城弾シアターウィキ - 及川七瀬
 おいかわ ななせ




イラスト・参太郎さん
http://graphicker.jp/flowers/


 本編のヒロイン。

 赤星瑞樹(みずき)とは家が隣同士で、生まれた時期も近いためまさに生まれたときからの幼なじみ。

 幼児期は太っていた上に元気があり、男の子に間違えられることもしばしば。

 小学生時代も太っていてこれが悩みの種となる。

 父が単身赴任。母が看護士で不在がち。その上二人の弟がいることから家事は自然と上達して行った。

 みずきには変身体質のきっかけとなった肺炎。
 それを引き起こした遠因の「蹴飛ばし」をしたため負い目があり、女子校への進学予定を変更して同じ学校に。
 ふたりだけで秘密を守るつもりが仲間が増え。

 坂本との密会現場を目撃したみずきが現実逃避で心まで女性化。
 そのためみずきを完全に女にしてしまった負い目を背負い、一時は死ぬまで面倒を見るとまで。
 だがその後でみずきは正気になったためこれはうやむやに。
 もっとも後で瑞樹と結婚してしまったので、この言葉を実践したようなものである。

 いつでも一番気になるのは瑞樹のことである。

 大学を出てから社会を知るためにOLとなる。
 母同様の看護士も考えたが「ダンシングクイーン」で片っ端から治してしまい、収拾がつかなくなると思い断念。
 また母が大変だったのを見ていたのもその理由。

 25歳の十月一日。瑞樹と結婚。赤星七瀬となる。
 本来なら二次会に当たる「第二次披露宴」ではみずきがウエディングドレスなため、釣り合いを取るのと、異性としての生活を余儀なくされていた瑞樹の心情を理解すべく自分はタキシード姿に。

 結婚と同時に退職。瑞樹と二人で喫茶店の経営に。

 後に二人の子供を出産。よき母であり妻になった。

 初登場は第一話「アイドルは新入生」Part1
人物・裏話

 自己代名詞は「私」

 誕生日は8/1.
 しし座と言うよりそれと共通するタロットカードの「力」をイメージ。
 当初は「凶暴なヒロイン」とされていたため。

 髪の色は天然の栗色。
 一年のときはセミロングの2パターン。
 二年になってからはロング。
 二年の二学期からは黒く染めていたが、三年で受験の追い込みで手間の掛からない元の髪型に戻した。

 イメージカラーは緑。優しい色が彼女のやさしい性格に合うと判断してである。
 ちなみにこれを絵師の参太郎さんに伝えてあるので、七瀬が描かれる時には着衣の何かしらが緑色をしていたりする。

 父は商社マン。母も看護士で不在勝ち。
 そのため自然と長女の彼女が母親代わりとなり、家事万能になって行った。
 元々の性格もお節介なところがある。

 当初は凶暴なヒロインになるはずで、そのために技も用意されていた。
 だがそのポジションはあっという間に真理に持っていかれて、いつしか心配性の姉的立場に。

 悩みはスタイルの悪さ。
 これはヒロインだけに女性読者に共感してもらおうと思ってつけた設定。
 実際は思い込みで、成長期であることを考えるとそんなに悪くない。

 大柄に設定したつもりだが164センチはさほどでもないらしい。
 これにくわえてメイクが好きじゃないと言うのは、小柄な上にしばしばメイクするみずきの方が女っぽく見える効果を狙って。
 作中では肌が弱いからと。そのため寝る前のケアは人一倍。

 メイクが苦手なため大学時代もほとんどノーメイクだったが、さすがに社会人になってからは身だしなみ程度にはするようになった。
 結婚退職後も瑞樹と喫茶店を経営するためメイクは習慣づいた。
 だがマニキュアはあまりしない。たまに爪の保護目的でする程度。

 穴を開けるという行為に抵抗がありピアス穴はない。
 もともとイヤリング自体わずらわしくて好きではないが、少しながら持ってはいる。

 お尻の大きさを気にしてパンツルックは絶対といっていいほどしない。
 クローゼットにはあるにはあるがパンツルックを見たものはほとんどいない。
 しかし唯一彼女だけが本編でパンツルックを披露している。
#26「花嫁は姫子」Part2より)

 ジャンパースカートを愛用と言うのは作者の好みと(笑)女性的な印象から。
 後付では体形をごまかすためと作中では。

 実はかなりの可愛い物好き。
 特に服はフリルやレースのついたものを好むが「大柄な」自分が着ると「余計に」大きく見えるからと断念。

 モデルは乱馬の許婚。天道あかね。
 しかし泳げないと言う以外はまるで違ってしまった。
 特に料理に関しては劇中では一番の名手。これも料理ベタのあかねの逆にしたため。
 ラブコメのヒロインは物凄い料理上手か、とんでもない料理べたと言うのを見かけるのでそこからも。
 料理上手と言う関係でどちらかと言うと「コータローまかり通る」の渡瀬麻由美の方が近い。

 胸が大きめなのは母性の象徴として。
 第43話のラストで一気にEカップになっていたが、本人はCで充分と思っていた。

 セミロングと言うのは特に理由はない。
 作中では家事の邪魔になるのと、くせっ毛の為あまり長いと大きく広がりすぎると言う理由。

 栗色の髪は天然。頭髪検査ではよく引っかかっていた。
 真面目な性格のため一度で理解されるが。

 本人は太目と悩んでいる設定のためやや動きが重いと。
 そのため体育はあまり得意ではない設定。

 ネーミングの由来はシンガーの相川七瀬。
 だから技の名前は音楽用語から。
 またその関係で得意教科が音楽と言う設定も。

 好き嫌いはないがスタイルを気にしているためカロリーの高いものは避ける傾向がある。
 しかしかなりの甘い物好きで、お構いなしにケーキなどを食べる綾那を羨ましそうに見ることも。

 カップリング人気投票では「七瀬・みずき」と彼女の方を男役にしたケースに7票も。
 みずきを女役にした場合の相手役として「みずきにお似合いなのは七瀬」と言うことだろうか?
 実際に一度舞台で七瀬がロミオでみずきがジュリエットだったが。

 没案ではゴーストフェイスキラーの新しい能力。「爆破」で瑞樹がばらばらになり、それを涙ながらに治すものの代償としてダンシングクィーンが消滅と言うのもありました。
 結局、斑が「爆破能力」を持つと洒落にならないので(笑)それ自体がなくなりダンシングクィーンも健在に。
必殺技

 上記の通り「凶暴なヒロイン」としての設定だったため平手打ちや踏み付けなどを必殺技にしている。
 技のネーミングは音楽用語から。
イメージCV

 開始した頃は浅田葉子さん。
 2006年時点では浅田さんがアクティブな行動をしてないために別の人に。
 佐藤利奈さんの優しい声がいいかなと思っている。

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