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生命技術によりドラゴンが誕生した時代
研究者はドラゴンの生態を研究していた。

研究者はドラゴンの体を調べた。
ドラゴンは体が硬い鱗に覆われ爪や牙も強力で尾や角も強靭である。背中には飛膜で出来た伸縮性の翼を持っており、大きな顎を持っており噛む力もかなり強力である。嗅覚は犬より優れており、視力は鳥より優れて色覚もフルカラーで目が光るため暗闇の中でも見える。聴覚もコウモリより優れて触覚もかなり鋭く中に入ってるものを確認できるほどである。知能も高いが人間には劣る。味覚は渋さと甘さに鋭く、酸っぱさには鈍い。

ドラゴンは骨が頑強で鳥のように空洞になっていて軽い。関節も猫より優れて伸びやすく千切れにくい。筋肉もかなり繊細で伸縮性も発達している。神経も連動性が強く信号の伝達速度もかなり速い。呼吸は肺呼吸で他の動物よりも酸素を節約しながら呼吸することが出来る。また、生命力もゴキブリ並で再生力も異常に速く体も銃撃で出血せず切れにくいなどかなり頑強である。免疫力も結構強く寿命も動物としては長いほうであり平均70歳である。ドラゴンは空を飛ぶため翼を持っており不要な排泄物と水分を捨ててから飛び、前述のように骨は空洞であり優れた関節と筋肉も持っている、心臓や肺も空を飛ぶために発達しており鳥やコウモリよりも多くの赤血球を持っており、飛ぶ為に必要なエネルギーも他の動物より遥に豊富である。

実験室で調べたところドラゴンは時速350kmの速さで空を飛び。深い実験プールでもドラゴンは時速80kmの速さで泳いだ上にプールの最深部にまで潜れた。ドラゴンは上空3000m、時速350kmの速さで空を飛ぶことが出来、泳ぐ速度も時速80kmと速く酸素の節約呼吸に優れるため水中も最深1000mまで潜れることが分かった。検視を進めるとドラゴンは平均時速92kmで陸上を走れることも分かった。そしてドラゴンは炎を吐いた、ドラゴンが炎を吐くのは食道の中の燃焼物を効率よく燃やして炎を発生させから炎を口に送って吐き出すのである。炎は敵への攻撃や夜など暗い所を明るくするために使われる。肉食種は草食動物を捕食して骨まで舐め、水中にも潜って魚を捕食して骨まで食べ、草食種は草に限らず野菜、果物、穀物まで食べドラゴンは1日に食べ物を自分の体重の1/10も食べる。ドラゴンは自力で大量の代謝水を発生させることができるため、食べ物以外では外部から水分を摂取しない。ドラゴンは人間と違い汗を出さないため体温調整は全て呼吸で行う。

研究者はドラゴンの股間も調べた、ドラゴンの股間には総排出腔と呼ばれる器官があり、そこに排泄物、屁、雄の精子、雌の卵全てがこの器官から排出される、総排出腔の中を調べると尿管があり雄にはペニスが、雌には膣があった。交尾も調べると雄が普段は総排出腔に収納しているペニスを出して雌の総排出腔の中の膣に向けて交尾する。その後受精した雌のドラゴンは1度に2〜4個の卵を産み、卵の孵化期間は20日に上る。卵の殻は硬く、卵の大きさは平均12cmで。鶏のように無精卵を産むこともできる。

研究者がドラゴンの排泄も調べてみるとドラゴンは糞を排泄した。ドラゴンは肉食種は1日に体重の1/200、草食種は1日に体重の1/20の糞を排泄する。糞は食用に加え雄の糞は攻撃用に、雌の糞は肥料用に使われる。さらにドラゴンは尿を排泄して研究者が2匹のドラゴンが排泄した尿を調べるとそれぞれの尿から尿素で琥珀色になった尿とクリーム状の尿酸が含まれている尿であると確認した。尿は尿素排泄型と尿酸排泄型の併用方式である。ドラゴンはカメのように体内のオキシダーゼとオルニチンによって尿素排泄型と尿酸排泄型を切り替えることが出来る。尿管を通ると膀胱があり、腎臓から作られる尿をここに溜めておくことができる。卵の孵化中は尿を卵の外に出せないため尿を尿酸で排泄して卵のすみに捨て、飛行中も貴重な水分を損なわないように尿の排泄が少ない尿酸排泄型に切り替える。ドラゴンは空を飛ぶ前に体内の全部の糞と不要な水分を捨てるための大量の尿を排泄してから空を飛ぶ。

得意な自力での代謝水発生も合わせて尿の排泄量を調整することができる。陸上活動では尿素排泄型で尿を排泄するため実験室では特定の場所で肉食種、草食種構わず尿をかけてマーキングを行った。つまりドラゴンは縄張りのために特定の場所で尿をかけてマーキングを行う習性がある。尿素排泄型の場合は尿が肥料や飲料に使われる。研究者が検視するとドラゴンは研究者達に大量の尿をかけた（尿素排泄型の尿）。ドラゴンは尿で攻撃する習性があり尿酸排泄型で鳥の糞のように上空から落として攻撃したり、尿素排泄型で自力で発生させた代謝水と尿素で膀胱に尿を溜めて尿の排泄量を増やして大量の尿を敵にかけて攻撃することが出来る。

研究者はこれで全てドラゴンの実験を終わらせ実験に使われたドラゴンは次第に動物園やペットショップに行ってしまいドラゴンの研究は完全に終わりドラゴンの生態が書かれた書籍が売られるようになっていた。

完