一体で描き起こしておいて
二段階に分けて切り出してあわせることも可能です
カンバスサイズを下方向に拡大しておく、UVごとレイヤーセット化しておいて一時的に上にずらして描く、などの工夫が要ります
・ペンツールを駆使する
テクスチャを描くときは普通にブラシツールでゴリゴリやることが多いんですがPhotoshopの場合、土台の部分はペンツールを使ってやると色々楽です。

こんな感じでベースになる部分は全部ペンツールで描いてます。
実際にどんな風に調整してくのかを紹介します。
まずはメタセコのペイント機能で粗っぽくアタリを取ってペンツールでトレースしました。
とりあえず一通りパス引き終わって、こんな感じです。

…微妙に一部が歪んでますね。特に肩の●モールド部分。
細かいアタリを取るために、Photoshopは開いたまま、メタセコでボディ形状を開きペイント機能でラインを詰め直します。
こんなもんかなというところまでドット単位の仕事をしておいて
・ペイントパネルの編集>クリップボードへコピー
・メタセコは開いたままPhotoshopに戻って、メタセコで書いたアタリを作業ファイル上にペースト
・ペーストした新規レイヤの透明度を下げたり乗算で重ねたりしてトレース用レイヤにする
メタセコでアタリを取るときは、画像のように下地とちょっと色を変えておくと修正部分が解りやすいです

・アタリをとりなおした部分のパス部分を修正する
・修正したらトレス用のアタリレイヤを破棄して再度TGAで書き出す
・メタセコに戻って、ペイントパネル>ファイル>ファイルから読み直し を選ぶ
・読み直したテクスチャが綺麗に直ってるか確認
こんな感じで全身くまなく修正を繰り返します。メタセコイアはver2.4からテクスチャの更新が瞬時に自動的に反映されるようになったので、フォトショップから書き出すだけで勝手にプレビューに反映されます。便利ですね。ぶっちゃけブラシツールを使うのと手順そのものは大差無いのですが
ペンツールで作成したシェイプレイヤの修正は、アンカーポイントをズリっと動かすだけで
色面の境界が勝手に綺麗に仕上がるんで精度良く早く楽に修正が出来るようになります。
シェイプレイヤは単色ベタ面だけでなくテクスチャやレイヤ効果も適用できるので
下地のベースラインを編集してる段階でもかなりソレっぽい状態まで作り込んで作業できます。
(画像で修正してる●モールド部分の陰はレイヤ効果のドロップシャドウで自動的処理してあります)
シェイプを細かいディティールを描き込む際のマスクに転用すると、作業効率が更にググっとUPします。
2007年06月17日(日) 19:20:42 Modified by ID:rI/BvCWPyg
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Uploaded by ID:rI/BvCWPyg 2007年06月17日(日) 19:18:30
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Uploaded by mkin666 2007年04月01日(日) 00:04:17
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