タグ検索で近親相姦10件見つかりました。

思いがけぬ再会

ガシャアァン・・・ 重々しい鉄格子の閉じる音で、俺はそれまで何処か希薄だった意識が唐突に現実に引き戻されたことに気付いていた。 「こ、ここは・・・?」 壁の松明がほんのりと周囲を照らし出す、薄暗い城の地下牢。 それは分かるのだが、俺は果たしてこんな独房に繋がれる程の大罪を犯したのだろうか・・・? ふとした出来心から鍵の開いていた他人の家に盗みに入ってしまったのは確かなのだが、このマレーナ国では少なくとも数年前まで人を殺したり放火をしたりというような重罪でない限りこんな重罰は受けなかったはずなのだ。 それに…

https://seesaawiki.jp/w/moedra/d/%bb%d7%a4%a4%a4%a... - 2019年01月22日更新

静寂の夜に

風も波もない穏やかな海の底に佇む、小さな海中洞窟。 「ふぅ・・・」 その最奥にある薄暗い住み処の中で、1匹の大きな海竜が落胆気味に小さな溜息をついていた。 透き通った紫色と純白の2色に塗り分けられた体をまるで大蛇のように艶かしくくねらせながら真っ赤な長髪を靡かせるその海竜は、仲間達の間でナギと呼ばれている。 長年この暗い洞窟の中で勇猛な雄龍の出現を待ち続け、そしてついに数年前、ようやく深い山間の洞窟から移住してきた雄龍と結ばれて可愛い2匹の子を授かったあの海竜である。 だが常に勝気で夫であるアンクルにすら…

https://seesaawiki.jp/w/moedra/d/%c0%c5%bc%e4%a4%c... - 2008年08月12日更新

無題3

小高い岩山の頂上付近に洞窟があった。 高い場所にある洞窟は猛獣や敵意を持った竜に襲われにくいという 利点もあり、多くは竜が住み着いていた。 この場所も例外なく竜がすんでいた。しかも2頭。 この2頭はオス、メスで仲が良いことで周りに住んでいる竜に知られていたが、夫婦ではなかった。 「はぁ〜・・・まずいなぁ・・・」 そのオスが住処の山のすぐ真下で独り言をいいながら困り顔で白い体を揺らしながら うろうろしていた。 彼の名前はリラン。住処で待つメスの元へ食べ物を持って帰る最中だった。 手には小動物が2〜3頭と果…

https://seesaawiki.jp/w/moedra/d/%cc%b5%c2%ea3... - 2008年08月11日更新

小さなお目付役

に思ったけど・・・これって冷静に考えたら近親相姦だよな・・・? 「あ、ああ・・・まあ、それは構わないけど・・・母さんは一体何を考えてるんだ?」 「何でも、私の夫にしたい雄竜がいるそうなの。まだ、姿は見たことないんだけどね」 雄竜ということは、地下牢に捕らえられているあの黒竜のことだろうか? 元は妻への生け贄として供されそうになったからとは言え、かつて妻や俺を殺そうとしたあの残酷で獰猛な雄竜にまだ幼い自分の娘を嫁がせるなど少なくとも人間の感覚では到底理解できる行為ではない。 だが雌が強い雄を求める野生の世…

https://seesaawiki.jp/w/moedra/d/%be%ae%a4%b5%a4%c... - 2013年11月03日更新

闇夜を照らす紅蓮

「姉さん、もう起きてる?」 まだ外が薄暗い午前4時・・・俺は姉の寝室から漏れていた明かりを見て扉越しにそう呼び掛けると、すぐに返って来た心配そうな姉の声に小さな溜息を漏らしていた。 「ええ・・・余り眠れなくて・・・ずっと起きてたわ」 無理も無い・・・家で独り弟の帰りを待つ姉にしてみれば、出立の朝は不安で眠れないのも当然だろう。 だが、これも生活の為なのだ。 幼い頃に両親を病気で亡くして以来、たった3歳しか年の違わない姉は女手1つで俺を育て上げてくれた。 学問を修めるだけのお金の余裕が無かったせいもあって俺…

https://seesaawiki.jp/w/moedra/d/%b0%c7%cc%eb%a4%f... - 2014年05月08日更新

秘密のほらあな

いから…」 「フェン……」 もちろん、近親相姦はよくないこと、というのは分かっていた。 しかし、エルシィにしてみても、夫と交わした最後の性行為以来、 全くオスを抱いていないのも事実。 そして、気づいてしまった。 自らの秘所が、ぐっしょりと濡れそぼってしまっていることに。 …意を決したエルシィであった。 「フェン…メスの大事なところ、見せてあげるわ…」 「え…いいの…?」 「私がすべていけないのよ…あんなことを教えてしまったから。  だけどね、覚えておいて。本当は家族と交わるのはよくないことなの」 「…

https://seesaawiki.jp/w/moedra/d/%c8%eb%cc%a9%a4%c... - 2013年01月10日更新

再びその赤鱗に抱かれて

ふと気が付くと、俺は目の前に置かれている不思議な白い球体をじっと見つめていた。 慣れない手付きで細い木の枝や枯れ葉を積み上げて作ったその暖かい温床の上で息衝く卵の傍には、パチパチという枯れ枝の爆ぜる音を立てながら小さな焚き火が燃えている。 あれから5日・・・彼女の遺したこの大きな卵の中で、確かな命の脈動が力強く鳴り響いていた。 もうそろそろ、待ちに待った瞬間が訪れるのに違いない。 そして内側から何かに押されたかのように突然卵がコロンと温床から転げ落ちると、パキッという小さな音とともにザラザラとしたその殻に…

https://seesaawiki.jp/w/moedra/d/%ba%c6%a4%d3%a4%b... - 2009年04月18日更新

もう1つの紫翠

サファイアのように紺碧に透き通る海水に囲まれた、大陸棚の底に佇む海中洞窟。 長きにわたる孤独な歳月の末に結ばれた雄の老龍と雌の海竜はついに深さ500mの深海底で命懸けの交尾を済ませ、今日正に彼らの待ち望んだ産卵の日を迎えていた。 これは、そんな風変わりな夫婦の下に生を受けた姉弟の体験の1つである・・・ 幻想的な光景に包まれた深海での交尾から3日後、妻は住み処の洞窟の中で全身を襲う喜ばしい苦痛に身悶えていた。 「大丈夫か・・・ナギ・・・?」 「あ・・・ああ・・・こ、この程度・・・ああんっ・・・!」 大きく…

https://seesaawiki.jp/w/moedra/d/%a4%e2%a4%a61%a4%... - 2008年08月12日更新

ふたドラ

いつからだろうか。 その洞窟には1頭の母ドラゴンと2頭のオスの仔ドラゴンが住んでいた。 彼らの縄張りの周りには他のドラゴンがいなかったせいか 3頭寄り添うような形で暮らしていた。 これを聞けば普通のドラゴンの生活と思われるだろうが ちょっと変わった関係だったのだ・・・。 兄「今日はちょっと遠くまで飛んだな」 弟「このへんもエサが少なくなってきたしね・・・」 エサ狩りから帰ってきて、洞窟に戻ってきた双子のウィン(兄)とヴィック(弟)はエサを 片手にしゃべっていた。 「ん?母さんいないの?」 母から「お…

https://seesaawiki.jp/w/moedra/d/%a4%d5%a4%bf%a5%c... - 2008年08月11日更新

無題{改}

竜が集う湖なんですよ・・・。 もしかして近親相姦ってこと・・・?」 予期せぬ言葉に母子同時にまぬけな表情、まぬけな声で答えた。  考えても見なかった言葉にエミネスとヴァインは少し間が開いたあと に2人とも同時に顔が赤くなった。 「そ、そ、そんなわけないじゃない!たまたま息子と来た湖が そんな場所だなんて知らなかっただけよ!ほら、ヴァインからも言いなさい!」 エミネスが初対面の♀竜に誤解を解こうと必死に説明をし、息子にも助け舟を求める。 「うん。そんな場所だなんてほんとに知らないで来たんだよ。 僕も母さん…

https://seesaawiki.jp/w/moedra/d/%cc%b5%c2%ea%7b%b... - 2008年08月10日更新

どなたでも編集できます