―3年間ずっとこの日のためにずっと修行をしてきた。
ここの土地のドラゴンは成竜になる前に試験というかある洞窟の場所に行かなければならない。
その場所で試験官に飛行能力、炎を吐く火力、声量などを見極められ、
その試験にパスしなければ一人前(一竜前?)のオスと認められないのだ。

「はぁ〜自信ないなぁ・・・」
ここにまさに今日誕生日を向かえ、試験の土地へ行こうとしている若いドラゴンが1頭いた。
彼の名前をエリスという。
「エル、頑張ってこいよー」
「噂だと死んだやつもいるらしいぜー」
仲間たちが励ましたり、おどかしたりする中、ブルーな気持ちでその洞窟の場所へ向かっていった。

わりと時間がかかったがやっとその場所が見える山の近くまでたどり着いた。
もう人間の住む村と目と鼻の先くらいの場所だった。
「はぁ・・・もう着いちゃうな・・・優しい試験官だといいんだけど・・・」
不安でいっぱいになりながらも試験場所の小高い山に滑空状態で着陸した。
「あ、あれ・・・?」
しかしそこには試験官と思われるドラゴンはおらず、自分よりもやや背の低い、人間の髪の長い女性が立っているだけだった。
しかも普通人間はドラゴンを見ると驚くか、逃げ出すかするが、この人間はエリスを見てもまったく無反応だった。
それどころかちょっと怒っているようにも見える。

「あ、あなたは・・・?」
「貴様は乳母車にでも乗ってきたのか!?どれだけ遅いんだ!このアホ!!」
その女性はいきなりドラゴンよりも大きい声でエリスをいきなり叱り飛ばした。
その剣幕にエリスは完全にびびってしまった。
「私が今回お前の試験官をするルーシーだ!お前の名前も聞いてやるから自己紹介をしろ!」
さらにその女性はまくしたてた。

どうやらエリスは大きな誤解をしていたらしく試験官はドラゴンではなく人間でしかも女性だったのだ。
エリスはルーシーの第一印象を大変美人な人間だと感じたが、それと同時にドラゴンより恐そうだとも感じた。
「は、はい!僕は今回試験を受けるエリスです!」
おもわずエリスも緊張して背筋を伸ばして即答した。
「エリスだと!?メスのドラゴンみたいな名前だな。まあいい、今日はお前の能力を見て一人前のオスかどうかしっかり見極めてやる!
もし3歳のガキにも劣るクズドラゴンだったらいますぐお前の翼をもいで町の市場で格安で叩き売ってやるからな!」
「はい!が、がんばります!」
どうやら試験で死んだ竜もいるという噂も本当かも・・・。
エリスはこの恐い試験官に先行きへの不安がどんどん募っていった。


「じゃあまずお前の飛行能力だ。ここからあの湖が見えるだろう。
あそこまで半刻で行って戻って来い」
たしかにルーシーの指差す方向には豆粒のように見える湖っぽいものがあった。
しかしあそこまで半刻(約1時間)で往復するにはそうとう早く飛ばなければならない。
「えっ、あのどう―――」
「はいじゃあ開始!」
エリスが言い終わる前にルーシーはいきなり開始の合図を出してしまった。
仕方なくエリスはルーシーの指差した遠くの湖に向けて羽を広げて向かった。
飛ぶ鳥を追い越し、雲をつきぬけひたすら翼を羽ばたき風に乗り湖にたどり着く。
「はぁっ・・・・はぁっ・・・つ、つか・・・れた・・・・」
さすがに若いとはいえ全速力でずっと飛び続けるのはいくらドラゴンでもとても大変だった。
「ゴクッ・・・ゴクッ・・・・はぁぁっ・・・!」
エリスは湖の水を2,3口飲み一息ついた。
長居はしていられない。何しろこのあとまたルーシーのいる場所まで帰らなければならないからだ。

そのあともエリスは汗だくになりながらルーシーの元に戻った。
試験がこんなにきついものだとはエリスはまったく予想もしなかった。
「遅い!とっくに半刻はたってるぞ。湖でマスでもかいていたのか!」
ルーシーは長い髪をかき上げながら、汗だくでぐったりしているエリスにあいかわらずの大声で罵声を浴びせた。
「ハッ・・・・ハッ・・・・ハッ・・・す、すいま・・・せ・・・ん・・・」
エリスは往復のせいで息も絶え絶えに答えるしかできなかった。
「次は火炎放射能力を見てやるから、すぐにその臭い息を整えろ!」
すでに涙目のエリスにルーシーは容赦なく指示をする。
「ル、ルーシー試験官・・・・少し・・・休ませ・・・て・・・くださ・・・い」
このまま火炎放射をすると貧血で倒れてしまうとおもったエリスは小休憩を申し出た。
「休憩だと!?仕方ない、私が寿命で死ぬ前には息を整えるんだぞ」
たしかにこの状態ではまともに吐けないと判断したルーシーはそれを許可する。

「はっ・・はっ・・ふぅー・・・」
ようやく心拍が落ち着いてきたエリスはようやくまともに呼吸ができるようになった。
「よし、やっとその小さい心臓が動き始めたようだな。次の試験に移るぞ」
「は、はい!」
エリスは息を整え、ルーシーの前に立った。
「次の火炎放射はあそこにある木まで炎を届かせれば合格だ。
お前のそのバカでかい口を開けて火を吐けばいいだけだから簡単だろ」
その木というのは今いる小高い山の対面にあるもう一つの山に生えている木で、
どう考えても簡単そうではなかったがエリスはやるしかなかった。

ゴオオォォォォォ!
エリスは思いっきり息を吸い込みありったけの炎を、対面の山にある木に向かって吐きかけた。
・・・がとてもその木にはとどかず3分の2ほどの距離で止まってしまった。
「ハァ・・・なんだその火炎放射は。スープでもさましているのか?」
「す、すいません・・・・」
エリスは情けなくなりシュンと下を向いてしまった。
「このままではお前は成竜にはなれんぞ。まったく・・・」
ルーシーはまた長い髪をかき上げながらため息をつく。
「ううっ・・・」
エリスは何も言い返せずどうすることもできなかった。
「よし、次で最後の試験だ。次で優秀な成績だったらお前を成竜として認めてやろう」
「はい!」
まだチャンスがあると知り、エリスはおもわず気合が入った。

「ではついてくるがいい」
そういうとルーシーは洞窟の中に入っていった。
「・・・?」
エリスは不思議に思いわけも分からずついていく。
「この辺で良いか」
「は、はあ・・・」
さらにわけが分からないエリスをよそに、なんとルーシーが着ていた物を脱ぎだした。
「え!あの!?試験官?」
おもわずエリスがあせる。
「ふふ、最後の試験はメスの扱い方だ。お前のイチモツが使い物になるか見極めてやろう」
先ほどの厳しいルーシーが妖しい雰囲気になる。
エリスはどうすればいいのかわからず、まごついてるとルーシーがついに全裸になった。
「さあ最終試験の開始だ。遠慮せずにかかってこい」
そういわれても仲間の竜たちと違いまだ経験のなかったエリスは何からすればいいのかさえ分からなかった。
「し、試験官・・・実は僕・・・こういうのは、初めてで・・・」
「なんだお前童貞なのか。仕方ない、私がまずはお膳立てをしてやろう」
そういうとルーシーはエリスのペニスを握り、先端を舌で軽く舐め始める。
「ああっ!ルーシー試験官そんな・・・」
「どうだ?気持ちいいだろう。あと「試験官」はやめてルーシーと呼ぶがよい。ふふ・・・」
ルーシーも今まで試験官を続けてきたが、だいたいの竜が飛行能力、火炎放射能力をパスしてこの試験までたどり着く竜のほうが圧倒的に少なかった。
その上童貞のドラゴンは久しぶりだったせいか、テンションがあがってきて
本当の恋人とするようなセックスをし始めていた。

「ふふっ良いであろう。そろそろ本気でいくぞ」
ルーシーはエリスのペニスにさらに激しくしゃぶりつく。
彼女の本気の責めに未経験だったエリスは腰が抜けそうなほど快楽に溺れていた。
「試験か・・・ルーシーさん・・・はげし・・・」
「どうだ。いいだろう。そろそろ私もよくしてくれ・・・」
ルーシーはエリスの上半身に手を添え仰向けにさせると体の向きを変え、エリスの顔に自分の秘所を持っていく。
俗に言う69の体勢を取るとルーシーはその状態で腰を下ろす。
「あふっ・・・(こ、これが人間の女性の・・・)」
自分の顔にルーシーの股間を押し付けられ、エリスは初めて見る女性器に戸惑いと興奮を覚えながら恐る恐る舌を伸ばしていく。
「ああっ!エリス!なかなかうまいぞ・・・!」
ルーシーも興奮が高まっていき息が荒くなっていく。

エリスはその様子にさらに舌の動きを激しくし、ルーシーの愛液で顔をベトベトにしていく。
「ふふふエリス、いよいよ本当の女を味あわせてやる」
うっとりした顔のエリスをよそにルーシーは69の状態からマウントポジションになる。
「いくぞ!」
そういうとルーシーはエリスのペニスを自分の秘所に照準を合わせ一気に腰を落とす。
瞬間エリスにものすごい刺激と快感がペニスから伝わる。
「あああっ!ルーシーさん!」
エリスはギュッと目をつぶってイクのを耐えていた。
「どうだっ!気持ちいいかっ!わ、私も・・・最高だ!」
ルーシーは長い髪を振り乱しエリスの腹に腰を打ちつける。
2人は試験官と生徒ではなく完全にオスとメスになっていた。
「はあっ!ルーシーさんもうイきます!」
「わ、私も・・・イクぞっ・・・!」
その瞬間エリスのペニスが膨張したかと思うと大量の精をルーシーの子宮に放った。
ビュッ・・ドクッ・・・ドクッドクッ・・・
「くぅぅっ・・・!あぁぁ・・・ぁ・・熱・・・・い・・・」
ルーシーは自分もイクと同時に予想以上の量の精液を中に出され、
目を見開きその衝撃に耐えた。

2人ともにその余韻を味わったあと、ルーシーがゆっくりと腰を浮かせてエリスのペニスを抜き、ようやく口を開く。
「バカ、思いっきり中出ししおって・・・」
「あ・・・・ご、ごめんなさい!」
いまさらになって自分が何をしたのか確認をしエリスが必死に謝る。

「エリス・・・お前の最終試験の結果だが・・・」
そんな謝り続けるエリスを無視してルーシーが静かに話し出す。
「は・・・はい・・・」
それを緊張した面持ちでエリスが聞く。
「まだまだ女の扱いが荒い!不合格!」
緊張したエリスにルーシーが不合格を言い渡す。
「ええっ!そ、そんな・・・」

がっくりするエリスにルーシーが声をかける。
「・・・・だが、いいものを持ってる上に素質もあるようだ」
「?」
不合格といわれたエリスが不思議そうな顔でルーシーを見る。
「よって私が直々にお前を補習してやろう!」
「・・・え?」
何を言われたのかよくわからないといった表情でエリスが聞き返す。
「だから!このドラゴンに精通した私がお前を一人前のドラゴンにしてやるというのだ!」
それはつまり成竜になれないか、ルーシーとともに成竜を目指すかの2択ということだった。
「それに・・・お前とは体の相性がいいようだ。また女を教えてやろう」
「は、はい、おねがいします」
エリスはつい先ほどの快楽に負けてつい言ってしまった。
この返事にエリスはこの先、何度も後悔することになるのだがそれはまたの機会に。

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